これを書いている現在、すでに5月なんですが…。
1月、娘の「二十歳を祝う会」(旧成人式)が開催されました。
中学校時代が不登校で、高校も県立の通信制高校4年間通ったものの、成人式は出席するのかな?と、私もずっと気を揉んでいました。
出席する、しないにしても、娘の意思を尊重しよう。
ただ、二十歳は一生に1回だからなあ…。
うーん、どうだろう?
せめて、着物は着せようかなあ……
いろいろ思い悩んでも、時間はそれなりに流れていくものなので、美容師の友人の勧めもあり、一旦着付けとヘアセットの予約は、友人に予約することにしました。
肝心の娘は、日々学校生活とバイトで忙しくしていましたが、成人式は出席する!と😀
新しい着物を新調することも、レンタルで今風のデザインの着物を着せることもなく(いずれも高額)、私が30年以上前に着た振り袖を着せることにしました。
諸々の準備もアドバイスを受け、なんとか当日までに形になり、早朝から着付けとヘアセット、写真撮影、ついでの初詣、式典、実家に義実家にと、1日中大移動😅
朝から忙しかったですが、たくさんの人からお祝いの言葉をいただき喜び多い1日でした。
特に嬉しかったのは、入院中の母にも、無事に振り袖姿を披露できたこと😀
年末に腕を骨折し、リハビリ入院だったので、本人はそこそこ元気なのですが、コロナ禍で病室への面会ができないのです。
主治医や看護師さんに相談し、なんとか面会を許可していただき、ガラス張りになっている病院1階の廊下から、ガラス越しに対面となりました。
母は、私が着た振り袖を着ている娘…孫を見て、感無量だったようです。
ガラス越しとはいえ、無事に振り袖姿を見せることができたのは、なによりでした。
亡くなった祖父と一緒に選んだ振り袖と帯、両親が準備し、その後大事に保管され、30年後には娘が袖を通した……
胸がいっぱいになった時間でした。
新成人、おめでとう😀
生きづらい世の中になってきていますが、いつの時でも、私はあなたの味方です。