いつも散歩に出かける主人から聞いた話だ。
コロナ禍の所為か、自宅のガレージや庭先での子供用プール遊びが流行っているそうだ。
昔の、小さなビニールのプールから、中には、子供5~6人が入れるような大きなものもあるらしい。
わが家の前の4軒ある、子供たちは、年齢が皆同じくらいなのに、まったく、子供同士の交流は無いように見える。
それぞれ、通っている保育園も違うからなのかもしれない。
親も、ごみ出しの時、軽く頭を下げるだけで、それほど親しそうにない。
我々世代のころは、子供たちとも親とも交流が密で、一緒にドライブなど誘ってくれたものだった。
今は、銘々に、小さなプールを出して、一人で親と遊んでいる。
最近、一番小さい坊やの家のプールが穴が開いたらしく、壊れてしまった。
一軒おいた家では、大きなプールで兄弟が気勢を上げて遊んでいる。
親は理解できても、子供心では、何で僕は入れないの…と思っているかもしれない。
主人は、お気に入りの坊やのことだから、可哀そうだ…と、胸を痛めている。
最近は、個人主義が横行してて、昔のような付き合いは出来ないのかもしれないが…。
ちょっと、胸が痛む話だ。
遠くに住む孫たちは、サッカーや部活に忙しく日々を送っている。
あの子たちにも、小さな胸を痛めたようなこと、あったかもしれないな…と、爺婆は、ちょっと気鬱に思った。
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