あしたの箱

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頑張れ!じいちゃん<2>

2012-08-30 09:57:58 | 自宅介護をするという事
介護生活真っ只中の私です。

さてさて入院した義父ですが・・・

なんと大人しかったのは一日だけ

入院前から少し認知症がありましたが どうも適応障害を起こしたらしく

「なんでこんな所に入れるんや

「母さん(義母のこと)を呼べ

「家に帰る」と一日中叫んでいるんです

もちろん私達は交代で 朝から夜遅くまで病室につめています

が・・・誰が傍に居ようと叫び続ける。

鎮静剤で眠った頃に自宅に戻るけれど 深夜 早朝に病院から電話がかかってくる

「ご家族を呼んで欲しいとおっしゃってますが・・・。」

駆けつけてみてもやっぱり叫び続けるんです

食事は全く取らない 水分も取らない 点滴だけで生きている

なのにその点滴も引き抜いて廊下に出て倒れる・・・

先生を呼びつけては怒鳴る

毎日 病院へ通いつめ1週間

とうとう「僕は家で死にたいんや 連れて帰ってくれ」

実際 口から物を取らなくなって2週間以上経っているし 体調も回復の兆しはなし

適応障害の為 治療も思うようには出来ず・・・。

先生をはじめ色んな方と話し合い 私たち家族は義父の死を覚悟で自宅へ連れ帰る事にしました。

それから1週間ほどかけて 自宅への受け入れ準備です。

介護認定の申請や 介護ベッド 酸素その他の手配

在宅医療の先生やケアマネージャーさんとのカンファレンス。

その間も義父は大暴れ

本来連れて帰れる状態ではないのですが 仕方が無い

帰って1ヶ月持つんだろうか・・・いや1週間持つんだろうか

不安を抱えたままの退院となりました。

そして私達の24時間体制自宅介護が始まりました

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頑張れ!じいちゃん。

2012-08-07 10:36:18 | 自宅介護をするという事
前回の記事をUPしてから2ヶ月近くも経ってしまいました

と言うのも5月の連休明け辺りから 義父の体調が悪くなって来たんです

だけど舌が痺れる以外は特に目だった症状は無くて・・・

熱もないし 血圧も悪くないし 咳も出ないし。

本人は「しんどいしんどい 救急車呼んで」と言うけれど 呼んで良いものかどうか迷うくらいの状態。

本人の言葉に負けて救急車を呼び 病院へ駆けつけるんだけど

何処にも病気は無いので帰される

舌が痺れるので頭部のCTを撮ったり 心電図 心エコーなども撮って

異常なし

体温 血圧 血液検査 異常なし

これを繰り返していたんです もう「おおかみ少年」です。

だけど全く食事も取らなくなり 水分も取らなくなって10日くらい?はっきりしないけど

脱水も進んでいるだろうし栄養不足も深刻です

だけど病気が無ければ入院できないんですね

苦肉の策として 認知症を治療をしてもらっているクリニックに頼んで訪問看護師さんの派遣をお願いしました。

取り合えず診察と点滴。

3日目辺りに 義父の様子がおかしいなんだか目がうつろ

急いで看護師さんに見てもらったら・・・

なんと血中の酸素濃度が凄く下がってるんです。

慌てて救急車で病院へ。



なんと義父は肺炎だったんです。

あれだけ沢山の先生に診てもらってたのに・・・どう言う事なんでしょう。

調べてみると老人の肺炎の一番の症状は極端な食欲不振だそうです。

咳も出ない 熱も出ない

ネットで調べられる事が 何故分からなかったんだろう。

義父は即入院

ただ義父の場合は 何年も前から間質性肺炎が進んでいて そこへ急性の肺炎を併発したそうです。

なにはともあれ原因が分かって治療が出来るので一安心

肺炎だからそんなに長い入院にもならないだろう

とホッとしたのもつかの間でした

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