精肉

肉屋さんの新人さんは、

一番早く来られて、

細く小さく、静かな微笑で、一番先にタイムカードの機械の前に

たっておられる。



あの人に会ったら嫌とか、ロッカールームでの鉢合わせとか、

何を話そう、の前に、



あの方のように、謙虚にならなければいけないのかもしれない。


だって、まだ半年の新人。


見た目が生意気なんだろうか、背は大きいけど。



明日は早く行って、資料にはんこをちゃんと忘れず押し、

連休後のシフトをチェックして

私を蔑むTさんがきても、笑顔で挨拶。

ただそれだけにして、


おとなしく、励もうと思う。

栃木

去年は神戸・・今年は栃木。

どこかへ出かけようとするのは、

であったはじめから、家族の今まで、変わらなくて

けど、去年も



前日まで全くしゃべらなかった。

息苦しい毎日だった。

それは今も変わらないが、

行く場所があって、賃金を得ているということが

大きく違っている。拘りすぎている私の中で、

この田舎には「主婦」など存在しないから。

遊んでいる、と言われる場所だから。


そこに加えて、働く意外に脳のないところ、社交的じゃないところが
私を苦しめる。



話は変わるが、


調子に乗って、言葉を発すると

イラつかれると、悟った。

私は調子に乗ったんだ。

あの人にとっては、私は嫌いなタイプの人だ。

だから、余計なことは言わない。って決めたのに

無理して話そうとして(顔色を見て・・）、おかしなことを言って

攻められる。


馬鹿だな私。悟れよ。いい加減。
諦めろよ。