りあらの長い一日～大晦日編

大晦日。
とうとう２００６年もあと一日になってしまった。
うわーん！！
このままじゃ、年が越せないよぅ・・・と泣いちゃうよってな程に、部屋がきれいにならない。

昨晩（３０日）、夫を寝かせつけ（別に妄想をかき立てることはしていないが、夫はいかに自分ががんばって子守をしたか、延々と話していた）私が寝たのが３時になっていた。
起きたのが、８時半。
ブログをアップし、その間に洗濯。
洗濯物を干しながら、子供達と夫に朝食を食べさせる。
その後、換気扇のフィルターの交換とレンジフードの掃除。
階下の窓の網戸を洗い、子供達に窓ふきと新聞紙の片付けをさせる。
その後、草むしり。
この時点で、だいたい１時を過ぎている。
２時近くになり、子供達と夫に昼食を食べさせる。

私は、結局、残っていたパンやらで、軽く食事。

昼食後、いい天気だったので、そのまま私の車の洗車とワックス掛け。
同じような光景が、近所、あちこちで見られる。

そういえば、２年前の大晦日。
大雪が降って、洗車どころではなかったなぁ・・・。
しかも、息子が激しく嘔吐し、雪の中、懸命に運転して当直医の病院まで診察してもらった。
点滴も２本打ったっけ・・・。
あれから２週間ほど経って、冬休み最後の日に、今度はおたふく風邪を罹患し、成人の日で祝日だったため、またしても当直医の病院まで駆け込んだこともあった。
冬休み、一人だけ一週間長くしてから・・・。

いろんな事を思い出しながら、身体を動かし、車を磨く。
いやー、きれいになったよー！！
頑張った甲斐があった。

その間夫は・・・。
寝てました。

夕方から、本屋へ寄り、その後、夫の実家に。
年越しそばと同時に、あり合わせのおかずで夕食。

義父が、冷凍庫から「高級すき焼き肉」を見つけだし、
「明日の晩、これをすき焼きにして食べようや。今日の帰りに、お店によって、材料を買ったらいいよ」
子供達は、
「すき焼き！すき焼き！！」
めちゃくちゃ喜んでいた。
（そう、この時点では、落とし穴があるとは気がつかず・・・）

帰宅する途中、マックスバリューで、すき焼きの材料の買い出し。

帰宅したら１０時近くになっていた。
身体が動かないぐらいに、ヘトヘト。
風呂を沸かし、子供達を入浴させ、今度はがめ煮の仕込み。

「すき焼きか・・・。豚の角煮、用意しようと思って、準備していたんだがな」
とりあえず、材料はてんこ盛りなので、１０時半あたりから、がめ煮（筑前煮）、雑煮、豚の角煮、ポテトザラダの調理に取りかかる。

当然、量も多いし、下ごしらえが必要な材料が多いので、時間がかかる。
紅白歌合戦も見ないまま、ひたすら、ＱＵＥＥＮやらＹＥＳやらを聴きながら、台所に缶詰。
調理完了は、すでに年が明けて、深夜１時を回っていた。

ここからがまだあるのだ・・・。

本当にこの一日は長い。

早々に「筆王」の最新版を入手していた夫。
それなのに、いつまで経っても年賀状を作成する気配が無く、何度も「年賀状作らなくていいの？」と、言っていたにもかかわらず、結局、今年も「大晦日の夜」に、作る羽目になってしまった。

夫が言うには
「勝手に作っていいとね？？お前がおらんと、年賀状のデザインやら写真やら、決められんやろうが！！」
「パソコンも、独占しとったやん。オレが、しよう！！と思った時は！！」

あらら、私が悪いわけぇ？？

「私、今日は家にいたよ？？」
冷静に、このひとことのみ言う。

私が不在だったのは、２８日の昼と、３０日の夜だけだったし。
しかも２８日の昼間は、夫自身も、仕事で不在だったし。
自宅で私が掃除やらしているときは、パソコンでネットゲームしていたのは、夫自身でしょうが！！
「私がいない」とか「勝手に作ったら怒る」とかは、いいわけだろう？？
「年賀状作るから」と一言言ってくれれば、私は、ソッチを最優先したはずだ。

とにかく、すでに元日になっている深夜１時過ぎに、ようやく年賀状を印刷した。
私は、自分の友人の分の「宛名書き」と「一言」を、手書きで書いて終了。

夫の分？

知りません。

寝付いたのが、結局この日も深夜３時。

夫は５時まで年賀状を作っていたらしい。

この夫のＤＮＡは、しっかり息子が継承している・・・。

この話は、また、別の話（王様のレストラン風に）

そして、今度は、元日編だ！！

　　（１月２日追記）

忘年会’０６

今日、夕方から、高校時代の友人との、毎年恒例の忘年会。
場所は、嘉麻市（旧嘉穂町）の「立華」。

同じ高校時代の友人でも、先日の「大連」でのメンバーが女性ばっかりだったのに対し、こっちはほとんど男性メインだ。
主に、部活を通しての友人・・・と言った方がいいのだろうか？

メンバーは、たて、taga-mix 、Ｋ工房のおやっさん一家、こまいぬさん（彼は先輩）、ＹＯＮＡ！！と甥っ子と姪っ子、かじ。
このメンバーは、同じ高校（みんな男性）。
後輩に、ＫＩＮ親娘、だーりあ（共に女性）。
別の学校のメンバーでは、hide、ひでちゃん（彼は中学が同じ）、モリシー親子。
そして、たてやhideやこまいくさんの行きつけのお店の常連さん、ゆんさん（女性）。

今回は、子供が生まれてから、初めて一人で忘年会に参加した。

自分自身が置かれている状態が、すごくいやだったので、なんとしても今日は「現実逃避」がしたかったのだ。

上記でリンクを貼っている友人は、このブログを見ているメンバーが多いので「りあらは、大変やねー」と、声を掛けてもらった。
「今日、子供は？」
「旦那が、弟を呼んで（子守に）、焼き肉食べに行ったよ」
「よかったやん。今日、ゆっくりできそうやね」

さすが２０年来のつきあいである。
多くを語らずとも、よく私のことをわかっている。
同性もだが、異性の友人の存在は、とてもありがたい。

既婚者もいれば、独身もいる。
みんな、様々な職業に就き、頑張っている。
過去のことを織り交ぜながら、現在の状況を語り合う。

みんな、大人になったよなぁ・・・。

私はお酒を飲まない（飲めない？）が、大半がベロンベロンに酔っぱらっていた。
私も今回は子供がいないので、珍しくお開きまで参加した。

その中で言われたこと・・・。
「りあらのブログは、おもしろい！家族のこと、知っているからかもしれんけど。あんたの苦労がよく分かる」
「大事なかわいい友人を、嫁にやってるんだから、旦那はりあらを大事にして欲しい」とも。

なんかドキッとしたが・・・。
みんな酔っていたから、こんなこと言ったんだろうけど・・・。
私はシラフだったんで、気恥ずかしいやら、うれしいやら、でも、ありがとう！！ってな気持ちでいっぱいだった。

帰宅したら、深夜１時半を過ぎていた。
子供達は寝ていたが、夫は起きて待っていた。
「寂しかった」らしい・・・。

もう、子供が３人いると思って、生きていった方がいいのかな？？


みんな、ありがとう！

　（１２月３１日　追記）

年末の買い出し

早朝５時半に目が覚める。
夫がＴＶをつけっぱなしにして、そのまま寝ていたみたいだ。
寒いので、７時ぐらいまでそのまま寝ておこうか・・・と思ったのだが、すっかり目が覚めてしまい、起きることにした。

午前中、洗濯物を干したり等をした後、義妹一家と一緒に買い物。
今日は３０日。
ご存じ、ジャスコの「お客様感謝デー」である。
駐車場が混む前にと、１０時過ぎに出かける。

私は、子供達の下着と靴下を買う。
義妹は、姪の服を買っていた。

その後、食料品売り場に。
１１時過ぎぐらいだったのだが、大混雑！！
「レジ○○台、（何台か忘れたが、１０数台）フル稼働しています」
珍しいアナウンス。

年越しそばと、がめ煮、雑煮、おせち（伊達巻きやかまぼこ、黒豆など）数の子などを購入しようと、売り場を回るが・・・。

あの・・・君たち、邪魔。

夫と子供達が、あの混雑の中、ついてくる！！
だからイヤなんだよな。
買い物に、家族で出かけるのは。
ちなみに義妹一家は、エレベーター横の休憩所で、待っていた。

「オレ、こいつら連れて、お菓子の所にいるから」
殺気だった私の様子を感じたのか、夫は子供達とお菓子売り場に移動していた。

白菜やら椎茸やら、ごぼう、大根、里芋、三つ葉、鶏肉、豚肉などなど。
一つのかごに入りきれない。

夫と子供達と合流。
レジで支払いの段階になって、ビックリした。

「なんなんよ？？このハイチュウと、ビッグカツと、コーラと、ポテトチップスは！！」

だからイヤなんだよな。
家族と、買い物に出かけるには。
余計な物を買わされてしまった・・・。

義妹一家と合流して、テナントに入っている「お好み焼き」のお店に入り、昼食を食べる。

その後、帰宅。

もう、疲れてしまった・・・。
ある程度、年末年始の予定が立っているのなら、生協で買ってしまえ！と思うのだが、なかなか予定が立てられないから、買い出ししないといけない。
一人で行くならまだしも、家族で行くのは大変である。

帰宅した後、洗濯物の片付けとアイロンがけ。
鏡餅と、破魔弓と羽子板を飾る。

子供達は、二人で遊んでいたが・・・・。

夫、寝てました。

コドモの気持ちとオトナの嘘

クリスマス前、子供達を連れて実家に行ったときのこと。
弟も実家に来ていた。
今、両親が住んでいる家は、昨年の夏に新築したので、私の実家というよりも「両親の自宅」といった方が正しい。
弟は、元々の実家に一人暮らしをしており、実家と両親の自宅はほど近い。

弟と娘が、ＭＲ．マックスの広告を見ていた。
クリスマス前と言うことで、たくさんのオモチャの売り出しが案内されていた。

「お兄ちゃん（弟のこと）、なっちゃんね、これが欲しい」
娘は、広告に出ている「アンパンマン」のオモチャの写真を指さした。
それを見た弟は
「そうか、なっちゃんは、これが欲しいのか」
「うん。お兄ちゃん、なっちゃんこれが欲しい」
「そうか、そうか。じゃぁ、お兄ちゃんが、この写真を切り取ってやろう！！」
弟ははさみを出して、「アンパンマン」のオモチャの写真を切り取った。
「はい！なっちゃん、よかったねー！！これが欲しかったんやろ？？」
切り取られた広告を渡された娘は、目が点になっていた。
そして・・・。
しばらくして、泣き出してしまった。

・・・まったく・・・。
我が弟ながら、ろくなことしないな。
でも、娘には悪いが、相当ウケてしまった。

それ以来、娘は・・。
「なっちゃんね。お誕生日に自転車が欲しい。でもね、チョキチョキしたのは渡さんでね」

すっかりトラウマになっちゃって・・・。



この前、夫の実家に行ったときのことだ。
義妹と息子が年齢の話をしていた。
義妹は私よりも年が上なのだが、子供も小さいせいか、若く見える。

義妹が
「オンナはね、年齢じゃなくて見た目よ！」
と、息子に言っていた。
すると息子は・・・。
「いや、見た目じゃわからん。味見せな」

周囲にいた私と夫は、「！！！！」

「あっ味見～！！なんちゅうことを！！（笑）」

もちろん、息子はそんなつもりはない。
というか、それがどういう意味なのかは分かっていない。
そういう風にとらえる私達は・・・。
そうさ、汚れたオトナさ・・・。

息子の言う「味見」とは・・・。
「だって、見た目じゃ料理は味がわからんやん。食べてみらんと」
ということらしい。
「ああ、料理ね・・・。年齢の話をしていたのに、いつの間に、息子の頭の中で、料理にすり替わったんだ？？」

確かに、料理も見た目が大切だが、それよりも味の方が大事だ。

まぁ、味見しておいしければいいんだけどね。
料理も・・・。

私は・・・、味見されるだけでは、イヤだな。
ちゃんとゆっくり味わってもらって「おいしい！」って、言ってもらいたいな。
・・・料理のことね。

主婦は忙しい

タイトル、ズバリです。
特に、年末年始は尋常ではないと思う。
それでも、私はまだマシなほう。
自宅で来客を迎える立場にないからね、今のところ。
だいたい、大晦日と元日は夫の実家、１月２日は私の実家で過ごすことが多い。
それも半日程度なので、近場故「お泊まり」はしない。

でも、自宅の掃除からは、逃れられることはなく、年賀状を書くこと、それも自筆のコメントも夫の分まで書いてやる。
正月が終わっても、冬休みが終わらないので、やっぱり忙しい。

今度のお正月は、ちょっと違う。
元日早々に、お呼ばれがある。
今から頭が痛い。
子供達は、きちんと行儀良くできるのだろうか？
夫と私は、どんな格好をしていけばいいのか？などなど。
「めでたいこと」とはいえ、ちょっと気が重い。

今日は、遅々として進まない掃除に時間を費やす。
もう、大・中・小すらつけるのもダメダメな状態。

２階の窓を拭いて、棚やらエアコンやらのほこりを取り、ＴＶの裏をハンディモップで拭き取り、新聞紙をまとめる。

その間、夫は・・・、

寝てました。

昨晩、忘年会に出かける前に、録画していたＴＶを見ながら・・・。
そう言えば、昨晩・・というか日付が変わってから帰宅し、私の顔を見るなり・・・
「おなか空いた～。焼きそば作って」

あんたさー、栄養指導を受けたのは、月曜日だよ？？

「ごめんね。焼きそば作って。なんか出された食事の量が少なかった」
「あんたさー、ごめんねって、私に言わないで自分の身体に言いなさいよ」
（おおー！！我ながら名言じゃないか！！）
結局作りましたよ。
さー、どうなっても知りません。

話がそれた。

ともかく、夫は「片付ける！」と言いながら、結局はＴＶをつけっぱなしで、邪魔になるのにリビングでドテーンと寝ていたので、私のイライラ度はかなりピーク。
それなのに、夫は、何故か機嫌が悪かった。
そのとばっちりを受けた息子、布団に籠もり半泣き。
「どうしたん？」
「だって、パパ、なんもせんでダラダラしとるのに、いばっとるもん」

子供って、よく見ているよな～。

こうして、今年も例年通り、私一人で掃除してお正月が来るのであった。