晴れ女たちが集まって出かけていきました
有馬温泉の念仏寺。
まずは本堂で和菓子と抹茶を戴いて
庭を背に住職さんの法話を聞く。
とてもおもしろい方でした。
こぢんまりした庭に沙羅の木が一本。
左側に雀石、 右側に蛤石がおさまっています。
中国のことわざで
「雀海中に入り蛤となる」
(スズメが海の中に入ってハマグリになった)といい、
物事が大きく変わることをいうそうです。
法話の後は 一弦琴の演奏。
「須磨琴の会」の方々です。
沙羅の花散る庭を眺めながら
もの哀しい音色を奏で
「平家物語」の一部と「青葉の笛」を歌って下さいました。
一日花と呼ばれる沙羅の花と平家盛衰を想い
ひと時過ごさせていただきました。
まだしばらくは 次々に花が咲くので
念仏寺へお出かけになりませんか?
いつでも見せて下さるそうですよ。