(写真)閉鎖によってロシアの国営通信社に経済効果をもたらし報道範囲を広げると言う政府筋
ロシアのプーチン大統領は、国営通信社のRIAノーボスチを廃止しました。
月曜日にクレムリンのウエブサイトで突然発表した政令で、プーチン氏はロシア・トゥデイがその代わりになると伝えました。
新通信社は、ジャーナリストでクレムリンの強固な支持者のドミトリ・ケセルフ氏が代表を務めます。
国営のボイス・オブ・ロシア局も閉鎖されました。政令は、即、実施されました。
BBCのアナリストの見解
国営メディア通信社の中で、RIAノーボスチ社は、最近、公平な報道のための最大の努力をしてきた。この努力は、世界中のメディア通信社の外国の読者のためでもあった。
しかし、今、ノーボスチ社はロシア・トゥデイ系に取り換えられ、政府に批判的なロシア人を政府寄りにするもので、親-クレムリンの傾向のニュースを入念に選ぶだろう。
政府が規制するロシアのテレビニュースを議論する時クレムリン批判に使われる言葉「プロパガンダ」は、今度は新通信社のことを語るのにも使われるだろう。
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突然改革的なノーボスチ通信社を閉鎖して政府寄りの通信社をつくるなどロシアらしいやり方です。こんなことをしていたら反政府デモが拡大してとんでもなくなるでしょう。でも、デモも規制するのですよね。