貧乏父さん奮戦記

早く「金持ち父さん」へ改名したいのですが・・・。

ジャンプトレジャー。

2011年11月27日 | 日記・エッセイ・コラム

朝から部屋に閉じこもっているのは長男だ。

朝食後『トリコ』や『ワンピース』のテレビを見ないで部屋に一目散。

何をやっているかと首を傾げる。

アニメ『バクマン』に影響された農業志望の長男は、鍬をペンに持ち替え冬場の仕事を開始する。

漫画を描いていることは分かっていたが、『ジャンプトレジャー』今月の締め切りに間に合わせるらしい。

朝から妻や子供達が30日がどうのこうのと話しているのを、何を言ってるんだと思っていたのだが・・・・。完全にオヤジは蚊帳の外。子供が大きくなるとこんなもんなのかね~と、オヤジの存在意義を見直さねばならぬ。

寒いから風邪を引かれたら困ると様子を覗くと、自分の部屋ではなく姉の部屋にいた。机に座り原稿用紙にペンを持つ姿は勉強では見られない。試験勉強は茶の間でするくせに、漫画は机で集中する。普段は見られない真剣な顔に驚く。ちょっと違う気もするんだがなぁ~。

良く聞けば締め切り日を30日必着と誤解していたのだ。長男の言葉を鵜呑みにして誰も確認していない。妻までも信じきっている。受験勉強の時よりも家族が「頑張れ~」応援しているのは何故だろう。娘までもが部屋を提供しているのには驚きだ。

何気なく、ジャンプのページを捲り確認する。そこには『11月30日当日消印有効』の文字が。なんだ時間はあるじゃないか。応募のきまりをよく読めと彼に助言をする。今月の審査する先生に見てもらいたくて、1日で残り20枚の原稿を描こうとしていたらしい。まぁ~、それだけの気合があれば問題はないけれど。

必着と消印有効の説明をしたら、ちょっとは安心したみたいだ。原稿用紙をこれから妻が買いに行くと言うし、未来の漫画家の先生が稼いでくれることを期待しているのですが・・・・。

「先生~、その前に明日の支払日を何とかしてほしんですけど・・・・」

今朝も8時起床、先行投資は必要だ・・・・。

日比谷花壇 想いが広がるWebスペシャルクリスマスツリー

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