それでも何かはしていたかった。
していなければ、本当に心が挫けてしまいそうだったから。
私の仕事は人前で喋ることなのに、人が集まる場所がなくなったら私の居場所はなくなったし、私に出来ることは何もなかった。
でも、何も出来ない中でも何かをしたくて、1人で出来るミセスの活動に力を入れはじめた。
私が大切にしている「世界」と言うステージに立った自分。
コンテスト自体は過去の人生の通過点に過ぎないけれど、経験から得た知識や学びの中には人に聞いてもらう価値がきっとあるはずだし、日本代表として発信する日本文化の紹介や地方創生活動は誰かの役に立つと思ったから。
正直、先方へのアポ取りや撮影申請、カメラマンの手配、地方へ行く場合は交通費もあるし、手間と経費ばかりかかる。笑
仕事がないのに仕事になっていないどころか、お金は出て行く一方で、これが一体何になっているのか自分でもよく分からなくなって、誰のため、なんのためを見失いまくるけど、何もしないより何かをしていることが自分のためになるならそれでいいと思うことにした。
結局「誰かの役に立つ」ではなく「自分のため」でしかないけど、この活動はいかにも私らしくて楽しくて大好き。
だからそれでいい。