わたしがおぼこい、24・5だったあの頃
48歳とかいうクラワカさんは
がんでダンナさんをなくしてすぐ、
バレーボールのコーチ、年下みたいね・・と同棲した。
正直
性格の良いひととは思えなかったので
プライドが高くて、同僚の過去を平気でばらすような・・・
気持ち悪い色狂いのおばさんとおもってた。
小柄で、ムチムチっとした色白の、けど、知性ある女性だったかもはしれない。
色気。
あのころのクラワカさんに少し近づいてきて
いつまでも女であることが、自分にもあるんだと気づいた。40代でも。
色狂い、まったく理解できなかった。
でも、恋は恋。
それが分かるようになった、自分にとまどう。
たぶん私はたった一度の結婚になる、ダンナさんへの愛は愛。
その人の、子供を産むこと、それも最後。
だけど、帰ってきてくれることがうれしい。
会いたい。あの人のしたで、頑張りたい。
行ってしまわないで欲しい。やっぱり。やっぱり。