(写真)ネルソン・マンデラ氏の孫の隣に立つ手話通訳者(右端)
ネルソン・マンデラ氏の追悼式を聴いていた聴覚障害者が公式的な手話通訳が不適切だったと不満を現しています。
聴覚障害者連盟は、通訳者の訳は独断的で意味がなかったと記者に語りました。
南アの最初の聴覚障害者の女性議員は、通訳者はくだらない手話をしていたとツイートしました。
通訳者はANCに雇われたか使われていたのだが南アの手話語を使わなかったと彼女は語りました。
「ANCに関係のある手話通訳者はANCの副大統領の傍に立ち意味の無い訳を行なっている。彼は手話ができない。彼を止めて。」と生中継の間ツイートしました。
ANCは、儀式で手話通訳者を使ったかどうかについてはコメントしませんでした。
AP通信によると、南ア政府は声明を発表する準備をしているとのこと。
手話通訳者は、まだ特定されていません。
南アの聴覚障害者連盟で手話通訳を教育しているデイサル氏は、彼は聴覚障害者団体に知られていないか南アの他の通訳者だとしています。
南アの手話には独自の言語構造があり、アフリカーンス語やコーサ語や英語とは関係が無いとデイサル氏は語りました。
主要な国内外のメディアが、火曜日に、マンデラ氏の国葬を実況中継しました。
友人やマンデラ氏の家族や世界の指導者達が前南ア大統領を追悼している時、手話通訳者はステージで手話をしていました。
英国聴覚障害者のニュース・ブログ〝リンピング・チッキン″は、「その手話通訳者は彼の動きに奇妙なリズムの繰り返しがあり、彼の手や体の動きは話者が何を話しても同じように見えた。」
ブログの編集者は、彼は我々の言葉を真似していたと言いました。
もし彼が偽者だと分ったら、世界が抑圧と闘ったマンデラ氏に敬意を払っている日に、彼がステージに立って別の少数者である聴覚障害者を十分抑圧したことになる。」
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CNNテレビの中継を見ていて、あの人は何をしているのだろうと不思議に思い、見続けているうちに手話をしていることが分りました。時々あらぬ方向を見て小刻みにリズムを取りながらも確かに手話をしていました。この記事を読んで納得できました。やっぱり彼の仕事はいい加減だったのですね。ANCの発表が待たれます。