流れ星が流れる月夜の晩、
パッカパッカパッカ・・・と、
二頭のポニーのひずめの音が、夜空に響きます。
パッカパッカパッカ・・・
パッカパッカパッカ・・・
パッカパッカパッカ・・・
たずなを握るは、
コロボックルのどんぐりちゃんとコタケちゃん。
どんぐり 『この辺で、止めようか。』
コタケ 『そうだね。』
どう~~~!
どんぐり 『つゆ草ちゃん、
この辺なら街灯もあるし、今晩はここで泊るよ。』
つゆ草 『は~~~い。
じゃ、晩御飯にするわね。』
つゆ草 『丁度、もうすぐパンが焼き上がるの。』
どんぐり 『ありがたいなぁ。』
そうして、コロボックルたちは、
キャラバンを停めると、
積んであるテーブルや椅子を外に持ち出し、
晩御飯の支度にかかりました。
焼きたてのパンをオーブンから出す、
つゆ草ちゃん。
つゆ草 『お待たせ~~~。』
どんぐり・コタケ 『わ~~~い、いい匂い~~~!』
つゆ草ちゃんご自慢の、自家製食パン。
・
・
・
・
・
・・・そして、
晩御飯を食べ終わると三人は、
明日のために、早めに床につきました。
安らかに眠る、つゆ草ちゃん。
笑いながら眠る、どんぐりちゃんとコタケちゃん。
そうして、こうして、
晩秋の夜は更けていきました。
・
・
・
・
・
コケッコッコ~~~!
何処かのお家のニワトリが、朝を告げました。
三人 『あ~~~あ、よく寝た~~~。』
朝ごはんを食べ終わると、
三人は、用意してあったチラシをかかえ、
周りにあるお家、一軒一軒に配って回りました。
・・・そうして間もなくすると、
一匹二匹と、村の動物たちが集まってきました。
ここは、ニア・ソーリー村、
そうです、ピーターラビットの住む村だったのです。
ピーターも、お母さんと、ベンジャミンバニーと一緒に、
やってきてくれまし。
コロボックル一座は、
ポニーのキャラバンで村から村へ渡り歩き、
自分たちの芸を披露して回るサーカス一座だったのです。
どんぐり 『皆さま、よくいらして下さいました。
それでは、コロボックル一座のエンターテイメントショーの
はじまり、はじまり~~~!』
動物たち 『わぁ~~~!
パチパチパチパチ~~~!!!』
先ずは、つゆ草ちゃんの、
空中ブラ・・・じゃなくって、
ただのブランコ~~~!
ゆら~~~ん♪♪♪ ゆら~~~ん♪♪♪
動物たち 『わぁ~~~!
パチパチパチパチ~~~!!!』
ゆら~~~ん♪♪♪ ゆら~~~ん♪♪♪
動物たち 『わぁ~~~!
パチパチパチパチ~~~!!!』
どんぐり 『お次の出し物は、
どんぐり・コタケの笑っていただきます~~~!』
コタケ 『あ~~~あ、やんなっちゃった♪♪♪
あ~~~んあん、おどろいた♪♪♪』
(・・・古すぎるでしょ、大体どこがサーカスなの???)
どんぐり 『やんな!』
(だから、古いって)(^^;)
動物たち 『あははははは・・・。』
動物たち 『あははははは・・・。』
動物たち 『わぁ~~~!
パチパチパチパチ~~~!!!』
こうして、コロボックル一座の出し物は、
盛況のうちに幕を閉じたのでした。
動物たち 『わぁ~~~!
パチパチパチパチ~~~!!!』
コロボックル一座
初めて、RealPuki専用の服を作りました。
今までは、買ったニット服か、
LaTiのホワイト用に作ったものを着せていたのです。
サーカス団(三人だけど)なので、
ピエロの服とも思いましたが、
私は、ピエロがあまり得意じゃないので、それはやめて、
前から作ろうと思っていた、
フェルトのベストを作りました。
スパッツみたいななのは、
ありがたい事にネットに型紙を載せてくださってる方がいらしたので、
そちらを見て、作りました。
ベストは、以前作ったホワイトの服の型紙に手を加えて作りました。
RealPukiの方が、身幅が細いのよね。
ベストの中に着るものは、
小さくて、とても作る気にならないので(^^;)、
スパッツを少し上に伸ばして、
チロリアンテープを縫いつけて、
マタドールのズボンみたいにして、
はだけてる部分を少し隠しました(笑)。
RealPukiの服は、と~~~っても小さいので、
服を作っているというよりは、
何か手芸をやっているような感じがします。(笑)
ビーズや、刺繍糸を使うので、余計そんな感じがするのかな。
やっぱり、自分で作った服を着せると嬉しいな♪♪♪
帽子も作りたかったのですが、
ちょうどピッタリなとんがり帽子を買ってあったので、
それを被せました。
ものすごく細かく編んであって、
絶対自分では、こんなの編めません(--;)。
RealPukiのコロボックルポニーキャラバンでした~~~!
(出演者:Fairyland RealPuki soso どんぐりちゃん
toki コタケちゃん
titi つゆ草ちゃん)