迷子の森~きのこ谷~

ここは迷子の森の片隅にある『きのこ谷』。ここでは、きのこの輪っかが沢山見つかります。もしかして、ここは妖精たちの住みか?

赤ちょうちん温泉街

2016-02-04 14:21:22 | マダムアレクサンダー





赤ちょうちんが連なる街並み。

ここは、きのこ谷の赤ちょうちん温泉街。










赤ちょうちん温泉街は、温泉に来た観光客だけでなく、

温泉好きの地元の住人たちも一緒になって、にぎわっています。










おばちゃんも、大の温泉好きの一人。










地元の住人は、もちろん自前の桶持参で温泉に入りに行きます。

おばちゃんのお気に入りは、昭和レトロなピンクの洗面器。










おばちゃん (!!!)










おばちゃん (・・・だ、だいくのジョー!)










大工のジョー 『おぅ!こんちわ!』

おばちゃん 『あわわわ・・・。』










大工のジョー 『おばちゃん、これからですかい?
あっしは、もう一っ風呂あびてきやした!』

おばちゃん 『・・・は、はい。』










大工のジョーのお気に入りは、檜の桶。
もちろん自分で作りました。










おばちゃん 『○△×□・・・(しどろもどろ)』
↑蚊の鳴くような声で。

どうやら、おばちゃんは、
『一緒にピンポンでもどうですか?』と言いたかったらしい。










大工のジョー 『そんじゃ、ごめんなすって!(全然聞こえてない。)』

おばちゃん 『。。。。。』



















おばちゃん (・・・・・。)










きのこ谷の赤ちょうちん温泉街には、
温泉宿以外にも、卓球場が設けられていて、
誰でもピンポンを楽しめるようになっているのです。

温泉と同じ位ピンポン好きのおばちゃんは、
いつでも誰かとピンポンをできるように、
温泉街に行く時は、お風呂セットと一緒にラケットを持っていくのでした。


思い切って、
大工のジョーをピンポンに誘ってみようと思ったおばちゃんでしたが、
蚊の鳴くようなおばちゃんの声は、
ちょうちん温泉街を吹く風に消え入ってしまいました。

・・・そんなおばちゃんの胸には、
二本のラケットが、そっとおさまっていたのでありました。

(おばちゃんは、以前から、
大工のジョーに心寄せていたのです。)(こちら)












ため息をつき、
水面を見つめる、おばちゃん。





おばちゃん○○歳の冬、
永遠の乙女。

(出演者:マダムアレクサンダー おばちゃん
なんちゃってGIジョー)









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