すっかり春らしくなりやわらかいお花のにおいがほのかに感じられます。
新しいかばんを小さな背中にかついで1年生が小学校に通う姿がみられます。
初々しくかわいいです。どの子もがんばって勉強しようと少し緊張気味です。
このかわいい子供達を、のびのびと学校生活をエンジョイさせてあげるためにはまず、学校生活におけるルールを教えてあげなくてはいけないんです。
ルールというとなんだか自由を束縛されたような苦しさを感じてしまうかもしれませんが、実は逆なんですね。
いろいろな個性をもった子供達が仲良く遊ぶために、気持ちよく学習を進めるために、みんながルールを守ることでそれが可能になっていくのではないかと思います。
実は、音楽も同じなんです。
ただ無秩序に音が並んでいても雑音にしかなりませんが、拍子が決められ、調が決められ、和声の流れがある。
そのルールの中で並んでいる音はとても美しく説得力のあるメロディーになっていきます。
音の1つ1つは役割を持ち、自分の主張をしているようです。
音楽を演奏するということをより自由にのびのびと表現しようと思ったら、やはり音楽のルールを知っていることは必要なことだという気がします。
時々感じるのですが、「音楽って人生そのものだなあ。」ということです。
どんどん新しい発見があって、これでよいということがありません。
毎日弾くピアノはどれも満足のいく演奏にはならないけれど、いつも私を励ましてくれるかけがえのないパートナーです。
みなさんの心も、音楽が慰めて励まして勇気づけてくれるものであったらいいですね。
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