貧乏父さん奮戦記

早く「金持ち父さん」へ改名したいのですが・・・。

ボイスメッセージ。

2011年06月16日 | 日記・エッセイ・コラム

休みの日でも容赦なくアラーム?が鳴り響く。

「起きろ!起きろ、起きろ!!・・・・・」

長男が次男と作ったケータイのボイスメッセージだ。

とにかくうるさい。2分後には「これが2回目の警告で~す。起きろ!!起きろ起きろ!!・・・・」と2人で騒ぎ立てる。

何故毎日5時にセットしているのか分からない。当人達が起きなくて、関係ない人が目を覚ます始末。早番の私の為にしてくれているのは大歓迎だが、休みの時ぐらいゆっくりと寝かせてほしい。ちなみにオフの時は自分のアラームは切っている。

「なにやってんだ!起きろ!!・・・・」とわめきだす。これが何分間隔で続くにのは参ってしまうが、長男と次男にはまったく効き目がないらしい。止める気配がまったくない、そればかりかお父さんの為にやっているんだよ~と言わんばかりだ。最後まで聞くのも癪なので、渋々ベットから這い出す。1人で起きるのも嫌なので妻も道ずれにする。

「貴重な睡眠を邪魔しないで!」と朝から機嫌が悪い。自分のアラームが鳴るまで眠っていたいらしい。そりゃ当然だ。

私がゴソゴソ物音を立てているのもだから、「もおっっ~。起きてアイロンかける」と憮然としてベットを飛び出す。

そりゃどうも失礼しましたと、心の中で舌を出しパソコンを立ち上げる。

やるべきことはたくさんあるけれど、朝からロト6の予想に励む事にしよう。その前にと、階段を降りて顔を洗う。神棚の水を取り替え、手を合わせて拝む。次は仏様の水とご飯だ。今朝はもう線香が立ててあったので、たぶん母がやってくれたのだろう。最後は床の間にもご挨拶。やかんに水を汲んでお湯を沸かす。我が家は節電の為、湯沸し機能付きのポットを使わなくなった。お湯が沸くまで新聞に目を通す。

「ぴっっっっ~・・・・・」 汽笛がなるとガスを止め、ポットに入れる。

次は朝茶を入れ仏壇に供える。コーヒーカップにお茶を注ぎ、妻の分も湯呑みにも入れる。朝茶を楽しみながら、再び新聞を読みだす。

1杯目のお茶を飲み終える頃、何故か今日は一番に食卓に座り、妻がおかずを作っている最中に、ご飯を食べ始めた娘。

「味噌汁ちゃんと飲んでね~」と妻が言うと「うん」と無愛想な返事。妻は揚げたてのコロッケを4個ばかり食卓に急いで運ぶ。「揚がっているか確認してね~」と言って残りのコロッケを油に入れる。食卓の上には漬物とガリと昨夜の煮物の残りが並ぶだけの質素な風景。揚げ物をしている隣では味噌汁を作る鍋が並ぶ。おかずも作らなきゃいけない、弁当もある、味噌汁も作らなきゃいけないという朝のスリリングな光景。

当然妻は、娘が手伝ってくれる事を密かに願っているのかもしれないが、そんな気はさらさらない娘。高校3年なんだから弁当ぐらい自分でつめてもね~と思うのだが、妻のボイスメッセージはいつ伝わるんだろう・・・・・。

今朝も5時25分起床、「ロト6一等当選しますように・・・・」 おっといけねぇ~。これはメッセージじゃなくて、願い事だ・・・・。

コメント
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