星夜くんが風邪をひいて寝込んでいるので、
木の子ちゃんと葉の子ちゃんは、大忙し。
葉の子ちゃんは、腕が上がって、
お客様から糸紡ぎの注文を受けるようになっていたのですが、
牧場仕事が忙しく、昼寝が出来なくなったので、
夜中にやっていた糸紡ぎができなくなってしまいました。
葉の子 『困ったわぁ、期限は決まっていないけど、
あんまりお客様をお待たせできないし・・・。』
そんな事をつぶやきながら、
翌朝、糸紡ぎ部屋に入ってきた葉の子ちゃん。
葉の子 『!!!』
葉の子 『こ、これは一体どういう事?!!』
原毛が入っていたはずのカゴは空っぽ。
そして、別のカゴに、
紡がれた毛糸が玉になって積んであります。
葉の子ちゃんは、後ろを振り返って、
又びっくり!
織りかけのタペストリーも、
随分と進んでいます。
一体、どーーーなってるの???
(出た!シュワッチポーズ)
さっぱり分からないわ。
そこへ、木の子ちゃんがお部屋に入ってきました。
木の子 『葉の子ちゃん、どうしたの?』
葉の子 『あ、木の子ちゃん。』
葉の子 『あのね、おかしいの。
昨日の夜は糸紡げなかったのに、
毛糸玉になってるの。』
木の子 『え~~~っ!そんなバカな!』
葉の子 『それにね、タペストリーも進んでるの。』
木の子 『えええ~~~っ!そんな面妖な!!!』
・・・・・・・。
どーーーーーなってるの???
さっぱり分からない。
木の子 『ねぇ、ねぇ、あのさ・・・。』
葉の子 『うんうん・・・。』
何やら、名案を思い付いたような木の子ちゃん。
さて、二人は一体どうするつもりでしょう・・・。
(明日につづく)
葉の子ちゃんが、紡いだ毛糸で、
タペストリーを織ってみたいと言うので、
風邪をひいて倒れる前に、
星夜くんが作ってくれた機織機。
馬の柄のタペストリーを織っている途中です。
糸紡ぎ機と並んで、ずっと欲しかった機織機。
糸紡ぎ機は、何とか手作りしましたが(私は、大した事してない)(^^;)、
機織機は作るの無理なので、ネットで探しました。
ほとんど同じような形の物で、
オリジナルの名前を入れてもらえるものはお高かったのですが、
こちらは、ずっとお安かったので、こちらを購入。
ホントは縦型ではなくて、横型の織り機が欲しかったのですが、
ありませんでした。
縦型の方が、場所もとらないし丁度良かったかも。
秋が来るのが早いきのこ谷では、
もうすっかり紅葉がすすんでいます。
(出演者:Jerryberry Berry 木の子ちゃん
&
Jerryberry Penny sleepy 葉の子ちゃん)