「ポツンと一軒家」，人気のワケ－－地にガッチリ足着けた人の生き方や暮らしぶりを知りたい

　「ポツンと一軒家」は、衛星写真を手がかりにその家を訪ね，そこに暮らす住人から人生観、暮らしぶりなどを引き出している。
「人里離れた場所に、なぜだかポツンと存在する一軒家。そこには、どんな人がどんな理由で暮らしているのかを調査。その人生観にまでに迫ったいる。
　昨年10月から毎週日曜日の20時台に放送され、NHK大河ドラマと「世界の果てまでイッテQ！」（日本テレビ系）の牙城を崩しつつある。

>>>5月5日放送のテレビ朝日系「ポツンと一軒家」（日曜午後7時58分）の平均視聴率が（関東地区）だったことが7日、ビデオリサーチの調べで分かった。関東地区では、4月7日放送の17・6％を0・1ポイント上回り、17.7％と番組最高を更新した。12日も連続で17.7％を記録。

>>>5月19日放送回では、静岡・伊豆半島の山中にある一軒家をたずねる様子が放送され、平均視聴率は19.8％（ビデオリサーチ調べ／関東地区）を記録。これは5月5日と12日の放送で記録した番組最高視聴率の17.7％をさらに上回る数字で、20％の大台も目前だ。

▼　名もなき人の生き方に共感――
　「ポツンと一軒家」視聴率好調の要因は，低成長時代，そして人生100年時代を迎え，人はＮＨＫ大河ドラマの偉人賢人伝やお祭り騒ぎのバライティより，地にガッチリ足着けた人の生き方や暮らしぶりを知りたい，との意識変化とも分析されている。