ミセスジャパン(日本を代表するミセス)として、国内外へ向けた日本文化や観光地のご紹介を不定期でさせて頂いております。
今回ご紹介するのは、東京都稲城市にあるHANA・BIYORIの中にある「聖なる森」です。
ここは国指定重要文化財である妙見菩薩像(みょうけんぼさつぞう)や聖観世音菩薩像(しょうかんぜおんぼさつぞう)が祀られていたり、釈迦如来殿に仏舎利と聖髪が一緒に収められていたり、実は世界的に見ても貴重なパワースポットです。
入場するとまず迎えてくれるのは、竹あかりのアーチ。
そしてその先に見えるのは、京都御所から移築したとされる「聖門」です。
「高麗門」と呼ばれる形式の聖門は、本柱と控え柱に屋根が別々に架けられた特殊な形式となっています。
高麗門は他に、皇居（旧江戸城）の田安門、清水門、外桜田門、京都御所の蛤御門などに残っているそうです。
この「聖門」をくぐると、喧騒を離れたスピリチュアルな空間へのトリップが始まります。
こちらはパキスタン産の大理石で作られた、釈迦如来殿（パゴダ）です。
仏教の開祖「釈迦」のお骨（仏舎利）と髪の毛（聖髪）が一緒に安置されているのは、世界的に見ても大変貴重とされていて、実は知る人ぞ知るパワースポットなんです。
さらには、国指定の重要文化財である妙見菩薩像が祀られている妙見堂。
海上安全、縁結び、安産、商売繁盛、開運のご利益があると言われています。
この作品は仏師の院命によって造られた、美術史上 極めて貴重な作品なんだそうです。
今回、敢えて菩薩像の写真は載せませんので、ぜひ皆さまご自身で見学に行かれてみて下さい。
〜つづく〜
