大坪瑠実の「ルミルミ 今日も頑張ってるよ!」

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人力車

2024-05-22 12:11:00 | Mrs.Grand Universe
元ミセス日本代表、そして元世界グランプリとして、国内外へ向けた日本文化や観光地のご紹介を不定期で行っております。 
今回は、文明開化の象徴「人力車」のご紹介です。

観光地でよく見かける人力車。
実際に乗ったことあると言う方も、少なくないのではないでしょうか。

人力車の始まりは、明治3年3月24日まで遡ります。
発明したのは和泉要助、鈴木徳次郎、高山幸助の3人と言われています。
彼らは東京府より許可を得て、日本橋を拠点に営業を始めます。
人々が手軽に利用できる交通手段である人力車は爆発的に広まり、翌年には東京だけで1万輌以上に増加したそうです。

そこで3人は、明治18年に交付が始まった特許制度の前身である「専売特許条例」に出願をします。
しかしその時すでに人力車は、世の中に普及し過ぎていたため取得するには至りませんでした。
とは言え、人力車は特許制度の創設に深いつながりを持つ、日本にとって大きな発明となったのです。

庶民の交通手段として時代を駆け抜けた人力車は、昭和に入りその座を自転車や自動車へ譲り渡し衰退していきます。
今は観光地で遊覧ガイドとして残るのみですが、誰もが気軽に体験できる日本の伝統文化という意味ではとても貴重な乗り物です。
先人が生み出した文明の利器、いつまでも残していきたいですね。

より詳しい発信は私のInstagramで投稿していきますので、フォローの上ご覧頂ければ嬉しいです。(Instagram :@love_balancist)

【取材協力】
江ノ島電鉄観光人力車 かざぐるま
( @enoshimarickshaw )

𝘗𝘩𝘰𝘵𝘰 𝘣𝘺 𝘞𝘢𝘬𝘢𝘬𝘰 𝘠𝘰𝘴𝘩𝘪𝘵𝘢𝘯𝘪

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