今から106年前の今日、1914(大正3)年1月12日に、鹿児島県の桜島で大噴火が始まりました。大正噴火、または大正大噴火と呼ばれる,国内では20世紀最大規模の噴火です。 . . . 本文を読む
5月1日午後3時36分,桜島の昭和火口で今年43回目の爆発的噴火があり,噴煙が高さ4100メートルに達しました。爆発的噴火は今年43回目で,昭和火口で観測された噴煙の高さでは7位タイの記録。2013年8月18日に最高の5千メートルを記録しています。 . . . 本文を読む
桜島は姶良(あいら)カルデラ(南北17 km,東西23 km)の南縁部に出来た成層火山です。人口が密集する鹿児島市の市街地に近接し,北岳,中岳,南岳の3峰と権現山,鍋山,引ノ平といった側火山から成ります。 桜島は,1914年(大正3年)の噴火前までは鹿児島湾内の火山島でしたが,大正噴火で流出した溶岩により大隅半島と陸続きになりました。 現在は東西12.2 km,南北9.5 km,周囲52 kmの不規則な楕円形の小半島となっています。 . . . 本文を読む
ギネスブックに認定された世界一小さいミカン-直径が5cm足らずの扁平で小粒な「桜島小みかん」。収穫時期は11月下旬~12月末までで,1個当り重さは、40~60gです。 南国の太陽の下、水はけのよい火山性の土壌で育つ小みかんは,まさに桜島の恵みです。果皮は香りがよく光沢があり,果汁は酸が少なく甘み香りとも強いの が特徴です。 . . . 本文を読む
鹿児島地方気象台によると,活発な火山活動が続いている鹿児島市の桜島で27 日,延べ31回の爆発的噴火があり,1日あたりの回数として1955年の観測開始以来,過去最多回数を記録した。桜島では前日の26日にも,それまでで最 多の26回の爆発的噴火があり,2日連続での更新となった。 これまで桜島・昭和火口で1日の爆発的噴火の回数が最も多かったのは,2011年2月12日の21回である。 . . . 本文を読む
2006年6月に桜島南岳東斜面で始まった昭和火口の噴火活動は,2009年後半から年間約500万トンのペースで火山灰を噴出しています。噴火活動はさ らに活発化すると考えられています。現在の噴火活動が低下して5~10年程度静穏な状態が続けば,マグマの蓄積量は大正噴火直前の状態を超えて,大噴火の 可能性が高まると研究者は指摘しています。 . . . 本文を読む
大正3年の1月12日,鹿児島の桜島が大爆発した。噴煙は遠く近畿地方にまで達したという。「対岸の鹿児島市が全滅した」とのウワサも流れた。 もちろん鹿児島市は全滅はしなかったが,溶岩の流出などでなどで住民35人もが亡くなった。驚くべきことに,その溶岩は海を越えて東側の大隅半島にまで到達,桜島と陸続きにしてしまった。この「架け橋」部分を訪ねる人は,火山というか自然の猛威に目を奪われるであろう。 . . . 本文を読む
活発な活動が続くかごしま・桜島です。29日午前9時27分、桜島の昭和火口で今回554回目の爆発的な噴火がありました。噴煙が火口から3000メートルの高さまで上がり,おりからの南西の強い風にのって,火山灰は北東方向に流れ、霧島市や垂水市牛根方面に降りました。 . . . 本文を読む
鹿児島地方気象台の観測によると,桜島の昭和火口で8月18日午後4時31分、爆発的な噴火が発生し、大きな噴石が山の3合目まで飛んだほか、噴煙が火口から5000メートルの高さにまで上がりました。 . . . 本文を読む