Pog本を使った新馬戦馬体考察


出馬表の情報が少ない内に 必然的に対象は地味血統が多めになります

馬券購入も新馬/未勝利戦のみです

ふと思い出す

2016-03-27 12:42:08 | 競馬
今日はある厩舎の印象について

いつもの事ながら一口馬達の近況を漁っていると

ウインレーシングさんに気になるのが

一頭だけじゃないんですが今記事では話の起点として一頭

マイネシャリマー14

去年の写真などでは全く目に留まるような馬体ではありませんでしたが

近況写真が更新される度少しずつ良化窺え

馬体は調教動かなくても良い型

ただしコスモヴューで中村厩舎の組み合わせ踏まえると「動かなくても良い型」は相性としては決して良いとは言えず

ここでふと思い出した 

少し前に似た様なケースが

中村厩舎で比較的若い牝馬にコスモピーコックという馬がいまして

まさにこの馬と似たような感想だったんです

1600でも短いかも、と新馬見送ったら勝たれてしかも朝は10倍もついていなかったのに終わってみればで泣きを見たのもあって記憶も鮮明(*_*)

結局その後短距離にいってしまい成績はイマイチですが・・・

中村厩舎の芝馬の印象は基本先行

どんな馬体をしていようとも 

これは強引な様で現実的な選択にも思え

個人的な意見ですが前目に行くほど馬体の依存度が下がってくる と考えていまして

あまり才能の無い(良い馬体に生まれなかった)馬が多少なりとも金を稼ぐ方法としてはgood

私よく【ダートに逃げる】なんて表現を使いますが

厩舎を回す側からすればクラシックに向かって芝の中距離ばかりに挑戦するだけして全く金が稼げない状況ではやっていけない 

やっていくためにはそういう選択肢をとるのも自然な訳で 逃げる なんて表現は余計なお世話でしょう 寧ろ現実派

私があまり好まないのは良い馬が入っているのにそういう選択肢に行きがちな厩舎

大手の良血でなくてもそういうのはいるのに

そういう血統が入ってこないから良い馬はそううちの厩舎には来ないだろう 自らチャンスを逃すタイプ

中村厩舎の良い所はとにかく芝を使う事

(ピーコックはダートにいってしまいましたが)

ダートの倍芝を使いダートの倍以上芝で勝っている

多くは先行 差してくるのはバテ合いやロングスパート 即ち売りは持続力

そういう傾向の厩舎自体は多くても芝に多く挑戦している所は少数では

未勝利抜けるのに7戦も要した馬がクラシックの最高舞台で馬券になるなんていうのもそういう厩舎の特性ありき

勿論後ろから行った方が良いのでは~後ろからでも行ける馬体に生まれた馬に前目を強制することによるマイナスもあります

というか一見一番安定感がありそうな先行という脚質も実は一番キツイ脚質なのでは と思うことも ヒューマンエラー的な観点から(これまた長い話)
 
そういう事を考えながらダイワメジャーの成績なんかを見ているとめちゃくちゃ強ぇぇぇぇなんて改めて思ったりします

まぁそれは置いといても当該馬は遅生まれというのもあるので更なる良化も期待しつつ経過注目
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今見ても無理

2016-03-20 10:31:03 | 競馬
スピード型中距離馬

私が勝手に使っている言葉なので定義も我流

例えば芝2000mで

・勝ち時計2分3秒台 全体上がり34秒前半くらいの展開で番手から34秒フラットで抜け出しても33秒台で上がってきた後方待機組に差されるが

・勝ち時計2分丁度 全体上がり35秒フラットの展開で同じく番手から34秒半ば位でまとめ 勝ち時計の遅い流れで差された同じ馬相手先着する

みたいなタイプ

ここで注意すべきはスピード型中距離馬は単に上がりがかかれば良いというわけではなく

例え前者と全く同じ勝ち時計上がり33秒決着になっても同じ相手に勝てる【流れ】の時もあるということ

これは繋ぎが直角に近い様な馬体をしている馬でも33秒前半、ともすれば32秒台が出せる説明にも繋がります

具体例有名所で挙げるならキングカメハメハ

1分32秒台でマイルを勝ち且つ2分23秒台で2400を勝つ

最適な距離が何㍍とかではなく共通するのは速い時計
 
キレ勝っている様に見える神戸新聞杯の勝ち方なんかは勝てる【流れ】の典型では

ただこの馬体タイプをPOGで『狙う』のは大変難しく

もしキンカメの写真を今見せられて

「これが来年(2017)のダービー馬です」

なんて言われたら一人で大笑いしますよ んなバカな って

もしキンカメの時代にpogをやっていたとしたら同じタイプでもダイワメジャーを選んでいたでしょう

同じスピード型でもダイワメジャーの方が安定感のある馬体をしているので・・・

ただ実際先着したのはキンカメ・・・

いやでも今後全く同じ馬体の馬が出てこようと実際ダービーを勝つには相当条件が揃わないと難しいのでは

事実

というか

去年のダービー馬も父には似ていませんし(素直なイケメン中距離型) 

過去の指名馬アパパネも父には似ていません(こっちも素直な中距離型)

キングカメハメハ産駒で活躍する馬は本人とは違ってとても素直な中距離型をしている(走って納得)タイプが多いですね ラブリーデイにしてもロードカナロアにしても

繁殖の妙ですね( ̄ー ̄)
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今年こそ?

2016-03-19 11:33:15 | 競馬
マイネカンナ14

たまたま記事にしようとした馬が本当に偶然ですがこれまた母父タキオン

別に意識しているわけでは無いですが続きます笑

このお母さん 毎年良いシルエットの馬を出すんですが

未だ産駒に中央では勝利無し

これまでの産駒2頭はいずれも父コンデュイット

コンデュイットといえば何度も取り上げているように芝の中距離に向きそうなシルエットはしているが非力な馬が多い

初仔はその典型でしょう

第2子はブログでも取りあげた覚えがあります
 
確か早い時期から体重もそれなりにありこれは期待出来るかも みたいな感想だったかと

その年度のpog本が出てからはそっちに興味が移り詳しい経過を見ていないのですが

デビューが3月まで延びていること

最近の更新に骨瘤という単語が見えるあたり

こちら競走馬として順調さを欠いたのが響いていそうです

さて今年度の父はアイルハヴアナザー  

父アイルハヴアナザー、母父タキオンともに馬体印象はスピード型中距離馬    

見比べてみるとアイルハヴアナザーとアグネスタキオン結構馬体が似ていますね

発達した胸前立派なトモ危なっかしい前脚胴の割に短い首など・・・

でこの14が受け継いだのは・・

まだ若いので後ろは当然遥か及びませんが

前は今の時期としてはかなりしっかりしてます

あとやや危なっかしい前脚も受け継ぎましたか・・・しかしそれでG1勝ったのもいるので良しとしましょう(後ぶっ壊れましたが)

2月末までの馬体写真だとこの馬も全体の印象はスピード型中距離な感じなんですが

最新写真で成長なのか写真角度なのかちょっと雰囲気が変わりました

父というより母系の雰囲気が出てきました

良く言えば融通 悪く言えば半端

今後注目

というかそもそもスピード型中距離とは何ぞや?という疑問を持った方もいるかもしれないので次回記事はその話にしたいと思います
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神のみぞ知る

2016-03-13 11:39:05 | 競馬
タキオン産ミンティエアーの仔を最近取り上げたのに関連して

同じくタキオン産ダイワスカーレットの繁殖傾向を考えてみようと思います

まずスカーレット自身の馬体

父タキオンに比べるとやや胴が詰まっていますがそれ以外はかなり似ています

父タキオンは脚が原因での引退でしたが、馬体的には無理の無い合理的な馬体をしていて

だがしかしそのフレームを持ってしても耐えきれない程のエンジンを搭載していたということでしょうか

タキオン産駒には‘合理的’な馬体をしていなくても活躍する馬(抽象的な表現になってしまいますが所謂運動神経だけで色んな事をカバーするようなタイプ)が多かったですが

その分ぶっ壊れる事も多いと 理にかなった父でさえ壊れたんですから

そういうタイプが多かった中で先述の通りダイワスカーレットは父に限り無くに似 つまり合理的

ということは先のミンティエアーとは違い【母に似た方が良い】パターン

そして個人的には繁殖向きの牝馬である と考えるパターン

どういうことかというと

・理にかなったフレームの牝馬×種馬



・歯車が偶々噛み合って走った理にかなっていない馬体の牝馬×種馬

前者はどちらに似てもベクトルは同じなのである程度合理的な馬体が産まれる可能性が高いのに対して

後者は母に似た場合その仔もまたぴったり歯車が噛み合うなんてことが2代続けて有りうるのかと言う疑問が浮かびますし

また両親のベクトルが同じ方を向いているとは限らない為どんな仔がでるかわからない 

良い風にも捉えられる表現にも聞こえますが実際に良い方に転ぶのは極稀かと思われます

母は成績残したのに仔はあまり成功しないパターンはこちら・・・

では実際スカーレットの子供の成績は?

一番活躍している仔で4勝

ここで1つ兼ねてより不思議に感じていることがあって

何かというとダスカの仔って何故かあまりPOG本で取り上げられないんですよ

いや文章では取り上げられても馬体写真が載らない
 
私はっきりカラーの馬体写真を確認出来たのは初年度チチカカステナンゴとの仔だけで

以降毎年気にはしているんですがカラーの馬体写真が載らない

何年度の仔だったか1冊だけ本の後半ページにさりげなくモノクロ写真で載っているのがいましたが

それ以外スカーレットっ仔確認出来ておりません

何故?毎年ウオッカの仔なんかは普通に載っているのにダスカは・・

何か闇でもあるのかな?←

唯一しっかり確認出来るチチカカステナンゴとの仔の馬体印象は・・・・母の面影感じずふにゃふにゃ

結局の所さっき挙げた前者に該当していても

仔がどれくらい両親に似るかわからない

私自身も三人兄弟でありますが父母の面影があるのは自分位であとの二人は河で拾ってきた

なんて親が冗談言うくらい似ておりません

生命誕生の神秘

神のみぞ知るってやつですかね

ただそれを事前に予測するのは困難だとしてもしっかりと産まれた仔を観察すれば傾向を掴める事もあります

その点子供の写真が少ないダイワスカーレットはモヤモヤが晴れないですね
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メモ

2016-03-06 11:26:07 | 競馬

クールベット14

立派なお尻
キレよりバランス
厩舎芝の2倍ダート勝ち 芝も前目で勝ちきるパターン多く合うか もう少し前が強くなって欲しい


エクボ14

父から良い馬体エッセンス受け継ぐ
どの馬主さんが買うか注目(育成預託先に関連して)
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