もう二度とお家建てたり、大規模リフォームはできないので、よくよく考えたつもりです。なにを考えたかというと、足腰が弱っても過ごしやすいようにワンフロアで暮らせるようにしたとか、ヒートショックを防ぐように階段ドアをつけたとか。
でもね~わからないのよね。いつ夫婦→独りになるのか、もしくは介護が必要になるのか。明日なのか30年後なのか?! 今でも3歩歩くと用事忘れるし~歳をとるってスリルとサスペンス(^^;)
ということで、(現在の過ごしやすさとか、経済性を優先させた部分も多いのですが、)確実に衰えていく将来のためにどんな設計の工夫をしたのか、まとめてみました。
① LDK(+書斎)、浴室、脱衣室、洗面室、トイレ、寝室をワンフロアに⇒ヨロヨロしてもここだけで生活できる。
② 手すりをつけるための下地を家中につけてもらう⇒多めに大き目に。大工さんが協力してくれました♪
③ 階段ホールに引き戸をつけて、冷暖房を逃さない⇒ヒートショックや夏の室温差を防ぐ。浴室やトイレも快適に。
④ 幅広L字型階段にする⇒リフトをつけやすい。
⑤ 階段に踊り場を設ける⇒階段事故での大けがを防ぐ
⑥ 階段下一段目の真上にダウンライトをつける⇒夜の階段踏み外しを防ぐ
⑦ IH調理器導入⇒ガスに比べて安全性が高い(←これは確実)&暑くなりにくいので夏の料理意欲低下を防ぐ(←これは効果不明^^)
⑧ 長くなるかも知れないリタイア後の生活に備えて、夫婦それぞれが籠(こも)れる場所を作る⇒夫は書斎。私はピアノ部屋。(ピアノ部屋には畳コーナーがあるので、いざ?となれば寝室にもできる♪)
関連記事はこちら
①⇒ウチの間取り図~せっけい倶楽部で2ndフロアを描いてみました~
②⇒お家を造ってくれるのは・・大工さん💪
③⇒階段上ホールにドアをつける(ヒートショックを防ぐ工夫)
④⑤⇒L字型幅広階段・踊り場つき~階段の安全性と将来性~ ⇒web内覧会~危険な事故を減らす、踊り場つきL字階段~
⑥⑧⇒ミニミニ内覧会 2 ~ダウンライトの配置&ペンダント~(←階段のダウンライト&畳コーナーの写真)
⑦⇒地震の被害を最小限にする家づくり
元気なうち一番快適なのは⑧かも(^^)(リモートワーク&自粛生活で快適実感中~)
PホームのシューズBOXの標準仕様はDAIKENとEIDAIでしたが、ドアと同じDAIKENを選択。(ドア記事⇒ほこりが目立たない床材・天然木のドアへ)
収納のドアは(居室ドアと違い)天然木ではないし、取っ手のないタイプにしたので取っ手の色は関係ないし、その点ではどちらの製品でもよかったのですが・・ハンコを押したり置物を飾ったりするのに便利な、カウンタータイプがあることと、鏡(姿見)がついているのが、DAIKENのいいところでした。
お出かけするとき、玄関の姿見で最終チェックできたら便利ですよね?・・収納扉の外側にある方がすぐ見れて便利じゃありません?
と思い、標準仕様書では内側についていたミラーを、外側に変更してもらいました。(これもサービスのひとつでした(^^)⇒(追加無料)サービスしてくれるタイミングはいつ?へ)
使いやすいですよ。とっても良かったです。でも・・キレイを保つのが大変💦指紋が目立っちゃって(T_T)。ふつうの収納扉ならめったに拭き掃除なんてしないけど、鏡はそうはいきません。(・・だから内側につけるのもアリかも(^^;))
そういえば鏡のお掃除が大変だから、洗面台のミドルミラーもシートに変更してもらったんでした。(⇒鏡にうつる壁の色は?~ブローできない洗面台~へ)
1階LDKで2階寝室、という一戸建て多いですよね。ウチはLDKも寝室も2階なのですが、どちらにしてもエレベーターつける?って一瞬頭をよぎりませんでしたか?(←ワカモノじゃない場合)
まぁ面積も取るし初期費用もメンテナンス費用もかかるし、たいていは一瞬でボツですよね。私はそれらに加えて閉じ込めの恐怖もあったので、どうしてもの場合はリフトをつけよう! ということになりました。
リフトを付ける場合は直線がベストなのでしょうが、ふつうに歩いて上り下りする場合、直線の階段は怖いデス。(上で足を滑らせたら蒲田行進曲になっちゃいそう(゚△゚;ノ)ノ)
そこで、L字型にしました。8段目あたりで直角に曲がっています。⇒web内覧会~危険な事故を減らす、踊り場つきL字階段~へ
斜めの踏み板も踏み外しそうになるので(^^;)やめて、踊り場はフラットに(水色部分) 。(理想は15段階段だったので、踊り場を斜めに区切って一段増やすかどうか、とても迷いましたが、安全性を重視してフラットに。)
そして将来リフトを付ける場合重要なのが、階段巾。設計上半間巾(91cm)の階段(一般的)は実寸80cm弱くらいです(壁の厚みがあるので)。それを実寸90、5cmにしてもらいました(設計上では102、375cm)。
階段巾が広いのは、家具や家電の出し入れにも便利なので、引っ越し屋さんと家電屋さんがすごく褒めてくれました(笑)(⇒階段上ホールにドアをつけるへ)
「せっけい倶楽部」の間取り図(⇒ウチの間取り図へ)と細かい部分が異なりますが、このページの図のほうがもちろん本物です