貧乏父さん奮戦記

早く「金持ち父さん」へ改名したいのですが・・・。

南極物語。

2011年11月21日 | 日記・エッセイ・コラム

昨日友人ノロ君から「飲もう」と電話があったのは午後4時38分だった。

天気予報では雨マーク、妻も帰って来ていない。ネットで降水確率を確認して自転車で行く事にした。5時を過ぎると暗くなる。西の空の雲の動きを気にしながらペダルを漕ぐ。寒くない格好で来いよと言われ、帰りのこともあるのでオーバーズボンとジャンバーの2枚重ね着する。そんな格好で自転車に乗ったら汗を掻くのは目に見えていたが、風が冷たくて汗も出ない。第1サティアンに到着したら、ノロ君は食材の準備をしていた。

「夢屋さんにも電話しているが出ないんだ」

「3時過ぎに、にんにくの様子を見に来たら軽トラが置いてあり、第2サティアンの中でラジオが付いていた。戻ってくるのかと思って30分ぐらいいたけど来なかったから、来客かな~と思い帰ったんだ」

「夢屋さんにキャベツと白菜を貰ったから、ホルモン焼きで飲もうと思ったんだ」とノロ君は再度電話をする。

お土産だとキャベツとトマトを手に夢屋さんが第1サティアンに顔を出す。まずはビールで乾杯、ホルモンが焼きあがるまで風が容赦なく吹きつけ、シートが暴れる音で体感温度が下がる。そのうち1枚のシートが風に剥された。慌てて飛び出すノロ君の後をミニチュアダックスフンドが追いかける。

「まるで南極物語みたいだね~。ブリザードの中で飲んでいるみたいだ」

「太郎、次郎のような犬もいるし・・・・」

夢屋さんと顔を見合わせ笑い飛ばす。まさにそんな感じだ。石油ストーブがあるものの、集まった3人はジャンバーを着込んで、寒さに備えている。

自家製秘伝のたれで味付けされたホルモンとキャベツの甘みが絶妙だ。ビールもいいけど、日本酒にも合う。あっという間に夢屋さんのキャベツは胃袋の中に吸い込まれる。次はネギをぶつ切りにして投入する。取りたて野菜はどれも絶品だ。土曜夕方のテレビで見たネギのように甘い。

途中で席を外した夢屋さんがさるなしの実とごぼうを持ってきた。初めて食べたさるなしの実は美味しい。キウイみたいだよと夢屋さんが言っていたが、なるほどと頷く。

締めにノロ君得意の引っぱりうどんをご馳走になり、夢屋さんからのキャベツとごぼうのお土産を手に 帰ってくる。

ノロ君、夢屋さんいつもご馳走様です。

帰宅したら日本シリーズが盛り上がり、南極物語は時間が変更になった。娘はそれに合わせて録画をやり直す。

今日の予報は雪、冬が身近に感じられる時期になりました。

今朝も6時30分起床、南極物語はゆっくり観よう・・・・。

日比谷花壇 想いが広がるWebスペシャルクリスマスツリー

コメント
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