本日から、
きのこ谷 ちびっ子日本ちょっと昔ばなしの、
はじまり、はじまり~~~!
きのこ谷の、ちょっと昔の農家の暮らしは、
それは、それは、貧しかったそうな・・・。
五月が終わるのも、後もうちょっとというある日、
五作の家のばあさんと嫁っこが、
芋がゆを食っていたそうな・・・。

ぐつぐつ・・・

ばあさん 『田植えで、すっかり疲れちまったよ。』

嫁っこ 『ははは・・・、あれっくれぇの田植えで疲れるなんて、
年寄りの証拠だ。』

ばあさん 『なにぉ~~~!
好きで年取ったわけじゃないわい!』
嫁っこ 『ははは・・・。』

ばあさん 『しかし、なんだな。
こう、芋がゆばっかり食ってると、
たまには、もっとうめぇもんが食いたくなるな。』

嫁っこ 『そんじゃぁ、たまには、
ぼたもちでも作るか?』

ばあさん 『でんも、小豆なんかあるのか?』
嫁っこ 『こういう時のために・・・。』

嫁っこ 『・・・ちゃんと、しまってあんだ。』
ばあさん 『ほぉほぉ。』

・・・・・・・そして。
ばあさん 『小豆は、煮えてんぞ。
もち米の方は、どうだ?』
嫁っこ 『あぁ、いいぐえぇに炊けてんぞ。』

ふーーーふーーーふーーー!

ふーーーふーーーふーーー!

ふーーーふーーーふーーー!

ふーーーふーーーふーーー!

ふーーーふーーーふーーー!


・・・・・・・そして。
二人 『さぁ、食うべ、食うべ。』

ばあさん 『ところで、息子はどうした?』
嫁っこ 『五作さんは、田植えの手つでぇに行っただよ。
明日の夜になったら、けぇって来る。』
ばあさん 『そうか。
おい、おめぇ、ぼたもちいくつ食った?』

嫁っこ 『ご・・・いや、三個だ。
ばあさんこそ、いくつ食ったんだ?』
ばあさん 『ろっ・・・いや、三個だ。』

そして、
二人は、まだまだ食べ続け・・・。
ばあさん 『ふぅ、食った、食った。』

嫁っこ 『よく食ったなぁ・・・。』

嫁っこ 『そんじゃ、オラもう寝んぞ。』
ばあさん 『ああ、そうしろ。』

ばあさん 『この残ったぼたもちを、
明日の朝食べるおいしさって言ったら・・・。
・・・・・いいか、ぼたもち!
嫁っこの顔さ見たら、ケエル(蛙)になるんだぞ!』
ばあさんは、ぼたもちにそう言いつけました。

じぃ~~~・・・。

・・・・・・・そして、翌朝。
嫁っこ 『あぁ、今日もいい朝だ。
ばあさんや、散歩さ行って来るから、
朝飯作っておいてくんろ。』

♪♪♪~~~


しめしめ・・・と、ばあさんが、
囲炉裏にかけてある鍋の蓋を開けると・・・。
ケロケロケロ♪♪♪
ばあさん 『わぁ~~~!
オラ、嫁っこじゃねぇぞ!ばあさんだ!』

ばあさん 『お~~~い!ぼたもち。
もう、ぼたもちに戻っていいんだぞ。』
蛙 『ケロケロ♪♪♪』

ケロケロ♪♪♪

ばあさん 『待てぇ~~~!ぼたもち~~~!』

ばあさん 『待て、待てぇ~~~!』

嫁っこ 『ふふふ・・・。』
嫁っこの方が、一枚上手・・・というお話でした。
おしまい。

今日から始まった、
きのこ谷 ちびっ子日本ちょっと昔話。
何で、ちょっと・・・かと言うと、
昔話にしてしまうと、
ばあさんの眼鏡とか、台所の流しのタイルとか、
その時代にはないものが出てきて変なので、
あんまり昔じゃなくて、ちょっと昔・・・にしました(笑)。
今日のお話は、『蛙になったぼた餅』という、
五作のお母さんとお嫁さんのお話でした。
いつもは優しくて、穏やかな、
つゆ草の里のおみよさんと、その孫のユヅキのお嫁さん小豆が、
今日は、ちょっと豪快なばあさんと嫁っこになってて新鮮でした(笑)。
やっぱり、屋根が付いてると撮りやすい♪♪♪

民家の横からも撮れる様に、
早く、側面部分の屋根も作りたいな。

まんが日本昔ばなし、だ~~~い好きです♪♪♪
声の出演の市原悦子さんも、おっしゃっていましたが、
絵が素晴らしいと思います。
絵が可愛いし、色合いとかもすごくいいです。
日本昔ばなしの写真撮っていたり、お話書いてると、
日本昔ばなしの世界に浸っていられるので、
すごく楽しいです♪♪♪
チョコちゃん、ナイスなアイデア、
ありがとう~~~!\(^▽^)/
次は、『きつね女房』というお話にしたいのですが、
田んぼの風景をどうしようかなぁ・・・と思っています。
まんが日本昔はなしには、よく田んぼの風景が出てきます。
田んぼの背景布が欲しいけれど、そんなのないしなぁ(^^;)。
(出演者:peca doll オミヨ扮するばあさん
&
Disney Animators' COLLECTION mini ムーラン 小豆扮する嫁っこ)
本日は、おさびし山に、
Tiny Fairy May 芽衣ちゃんアップいたしました♪♪♪
(こちら)

リトルフラッグさんの民家、せっかくわらぶき屋根も作ったので、
もっと写真撮りたいのですが、
歳時ものでもないと、
お話がなかなか思いつかないなぁ・・・と思っていたところ、
チョコちゃんが、日本昔話をやったら可愛いかも・・・と、
ナイスな提案をしてくれたので、
『きのこ谷の日本昔話』を始める事にしました~~~!
・・・と言っても、
登場人物は、いつものつゆ草の里のメンバーと同じで、
着てる着物もいつもと一緒なのですが(^^;)。
爽やかな五月の風が吹く、ある日の午後。

豆かぐや 『豆ずきんちゃんが家に来た時とは、
随分季節が変わったわね。』
豆ずきん 『ええ、あの峠で助けて持った時は、
辺り一面雪景色だったもの。』

豆ずきんちゃんは、
豆かぐやちゃんがやっている峠の茶屋のある峠で、
行き倒れになったところを、
豆かぐやちゃんに助けられたのです。
自分の事について、
一切何も覚えていない、豆ずきんちゃんを不憫に思い、
豆家具屋ちゃんは、自分のお家に招き入れ、
それから、ずっと一緒に二人で暮しているのでした。


豆かぐや 『豆ずきんちゃんが来てくれて、助かってるわ。
畑もお店も、手伝ってくれて。』

豆ずきん 『あらぁ、私こそ。
豆かぐやちゃんに助けてもらわなかったら、
今頃どうなってた事やら・・・。』

なんちゃって藁ぶき屋根がほぼ完成しました~~~!

アマゾンの箱の底に敷いてあるダンボール板に、
百均(セリア)のホウキをカットしたものを、
ボンドで貼りつけていくという、
地道~~~な作業を繰り返しました。
カットしたホウキにボンドをつけても、
一本一本がバラバラなので、
なかなかすぐには、しっかり張りついてくれません。
ホントは、もっと密集させて貼りつけ、
短く切り揃えるようなのですが、
これ以上密に貼りつける気力がないので、ここまで(笑)。


縁側の上に軒が出来るので、より縁側っぽく見える気がします。

ホンの何センチしか見えてない場合でも、
屋根があるのとないのとでは、大違い。
屋根がないと、
写真撮る時、上がはみ出さないように撮るのに、
かなり気を使うからです。

側面の屋根はまだ作ってないので、
正面からしか撮れません。
側面も、その内作る予定です♪♪♪

(出演者:オビツドール チビカグヤ 豆かぐやちゃん
&
チビズキン 豆ずきんちゃん)
本日は、おさびし山でも、
iMda Doll Modigliをアップしたしました♪♪♪
(こちら)

本日は、おさびし山で、
iMda Doll Coletteアップいたしました♪♪♪
(こちら)

民家のなんちゃって藁ぶき屋根が、ほぼ完成しました♪♪♪
(撮影用なので、一面だけだけど)
今日撮影して、明日アップできるかなぁ・・・。