前回、前々回記事でご紹介した、梅崎快人サイン&握手会ですが、主役の梅ちゃんこと梅崎快人さんが、岡山で足止めを食ってしまって高知入りできず、中止となりました。
とっても残念です。
よりによっての5号台風による交通機関の影響により、本四架橋が通行止めとなってしまっての判断でした。
無理をすれば、夜半に高知入りできたのでしょうが、そうなると例の迷子台風5号が本州縦断中です。
早く決断しないと帰郷できない可能性もありで、安全第一で岡山から帰郷となりました。
当然ながら8日午前に予定していた、高知県立美術館ホールでの舞台挨拶も、今回は中止でございます。
予定していた皆様、本当に申し訳ございません。
なお、梅崎さんサイドからは、これからは映画の撮影のため、地方廻りはスケジュールが取りにくいらしいのですが、「高知には、絶対に、年内に来れるようにします!」とお返事いただいていると連絡がありました。
お天道様のなさることですので、致し方ありませんが、返す返すも残念です。
連絡を聞いたボランティアの一人からは、「ああ、海底トンネルがあったらなぁ。」とつぶやきが。
何事にも神意ありです。
梅ちゃんの高知入り断念にも、やはり神意をくみ取る努力こそ、信仰者の精進ですので、そのとき思ったことを書いてみます。
今、日本列島を縦断中の台風5号ですが、高知近辺では、高知の南岸を西から東に通り抜けていきました。
これは、東西北三方を高い四国山脈に囲まれた高知にとっては、しのぎやすいルートでして、高知県内では先般の記事の予測通り、7日の正午には台風の影響はほとんど終わっておりました。
ただ台風と言うのは厄介なもので、「高知に影響が少ない」ということは、その分どこか別の地域が影響を受けているということなんですね。
それが今回、四国では徳島であったり、香川や愛媛などの瀬戸内地域であったようです。
本四架橋などは、風速25m/秒以上だと通行止めになるようなので、険しい四国山脈に阻まれて、高知ではよくわからなかったのですが、瀬戸内地域では、厳しい吹き替えしが吹いていたと思われます。
で、今回、本四架橋をはじめ、旅客機や一時はJRも通行止めになりました。
まぁこういうことは高知では日常茶飯事で、台風や積雪などで山岳路が通行止めになることに、ややもすると慣れて「こんなもんじゃろ。」と思いがちなのですが、これは「由々しきことだ。」となんですね。
今回の台風による、各交通機関の通行止め策は、まぁ、先般の北九州地方での大雨があったことによる、念のための措置も大きかったかとは思いますが、問題は台風などの水害だけではなく、最も懸念するべきは、東南海大地震です。
そう、山岳路が山崩れとなり、高速道路高知道の架橋が崩れ、海沿いにある沿岸道路や高知空港が津波で破壊されれば、高知は完全な陸の孤島状態となります。
私は災害医療にも絡んでおりますので、近年、上記の完全な陸の孤島状態となった高知に、瀬戸内の他県から救援するシミュレーションをお聞きしたのですが、通常3日と言われる非被災地域からの応援が、高知だと7日かかってしまうのだとか。
それも、バギーバイクで獣道を通って、やっと7日目に高知平野に到着ですので、救援には程遠い内容でした。
ヘリコプターは、飛行距離が短いので、燃料の補給のめどが立たなければ、険しい四国山脈を越えられない可能性があります。
なぜヘリコプターが飛行距離が短いかと言うと、重心が高いので、運転が難しいから。
つまり燃料をたくさん積むと、バランスが崩れて危険になるわけです。
重量バランスの良いオスプレイ型なら、たくさん燃料が積めるので、長時間飛行災害時に有利です。
被災した重病人を、被災していない地域に運んで治療することができるか、また7日間、救援が来るまで命を長らえることができるかは、災害大国高知にとっては、それこそ命がけの選択でもあるわけですね。
つまり、ボランティアの方が言った、「海底トンネルがあればなぁ。」というのは、高知や四国にとって、とても有意義な発言でもあったわけです。
つまり、四国山脈を突き抜けて、トンネルがあれば、高知は災害に強い交通手段を持てるわけですね。
なぜなら、トンネルは災害に滅茶苦茶強いから。
これは「トンネルが崩落する時は、山が崩落する時じゃ」と土建屋さんが教えてくださった。
また海底トンネルは、もちろん台風などの影響を受けないし、そして何より、橋を架けるより建設費が安いらしいのです。
なぜ安いかと言うと、「掘ってないから」らしい。
つまり、トンネルの屋根を海底にポンポンと置いて、後で水を抜く工法なので、出入口以外掘る必要がないのですね。
ですので、まぁ、速い話が、四国山脈にトンネルをぶち抜いて、瀬戸内まで貫通すれば、高知県民にとっては、命綱が増えるというものですし、災害時においても、不通にならない普通の道を手に入れられるし、瀬戸内側の方々にとっても、海の難所の瀬戸内海からではなく、開けた外洋である土佐湾から物資の出入りができれば、今以上の物流を手にすることができるので、WinWinなことなのかなぁと思いますね。
ついでに瀬戸内海に海底トンネルを通して、リニア新幹線を通せば、中四国の真ん中に、新たな経済圏ができて、これまで物流や交通の便の悪さから、発展が遅れがちであったこの地域が発展するだけでなく、周辺地域の経済の活性化に役立つのではとも思います。
とまぁ、徒然なるままに書き綴って参りましたが、台風一過、晴れ渡る夜空に煌々と輝く満月を眺めながら思い立った次第です。
本日は、『富国創造論』(幸福の科学出版)に書かれている二宮尊徳の霊言の抜粋をお届けいたします。
(ばく)
検証動画 オスプレイは無茶な操縦でも墜落しない名機 曲技飛行、アクロバット、低空飛行 ローパスも出来る RealFlight6.5 ラジコン飛行機 ヘリ
リニア、静けさと騒音と 時速500キロで見えたもの
https://www.irhpress.co.jp/upload/save_image/07182052_5006a379c35b8.jpg
まあ、私は、リニアモーターカーも悪くはないと思うけれども、たいてい、役所がする試算において、「それだけの費用を使っても、乗降客が増える予想は、これだけしかない。
だから、採算が赤字になるので、できない」というのがほとんどだ。
それが彼らの計算の仕方さ。(中略)
でも、考えてごらんよ。
今、幸福の科学の正心館とか精舎とかができている所を見たら、JRだろうが、赤字のバス路線だろうが、どこもみな黒字に転換しているだろう。
まこと不思議なことだ。
政府あるいは地方公共団体が財政再建をしようとする場合、「赤字路線を廃止すれば、経費が減って黒字化する」という考え方をするのが普通だろう。
ところが、不思議なことに、幸福の科学の正心館が建つと、そのバスの路線が黒字になる。
また、電車でも乗降客が増えて、「普通」しか止まっていなかったところに「快速」が止まり、「特急」が止まるようになってくる。まこと不思議だな。(中略)
これは、いったい何を意味しているか。
それはだね、「乗り物自体が価値を生んでいるわけではなく、乗り物の先にあるものが問題だ」ということを意味しているんだよ。
乗り物の先にあるもの、すなわち、「その乗り物を使って、何をしようとしているのか」というところに、本当は問題があるわけなんだな。
リニアの前の新幹線構想にしても、ずっと前から計画があっても、新幹線ができない所はたくさんある。
例えば、四国には、四本の橋を架けて新幹線を走らせる予定があった。
しかし、いまだに新幹線は走っていない。
なぜか。
「住んでいる人が少なく、乗降客が少ないので赤字だ」と思って、できないでいるわけだな。
この発想では駄目なんだ。
そうではなくて、そういう新幹線をつくろうとするときには、その行き先における産業の育成と合体させてやらねばならないんだ。
つまり、人がそこに行かねばならんような産業をつくるということだな。
もっと分かりやすい例を挙げようか。
東京ディズニーランドというものをつくる。
そうすれば大量の客が来ることぐらいは分かるね?
そうすると、当然ながら、交通インフラは整備されるし、列車の本数は増えていく。
宿泊機能も強化される。当たり前のことだな。
そうした交通インフラなく、宿泊機能なく、ディズニーランドだけをつくっても、呼び込める客は少ないだろう。
こうした、ものの考え方が要るということだ。
したがって、実は、リニア新幹線構想だけでは駄目であり、その新幹線を通す予定の地域の町おこし、村おこしになる産業の計画をしなければいけない。(中略)
「この地域に、こういう産業を興し、人が集まってくるようにする」という計画と、リニア新幹線を通す計画を合体させることができる人がいて初めて、その地域にリニア新幹線が通るようになり、相乗効果が増していくんだ。
『富国創造論』(幸福の科学出版)P68~72
富国創造論