今日は、きのこ谷の収穫祭。
きのこ牧場では、収穫祭のパーティーの準備中。
パーティーは、丸太小屋でやる事になりました。

テーブルの上には、収穫祭のお料理が並びます。

おや?小さな小さなイスも並んでいます。
そうです、今日のパーティーには、
どうやら、小さなお客さまがいらっしゃるようです。

お料理担当は、いつもどおり木の子ちゃん。

星夜くんは、寒い中をやって来てくれるお客さまが、
すぐに暖まれるように、暖炉の火のチェック担当。

葉の子ちゃんは、お客さまがいらしたら、
すぐに気づけるように、外チェック担当。

コンコンコン

その時、ドアをノックする音が。
(あれ?葉の子ちゃん、どこチェックしてたの?)(^^;)

星夜 (コロボックルなんて、ホントなんだろうか???)
星夜くんは、木の子ちゃんと葉の子ちゃんから、
家事を手伝ってくれるコロボックルの話を聞いたのですが、
ホントに妖精がいるなんて、とても信じられなかったのです。

葉の子 『私が出る!』
コロボックルに関しては、やけに積極的な葉の子ちゃん(笑)。

葉の子 『ようこそ、いらっしゃいました♪♪♪』
つゆ草 『お言葉に甘えて、やってまいりました。』

木の子ちゃんと葉の子ちゃんは、
家事を手伝ってくれたお礼に、
コロボックルたちを、感謝祭のパーティーに招待したのでした。

星夜 (ほ、本当だ!なんて、小さな子たちなんだろう!!!)
ワンコのオキテルちゃんとネテルちゃんは、
自分たちとそう大して大きさの変わらない、
小さな小さな子たちに、駆け寄りました。

星夜くんも、ドキドキしながら、
コロボックルたちのそばに行きました。
星夜 『よくいらっしゃいました。』

コタケ 『今日は、お招きありがとうございます。
つまらないものですが、キノコをお持ちしました。
どうぞ・・・。』
星夜 『それは、それは、お気づかいありがとうございます。
さあ、パーティーの用意がすっかり出来ております。
どうぞ、お席におつきください。』

みんな、席につきました。

小さな小さなイスは、
木の子ちゃんと葉の子ちゃんから話を聞いた星夜くんが、
暖炉用の薪から作っておいたものでした。
サイズは、コロボックルたちにピッタリでした♪♪♪

座り心地良さ用に座る三人。

星夜 『僕が風邪をひいて寝込んでいる間に、
牧場の仕事や家事を手伝っていただいたそうで、
大変たすかりました。
どうもありがとうございました。』
どんぐり 『い~え、どういたしまして。
それが、僕らの使命ですから。』

星夜 『今日は、どうぞゆっくりしていってください。』
コタケ 『はい、ありがとうございます♪♪♪』

木の子 『どうぞ、遠慮なく召し上がれ。
お取りしましょうか?』
コロボックルたち 『はい、お願いします!
テーブルに手が届かないもので。』

そうして、収穫祭のパーティーは、
暖炉の火が赤々と燃える中、
宴もたけなわになっていくのでした。

わきあいあい♪♪♪

(出演者:Jerryberry Berry 木の子ちゃん
&
Jerryberry Penny sleepy 葉の子ちゃん
&
Jerryberry Berry sleepy 星夜くん
&
Realpukiたち)