コスモス薬品
コスモス薬品 (本社 福岡市博多区)の首都圏進出が本格化しています。
>>>コスモス薬品 関東の一都六県に打って出る-2020年12月現在の出店状況
コスモス薬品 (本社 福岡市博多区)の関東進出が本格化している。11月末現在の店舗数は茨城4店,栃木2店,千葉と埼玉に各1店。これらは全て郊外型である。加えて小型の都市型店を東京で6店,神奈川で1店展開している。
なお,2021年5月までに関東では20店を出す計画で,うち15店は郊外型である。11月開業の栃木の新山店はクスリのアオキの隣。来年5月開業予定の埼玉の東岩槻店は西友跡地に出店した生鮮フルラインのDSダイレックスの近隣。来期6月開業予定の印西西の原店は車で5分の商圏内にスーパーのロピアが出店している。デスカウント決戦となりそうな様相である。
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┗■ 日本初!小商圏型メガドラッグストア 小商圏を制する者が小売業を制する--コスモス ウエブサイトより転載
source:コスモス薬品ウエブサイト https://www.cosmospc.co.jp/company/co-management.htm
コスモス薬品は日本で初めて小商圏をターゲットとしたメガドラッグストアを多店舗展開するビジネスモデルを構築しました。小売業はいろいろな業種が入り乱れて大変激しい競合状況にありますが、足元の小さな商圏(商圏人口1万人)に限定すると競合は限られてきます。
小商圏での競合業態は、食品スーパー、小商圏型ディスカウントストア、コンビニエンスストア、500平米型ドラッグストア。 これらの競合に対抗する当社のメガドラッグストアは医薬品・化粧品のみならず日用雑貨、生鮮三品以外の食品等の日常の暮らしに必要な消耗品を満載した、 非常に便利が良い店舗となっています。現代人にとって最も重要なものは時間であり、時間の節約こそが消費者最大のニーズ。それを満たす新しいビジネスモデルが、『小商圏型メガドラッグストア』なのです。
小売業では、大きな商圏には大きな店舗、小さな商圏には小さな店舗という考えが常識です。しかし、コスモス薬品は、あえて小さな商圏に可能な限りの大型店をつくり、その地域にお住まいの方にとって最も便利の良い店舗をつくることを基本コンセプトとしております。
コスモス薬品が考える小商圏とは、商圏を自ら分割して他社の入り込む余地がない程の小さな商圏を意味します。その小商圏内で圧倒的なシェアを獲得することを目指しています。これからの小売業はこの小商圏でお客様の支持を得てこそ、真の勝者となるのです。
小商圏(商圏人口1万人)に限定した出店戦略では個々の店舗の売上は見劣りしますが、近隣のお客様に足繁く、そして末永くご利用いただけることで永続的な繁栄が可能と考えます。また、商圏を小さく設定しているので、たくさんの店舗を出店することが可能です。 よって、日本国内にまだまだ何倍もの出店が可能であり、大きな成長余地が広がっているのです。
source:SAM WALTON Mada in America p274
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┃★┃ think small 小さく、狭く、深く > 大きく、広く、さらに深く
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コスモス薬品は、「小さく、狭く、深く」の小商圏をターゲットとしたメガドラッグストアにこだわりながらも、九州にとどまることなく、市場を「大きく、広く、そしてさらに深く」とらえ、全国展開に取り組んでいます。。
同社のこうした経営姿勢は、 ウォルマートの創業者サムウオルトンの、「企業が大きくなればなるほど、偉大なことを成し遂げようとすればするほど、小さな単位で考えて判断し、改善行動をとることがカギだ」とする、「think small」の姿勢に通じると、受け取れます。
コスモス薬品 業績・会社概要
設立:1983年(昭和58年)12月
- 資本金:41億7,856万6,600円
- 年商:6,844億3百万円(2020年5月期)
- 従業員数 正社員:4,386人 平均臨時雇用者数:14,678人 在籍者総数:37,301人(2020年5月末)
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