晴れ、ときどき虹。

yaplog!から移行しました。

遠くなる80年代

2005-11-30 10:45:08 | 音楽話
元WHAM!のジョージ・マイケルが、長年つきあっていた「ボーイフレンド」と同性婚、というニュースを読んだ。
彼が同性愛者ということは以前から知っていたし、先日来日したQUEENも、ボーカルとしてポール・ロジャースじゃなくて、ジョージ・マイケルだったら・・と言った声があったのも知っている。
フレディ・マーキュリーと同じボイストレーナーだったということもあり、フレディの追悼コンサートでもジョージは参加していた。
実際、ジョージの歌声は、素晴らしかった!
性癖も同じような感じだし・・・フレディはバイだが。それは余談だけど。
それはともかく、驚くべきは、ジョージ・マイケルの最近の写真を見たことだ。
若くてかっこいい!、しかも爽やか!な、ジョージからは、だいぶかけ離れていた。
年齢も40代だし、年取ったなぁ・・という印象。
人のことは言えない。
私だって30代半ばだし。
WHAM!を聴いていた頃は、中学生だったしな~。
あれから20年経ってるよ。

そして、さらに驚いたのが、ちょっと前に逮捕されたボーイ・ジョージ。
CULTURE CLUBのボーイ・ジョージである。
美しかった彼は、それこそジョージ・マイケル以上に、当時の面影は無くなっていた!
太ったというより、ぶよぶよだもん。
剃ってるのか無くなっているのか、逮捕されたときの映像を見たら、スキンヘッドだった。
元々大柄だったのだが、ただの「でかいおじさん」になっていた。
あの美しかった姿はいずこ・・・。

いやいや、まだ上がいましたよ。
DEAD OR ALIVEのピート・バーンズ。
彼もボーイ・ジョージとは違う魅力を持った美しき男性だったのに・・・。
整形しすぎで、誰だかわからん。
辛うじて、ボーイ・ジョージは、あのスッと通った鼻筋で、太っていようがスキンヘッドだろうが、言われたら「ああ、ボーイだよ・・・。確かに・・・」といった具合だったのだが、ピートは・・・。
面影、まるでなし。
あんた誰?状態。

いや、なんというか、哀しい・・・・。
遠き日々を懐かしむ、35歳の初冬。

ちなみにピートやボーイ・ジョージの画像は、検索したら出てきますので、興味のある人は見てください。
びっくりするよ。



ウンチく話

2005-11-28 08:55:34 | 子供達の日常
娘3歳6ヶ月。
ようやく自分で「ウンチ」といえるようになった。
おしっこは3歳前から教えるようになり、トイレに座らせたら自分で用をたしていた。
1歳過ぎにトイレトレーニングを始め、2歳にはおむつも外れる子供も多い中、3歳前でやっとおしっこ・・という娘は、たしかに遅かったかもしれない。
おしっこが自分でできるから、そのうちウンチも教えるようになるだろう・・・と、3歳になた当初は考えていたのだが・・・。
最近まで毎日、私はウンチパンツを手洗いで洗濯する日々が続こうとは!
「おしっこ出る~」
ああ、じゃあトイレに行こうね。
しばらくすると、「ママー、うんこ出たー」。
がに股で歩いてるんだよな、これが。
本人も出た後は、やはりおしりが気持ち悪いので、すぐにパンツを替えて欲しいようで、気にしているようなのだが。
「さっきおしっこ行ったとき、ウンチがでそうなのはわからなかった?」
「わからんもん。だっておしっことうんこは、出るところが違うきー」
・・・確かに。
それにしても。毎日毎日、おしりを拭いてやり、新しいパンツに着替えさせ、汚れたパンツを石けんをつけて手洗いし、まとめて洗濯するのは、さすがに嫌になった。
娘本人は、あまり悪いと思ってないみたいで(当たり前だ)、イライラすることも多く、ひどいときはパンツを7枚ぐらい洗っていた。
そんなある日、とうとうキレてしまい、「もういい加減にしてよ!!なんでうんこが言えない!!」と、怒鳴ってしまった。
娘は大声で泣き出すが、こっちはそんな娘をかまうことなく、汚れたパンツを洗っていた。
夫が「なつみは、もっと遊んで欲しいし、かまってもらいたいんだから、うんこを教えないんじゃない?」と、悠長に言いやがった。
頭に血が上って湯気が出ている状態の私は「毎日毎日、私はパンツ洗って尻を拭いて!一度もうんこの後始末をしたことない人から、そんなこと言われたくないっ!!!」
「そうじゃなくても、未だに毎日オッパイを飲ませているし頻繁に抱っこしているのに、これ以上どうしろって言うんよ!!」
夫はさすがに何も言わなかった・・・。
そんな娘も、やっと「排泄のタイミング」を自分で計れるようになり、ようやくトイレでウンチをするようになり、パンツを洗うことも少なくなった。
たまに失敗しているが、それでもこれまでとは雲泥の差だ。
長かったが、ようやく光が見えてきた。



QUEEN+ポール・ロジャース(その7)

2005-11-06 11:36:56 | 音楽話
暗闇の中、沸き上がる拍手の中、ロジャーとブライアンが出てくる。
そこで演奏されたのは、日本ツアーのみで演奏されている「I WAS BORN TO LOVE YOU」。
なんと、アコースティックヴァージョンだ。
個人的には、これはQUEENのナンバーと言うよりはフレディのソロと言った方が、しっくりくる。
で、なぜか脳裏には「ノエビア化粧品」のCMがよぎる。

再び ポールが出てくる。
重々しいイントロの「THE SHOW MUST GO ON」。
この曲は、フレディが亡くなる半年ほど前に発売された「INNUENDO」に収録されているが、しばらくはフレディの絶唱としかとらえられず、QUEENを見ることは一生ないだろうと思っていた。
フレディはいなくても、ショウは続く・・・。

そして個人的に大好きな「ALL RIGHT NOW」。
何度も書いてしまうが、まさかこの曲も生で聴けるとは・・・である。
ポール・コゾフも亡くなってしまっているが、彼のフレーズをブライアンが愉しそうに演奏しているのも心に残った。
ポールは、さすがに自分の楽曲だと素晴らしいよ。
QUEENの曲がだめと言うわけではないので。

いよいよ終盤にさしかかる。
「WE WILL ROCK YOU」で会場一斉コーラス、おきまりの手拍子。
いよいよラストナンバー「WE ARE THE CHAMPIONS 」に。
もう終わってしまうのかと思うと、切ない。
ここも大合唱。
メンバー全員出てきて、頭を下げて挨拶。
ありがとう。本当にありがとう。
日本に来てくれてありがとう。
福岡に来てくれてありがとう。
ポール、歌ってくれてありがとう。
ロジャーとブライアン、素晴らしい時間をありがとう。
バックメンバーのみなさん、素晴らしい演奏をありがとう。
そして、この瞬間にありがとう。


QUEEN+ポール・ロジャース(その6)

2005-11-06 11:15:35 | 音楽話
「A KIND OF MAGIC 」のイントロが流れる。
ギュイーンの歪むブライアンのギターから、レザー光線が・・・なんてことはないが。
「I WANT IT ALL」が始まった。
重厚なコーラスから激しいドラムとギター、そしてポールの歌声。
ポールは、こういったアグレッシブなナンバーも合うね。
「A KIND OF MAGIC 」よりも、こっちの方が絶対にいい。
サビのブライアンとの掛け合いも、ほんとによかった。
QUEENの楽曲の中でも、この曲は非常に気に入っているので、嬉しくてたまらない。
このアルバムが出たとき、すでにQUEENはツアーをしなくなった。
いや、できなかったのだろう。
フレディ在籍のライブでは聴くことができなかったこのナンバーをはじめとした数曲は、まさしくこのツアーで蘇った感じがする。
流麗なピアノ。
バックスクリーンには、フレディが演奏している。
そう「BOHEMIAN RHAPSODY 」である。
途中まではずっとテープで、フレディをはじめ、メンバーの若い頃の映像や、数々のツアーの様子やPVが、めまぐるしく映し出される。
涙が出てきた。
終盤からポールが、まるでフレディからバトンタッチされたように歌い出す。
その様子は感動的だった。
それなのに白黒タイツのフレディを映像を見たときは、不覚にも吹き出してしまったが。
うん、このライブは、フレディのことをみんなで想い、歌っていこうという感じだった。
決してフレディのまねではなく、自分も楽しみながら歌っているポールも、私は嬉しかったし素晴らしかったと思う。

・・・一旦メンバーが下がる。