雑誌「財界 2012年 10/2号 」では, 京セラ名誉会長・稲盛和夫について「いかに逆境を生き抜くか」と題しての特集を組んでいる。 その中で,「稲盛さんは2010年からJALの再建にあたってきましたが、2年で再建できた理由は何だと思いますか。」との編集者からの問に対して,フィロソフィーが経営幹部だけではなく、現場の社員にまで浸透し、全社員が意識を変えた,とし次のように応えている。 . . . 本文を読む
日本航空社長植木義晴氏は,稲盛和夫名誉会長は,ビジネス誌のインタビュー記事で,「アメーバ経営と意識改革の二つをJALに持ち込むことで,当社に最も欠けていたもの,すなわち“心”を入れてくれた。心とはつまり,採算意識であるとか,責任の所在であるとか,当事者意識のことだ。」と稲盛氏の功績を語っている。 また,日本能率協会が9月5日発表の「「第15回 新任役員の素顔に関する調査」(N=1445)によると,得票率17.0%で理想の経営者のトップに,稲盛和夫氏選ばれている。 . . . 本文を読む
“日の丸フラッグ”にあぐらをかいて破綻に追い込まれたJAL。だが,京セラの稲盛名誉会長の陣頭指揮下のもと,2010年の経営破たんからわずか2年で営業利益は2000億円と,業績は急回復し,“スピード再生”を果たした。 . . . 本文を読む
「1万部売れればビジネス書としてはベストセラー」と言われる中国で,日本人経営者による書籍が27万部の大ヒットを記録している。稲盛和夫氏(京セラ名誉会長)の『生き方』(サンマーク出版)がそれだ。 . . . 本文を読む