12月25日は結婚記念日。
「クリスマスの日に結婚しよう!」とかではなく、たまたまこの日が「大安」で式場も空いていたからである。
深い意味はない。
でも、絶対に忘れない日ということにはなるかな?
そんなこんなで、今年で25年、つまり「銀婚式」を迎える羽目になってしまった。
「ねぇねぇ。銀婚式、何食べさせてくれるの?なにかあるの?」
とまぁ、夫は「自分がしてもらうこと」を前提に数日前からうるさかったのだが、私はこの日も普通に仕事だし「自分がしてもらうこと」を当たり前としている夫に対しては、内心腹も立っていたので、通常運転で。
夕食は「チキン南蛮」。
以前、夫が「おいしくない」と散々文句をつけ、挙句寝る前に「今日の夕食、美味しくなかった人ー!」とまで、子どもに決を採っていたメニューである。
当の本人は、そんなことはすっかり忘れているのだが、一度された「嫌なこと」は決して忘れない。
遡ってブログ書くぐらいの記憶力を持ち合わせている私ゆえ、敵に回すと怖いのに、まったくそんなことを思っていないくらいに能天気な夫である。
「チキン南蛮」参照。
この記事自体、2006年のものなので、娘は当時4歳だったのね。
以降、あまりチキン南蛮は作っていないが、ここ数カ月はよく作る。
さすがに「おいしい!おいしい!」というのだが、私は絶対に忘れないからな!
それを銀婚式当日のメニューにするのか?ということもあるが、これはたまたま。
私自身がチキン南蛮を食べたかっただけというのが本心。
そして「ケーキ!ケーキ!」とうるさいので、急場しのぎで「スコップケーキ」にした。
生クリームは事前に購入していたので、ケーキを焼こうかな・・・と漠然とは考えていたが、オーブンレンジも25年を迎え、ここにきて調子がよろしくない。
スポンジとフルーツ缶を購入。
深めのお皿にスポンジと生クリームとフルーツを重ねてトッピングしていくだけというケーキである。
深めのお皿というのがポイントで、これは「切り分ける」というより、スコップの通り「掘っていく」という方がいいのかな?
分けてお皿に盛ると、こんな感じ。
「25年、よく我慢したね。これからも捨てないですね」と夫はのうのうと言っていた。
・・・どうやら私にコマがあるらしい。
過去のブログやらfacebookの投稿やら読み返すと、相当に私にひどいことをしているんだよね。
娘に至っては「お父さんが私の旦那さんとかだったら、耐えきれん。よく浮気もせんでここまできたね」と感心された。
いやいや、それってすごいエネルギーがいるし、なにより相手がいることだろうし。
そしてゆっくりと、クリスマスの夜は終わる。
記1月5日
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