ウェルカム♪♪♪

梅と菊　『・・・遅いわねぇ～～～。』










梅　『道に迷ってるのかしら？』

菊　『谷の入り口まで、迎えに行った方が良かったかな？』

梅＆菊　『・・・・・でも、寒いもんねぇ～～～。』










梅ちゃんと菊ちゃんは、
ギリシャからやって来る甘ちゃんと栗ちゃん、
二人あわせて甘栗ちゃんたちを歓迎するため、
用意できるったけの和食を並べて、
二人の到着を待っているところでした。










誰かさん　『ごめんくださ～～～い！』

梅と菊　『あ！いらした！』










梅と菊　『オォ～～～！ウェルカム♪♪♪　ウェルカム♪♪♪』

はぐはぐ♪♪♪

大歓迎の梅と菊。






































梅と菊は、甘栗ちゃんたちに座ってくつろぐよう言いました。










甘栗ちゃん　『これから、お世話になります♪♪♪』

梅と菊　『ウェルカム♪♪♪　ウェルカム♪♪♪』

すぐに打ち解けあう四人。










甘ちゃんと栗ちゃんの膝には、
目印の三色きのこが生えていたところで出会った、
ベニキノコビトもちょこんと座っていました。




























梅ちゃんと菊ちゃんはベニキノコビトを見ると、
甘ちゃんと栗ちゃんが送ってくれた、
ギリシャの焼き栗の中にも、
同じ位の大きさの生き物が入っていたと告げました。










甘ちゃんと栗ちゃんは、それを聞いてびっくり！

もしかして、もしかして・・・。










甘ちゃん　『その栗の中に入っていた小さないきものは、
まだこのお家にいますか？』










がさごそ・・・










梅　『ほら、これよ。』

甘栗ちゃん　『あっ！』



















甘栗ちゃん　『アマクリソツ～～～！！！』










甘栗ちゃん　『焼き栗の中にまぎれこんじゃったのね！
会いたかったわぁ（；；）。』










アマクリソツと無事再会をはたし、
ベニキノコビトも加わって、
甘栗ちゃんの、きのこ谷の梅菊ちゃんのお家での
ホームステイ生活が始まるのでした♪♪♪










梅ちゃんと菊ちゃん。

（・・・どっちがどっちか分からなくなった。）（笑）

Ariaも、いいなぁ～～～。

＜追記＞
過去記事見て、分かりました。
ピンクエプロンが梅で、グリーンエプロンが菊でした（＾＾；）。










向かって右が、甘ちゃん。
向かって左が、栗ちゃん。




























ppinkydollのHypate、すっごく可愛いです♪♪♪

どの角度から見ても、とてもいいお顔の形をしていますが、
特にこの角度が、めちゃくちゃ可愛い♪♪♪





（出演者：ppinkydoll　Hypate　甘ちゃん＆栗ちゃん
D.I.M　Sweet　Aria　梅ちゃん＆菊ちゃん）

きのこ谷へ・・・

予定通りギリシャから、

海を越え、野を越え、山を越え、
川を越え、野を超え、山を越え、
はたまた、野を越え、山を越えて、

甘ちゃん栗ちゃん、あわせて甘栗ちゃんが、
きのこ谷に到着したのは、

もう、とっぷりと日も暮れて、
真冬の空にコウコウとしたお月さまが昇り、
流れ星も流れるような宵となっておりました。










散々歩いて、もうくたくたな二人。

お腹もペコペコになっていました。










栗ちゃん　『甘ちゃん、梅ちゃんと菊ちゃんのお家はまだかな？』

甘ちゃん　『う～～～ん、そろそろだと思うんだけど・・・。』










何しろ、初めて足を踏み入れた日本国。

グーグルマップで、何度も確認したとは言え、
迷っちゃったんじゃないかという不安な気持ちが募ります。

・・・だって、どっちを見ても、
山や林や森ばっかりなんですもの。




























確か、三色きのこが目印っていってたよねぇ・・・。










・・・・・・・・・・








・・・あっ！










あれはっ！










三色きのこです！

やっと、目印の三色きのこが生えているのを見つけました！










あったぁ～～～！

良かったぁ～～～、道は間違っていませんでした。










甘栗ちゃんたちは嬉しさのあまり、

思わず三色きのこに走り寄りました。










・・・あれ？










・・・何かいる？










ホントだ！










三色きのこの間から、

ベニキノコビトが現れました。










でも、甘栗ちゃんたちは驚きません。

甘栗ちゃんたちは、ギリシャの山岳地帯の栗林で、
アマクリソツをいうこびとと出会った事がありました。
そして、それからずっとアマクリソツ達と一緒に暮らしていたのです。

なのに、最近アマクリソツたちの姿が忽然と消え、
どこに行っちゃったんだろう？？？と、さみしい思いをしていたので、
きのこ谷に来て、ベニキノビトと出会えたのはとてもうれしかったのです♪♪♪

・・・それにしても、
この地で初めて出会ったこびとが、ベニキノコビトだなんて、
さすが、きのこ谷！・・・と、甘栗ちゃんたちは思いました。










もうすぐ梅ちゃんと菊ちゃんのお家にも到着できるだろうし、

甘栗ちゃんたちには、
楽しく明るい未来が待っていることでしょう♪♪♪


・・・つづく。










今日の甘栗ちゃんたちは、くりくりヘア。
昨日のおかっぱヘアとは、又違った可愛さになります♪♪♪

ピュアニーモボディなので、
ブライスやベッツィーに作った洋服が着られるのがいい！

普通の人間服も可愛いけど、
とんがり帽子とか、ピエロ服とか、
ちょっと変わった服も似合いそうだなぁ。



（出演者：ppinkydolls　Hypate　甘ちゃん＆栗ちゃん）

二人あわせて甘栗ちゃん♪♪♪

ここは、ギリシャの山奥。










これから始まるのは、
小さな双子の女の子のお話です。










甘ちゃん　『栗ちゃん！絶対手はなさいでよ！』

栗ちゃん　『はなさないよ！』











手前にいるのが、お姉ちゃんの甘ちゃん。
後ろにいるのが、妹の栗ちゃん。

二人あわせて、甘栗ちゃん♪♪♪










甘ちゃん　『ホントに、ホントにはなさないでよ！』

栗ちゃん　『大丈夫だって。』



















お姉ちゃんの甘ちゃんは、自転車に乗れません。

先に乗れるようになった妹の栗ちゃんに、
後ろを押さえてもらいながら、特訓中。










甘ちゃん　『押さえててよ～～～。』

栗ちゃん　『押さえてる、押さえてる。』










甘ちゃん　『絶対だよ！』

栗ちゃん　『大丈夫、大丈夫。』





































こんな風に、無邪気にギリシャの山奥で遊んでいた、
甘ちゃん栗ちゃん、二人あわせて甘栗ちゃんでしたが、
インターネットの双子同盟で、
遠く離れた日本国の迷子の森のきのこ谷の、
菊ちゃん梅ちゃん双子と知り合いました。










ネットでお話している内に、
甘栗ちゃんたちは、
まだ見ぬきのこ谷に行ってみたいという気持ちが募り、
梅菊ちゃんのお家に、ホームステイする事にあいなりました。










こんなに小さな子供二人だけで、
海を越えて異国に旅立つのには、大きな不安もありましたが、
知らないものを見てみたい！・・・という好奇心が勝り、
旅立つ事を決めたのでした。


・・・つづく。










やっとこさ、ギリシャから甘栗ちゃんたちがやって来ました～～～！










甘栗ちゃんは、ppinkydollsのHypateというドール。
Flickrで初めて見かけて、この独特のお顔に、
何、何この子はぁ～～～！・・・と調べ始めて、
あれよあれよという間に、お迎え決定～～～！

最近、こういうちょっと変わったお顔の子に興味が出てきて、
興味を持ったドールが何人かあったのですが、
どの子も期間限定販売だったリと、お迎えするチャンスがありませんでした。

Hypateはin stockという事で、およそ二週間位で発送してもらえる予定でした。
でも、付属の靴が出来上がらず、予定よりもちょっと遅くなりました。
そして、発送されてからも到着までに二週間ほどかかったので、
注文してから50日後にやって来たをいう訳でした。
ヨーロッパからの輸送には日数がかかると聞いていたので覚悟はしていましたが、
やっぱり長かった～～～（笑）。










でも、到着してしまえば、
待っていた時間の事など、もうすっかりどっかいっちゃって、
ただただ、可愛い子が来てくれた事が嬉しいだけ♪♪♪

お顔はキャストですが、ボディはアゾンのピュアニーモボディです。
ちょっとJERRYBERRY Dollに雰囲気が似てるかな？
樹脂粘土の創作人形っぽい味わいも感じます。
ヨーロッパの古いパペット人形みたいな感じもあるし、
不思議～～～な、不思議～～～なドールです♪♪♪

ppinkydollさんは、絵やカードもすごく可愛いです♪♪♪
人形とは、ちょっと体系が違いますが、
ppinkydollさんのイラストのイメージで写真撮れたらいいなぁ♪♪♪










甘ちゃんと栗ちゃん、
二人あわせて甘栗ちゃんを、
どうぞよろしく～～～♪♪♪

（まつ毛が長い方が甘ちゃん、短い方が栗ちゃんです。）





（出演者：ppinkydolls　Hypate　甘ちゃん＆栗ちゃん）

期待

おせちの残り物にも飽き、
フレッシュなものを買いに行こうと、
朝市に向かった松子ちゃんと小松ちゃんと松五郎ちゃんでしたが、
川上から、どんぶらこどんぶらこと、
季節外れの大～～～きな桃が流れてくるのを見つけ、
こんなフレッシュなものはないだろうと、
お家に持ち帰りました。










松子　『それにしでも、でっけぇなぁ～～～。
こんりゃ、食べでがあんぞ。』










松子　『・・・お、小松！
そんだらとごで何しでんだ？
おめぇが餅当番だろ、火鉢見でなぎゃだめだろ！』


















小松　『だども、姉ちゃんが、
薪さ足りなぐなっできだから、
でぇどころに一束運んでおげって言うがら・・・。』

松子　『（あんれ、そういやそうだった！）
・・・だ、だがら、おそいんだよ！
薪くれぇ、とっとと運べや！』










松五郎　『松子姉ちゃん、
出刃包丁さ振り回しで、どなるのはやめてけれ。
おら、おっかねぇよ～。』










松子　『何だど？！
いつ、おらがそんだらごどしたんだよ？！
おらぁ、包丁なんぞ振り回しでねぇし、
どなっでもいねぇぞ！』










（いーーーえ、確かに、

包丁を振り回してたし、どなっていました。）（影の声）










松子　『さで、そんじゃいよいよ桃っこさ切るべ。』

松五郎　（・・・ほっ。）










小松　『ほんどに、でっけぇなぁ～～～。』

松子　『あんれま、おめぇ、やけに早いな。』

小松　『窓さ、乗り越えで来たべ。』

松子　『行儀がわりぃなぁ、誰に似だんだ？』

小松　（・・・黙っとごっと。）










松子　『いぐぞーーー！』











そして、そして、
松子ちゃんが、でっかい桃に包丁を入れると・・・。


な、な、何と言う事でしょう～～～！
中には、みょうちくりんな小さな生き物が！！！


松子、小松、松五郎　『な、なんだごりゃ～～～っ！！！』










？！！



















小松　『もしがしで、ごれがうわさのこびどででねぇか？』

松五郎　『そっがぁ～～～！これが、こびどかぁ～～～。』

松子　『・・・。』










松子　（なんだよ、なんだよ、
中に変てごりんなものがへぇってだがら、
実がこれっぎゃどれねがっだじゃねぇがよ。
期待外れだなぁ～～～。）

・・・松子ちゃんは、そこですか？（＾＾；）










こびとづかんのカクレモモジリ発見の松子邸でした。










マダムアレクサンダーは、8インチドールなので、
和室をセットする時は、
ダイソーやリメの和家具が丁度いい大きさです。
（やや、小さめではありますが・・・。）










でも、ダイソーやリメの和家具は小さいので、
ちまちまと沢山並べないとなりません（＾＾；）。

高さもなかなか出ないので、
壁面が空きやすいのが悩みのタネ・・・。










ご先祖様を、てぇせづにする松家。


リーメントのじいちゃんばあちゃんち、
買って良かったな♪♪♪













おばあちゃんの台所の干し大根、大好き♪♪♪







この鉄の火鉢は、和食器や雑貨を売ってるお店で買ったもの。
灰皿なのかな？





（出演者：マダムアレクサンダー　松子＆小松＆松五郎ちゃん）

フレッシュな物

お正月も終わり、
きのこ谷のお食事＆甘味処満月庵の松家にも、
日常の日々が戻ってきておりました。










何でも大量に作ってしまう松子ちゃんでありましたので、
松家では、昨日までおせち料理とお雑煮を食べていて、
小松ちゃんと松五郎ちゃんは、もう飽き飽きしていたところでした。

そこで、そろそろ何かフレッシュなものを食べたいと、
朝市にむかっておりました。










小松　『さすがに、おせぢはもう飽ぎだなぁ。』

松子　『なにを贅沢さ、言っでるんだ！
作っでもらっだもんに、文句言うもんでねぇ！
だまっで、食っでろ！』










松五郎　『・・・・・。』










小松　『だども、姉ぢゃんも飽ぎたから朝市行ぐんだろ？』

松子　『朝市行ぐんは、そんだら理由じゃねぇよ！』

松五郎　『・・・・・。』


こういう状況の時は黙って、
どちらの側につかないで、身を守るすべを、
もうすでに身につけている松五郎ちゃん。










松五郎　『・・・あんれ？！姉ちゃんたぢ、
なんか、どんぶらこどんぶらと流れでくんど！』

松子・小松　『へ？』










？！










？！！










松子　『おぉ～～～！
でっけぇ桃っこさ、流れでくんど！
この雪さ積っでる時期に、めんずらしいなぁ。
松五郎！
おめぇ、川にへえっで、
桃っこさ、とっでごいや！』

松五郎　『えぇ～～～っ！
おらぁ、やだべぇ～～～！
川の水さ、冷てぇべさ。』











松子　『何が、冷てぇだ！
おめぇ、おとごだろ！さっさと、とっでごい！』

小松　『・・・・・。』










松五郎　（渋々・・・・・。）

『ひぇ～～～、冷てぇよ～～～（；；）（；；）（；；）。』

小松　（気の毒になぁ・・・。）










松子　『おぉ～～～、とっでぎた、とっでぎた。』










松子　『ほ～～～ら、見ろ！
やれば、でぎるじゃねぇか！』

松五郎　『・・・・・。（；；）（；；）（；；）』











ブルブル・・・。










松子　『ほれ、この籠さ入れろ。
いやぁ、見れば見るほど、でっげえなぁ～～～。
たいした、たまげだ！』










松子　『さぁ、こんなでっげい桃っこさあれば、
朝市行がなくでもいいだろ。
さっさと家さけぇっで、食うっぺ！』

小松　『だども、桃だげじゃ腹の足しにもならんだろ。』

松子　『まだ餅さのごっでるだろ。
火鉢で焼いで食うべ。』

小松　『又、餅がよ～～～。
もう、飽ぎただよ～～～。』

松子　『うるせぇ。』

松五郎　『・・・・・（・・・寒い）。』










・・・こうして、
２０１６年の松家も、
去年と何も変わらない日々が始まったのでありました。





このお話には、お家に帰ってからの続きがあります。
もう、オチは分かっちゃったかなぁ？（笑）


（出演者：マダムアレクサンダー　松子＆小松＆松五郎ちゃん）