そばにいて欲しかった
あの時
嫉妬ずっとしてた
あの頃
あなたを「好き」だという
たくましい
彼女がいたから
彼女は自然の中で
声をかける
「もう大人なんだから」と
あなたへ
ため息まじりの
ニコリ顔で
あなたはいつも
彼女の部屋にいた
負けたくない
負けないでと
勇気を持たせようとしたけど
なぜか入れない
二人の扉があった
せつない世界で
遠い道のりつづく
電話をかけたけど
いつも留守番電話
待ち続けたけど
返事は来ない
翼をくださいと神様に願う
あなたの胸に
飛んでいきたいと
あなたと再会した
二十歳の成人式
お見合いをして
「婚約者がいて」と
「私結婚するの」と
あなたに伝えてしまって
赤くなる私
声をかけてくれない
無言のあなた
「ごめんなさい」と
私は あなたへ
「おめでとう」と
あなたは 私に
やっと聞けた
あなたの声
うれしくて
たまらない
二十歳の告白
「幸せになろうね」と
あなたは 私に
ちょっぴり淋しかった
私だった
でも気づいてくれた
あなたを知った
二人で手をにぎり
成人式の帰り道
「あなたを好きでいいですか?」
聞いた私
「救われるならいいよ」
あなたからの答え
あなたは最後の言葉
好きだったと言わない
ちょっぴり淋しかった
二十歳の告白
初めてついた嘘
ごめんなさい
二十歳の告白
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