昨夜の我が家はてんやわんや。
仕事から疲れて帰って来たら、長男の姿が見えない。
どうしたんだと妻に聞くと、原稿を描いているとの事。ジャンプトレジャーの締め切りは３０日の消印有効。必死で描いている長男を尻目に姉と弟は優雅にテレビを見ている。受験勉強よりも気合が入っている。彼は徹夜も辞さない構えだ。思いのほか進捗状況は進んでいないと見たのですが・・・・・。
朝方トイレに起きたら、和室の豆電球が点いている。おかしいな～と思ったら長男が寝ていた。だいぶ遅くまで頑張ったんだと感心する。成長の証と笑みがこぼれる親バカぶりです。しかし、原稿は未完だった。早起きした彼は机に向かい、左手を真っ黒にして原稿を描いている。間に合うのかと聞くと、大丈夫だと返事がかえってくる。
台所で大丈夫なのかと妻に念を押すと、３人で夜１１時３０分まで手伝ったんだよと言う。酒飲んで、一人だけ先に寝ていた俺が悪いのか・・・・。と、いう事は完全に夜中過ぎまで描いていた事になる。まさか学校休むと言うんじゃないだろうな～。
朝食後、何気なく間に合うのかと聞いてみる。大丈夫だとの一点張り。こいつ完全に休む気だ・・・。封筒の宛名書きを手伝い、他にも準備する事があるけど大丈夫？とダメ出しをする。「え～、知らない・・・」との返事に、来月に廻した方がよくないかと言う。『カーネーション』も始まってしまうし、学校に行く事を思い出させないといけない午前７時３０分。せっかく描いたのが無駄になるから、来月に廻せと強引に説得して、テレビの前に行ったのが７時３６分。俺の貴重な６分間を返してくれ～。
バクマン気取りの未来の漫画家は、渋々高校に行ったのでありました。
今朝も６時起床、何事も挑戦が大事だが準備が必要だ・・・・・。
