2年ぶり。不要不急の行動自粛から、地元で歩いたことのあるコースでトレーニング。
非常時に医療従事者等に負担をかけぬように、登山届、ココヘリ、保険は加入です。
前回よりも1時間遅いスタートになってしまいました。
サンメドウズスキー場の上の登山口付近の空きスペースに駐車してスタート。8時。
30分くらいは荒れた林道歩きです。
途中で、帰りに合流する真教寺からの道との分岐。朝は県界尾根へ。
30分くらいで登山道の入り口でした。まずは、小天狗までの1時間。
ここが樹林帯で急なんですね…
そうすると、野辺山からの登山道との合流地点。ここからはしばし緩やかハイクです♬
ちょっとした展望ポイントからは、赤岳も見えるのですが、この時は雲の中。
地元が舞台のアニメ「スーパーカブ」を連れてきましたが…ボケボケだし、出前のかごがついてる(笑)
次のこんもりの奥が大天狗かな?!そこまで1時間20分!展望荘は見えてました。
「大なぎ」ってあるんですよね…
要所要所に看板や目印もありますが、人は少ないです。
5が大天狗。展望はありません。
ここまでに確認できたお花たち(順不同)
アケボノソウ黄色の斑点と黒い斑点がきれいで、宵の明星みたいですよね☆彡
サワギク
あざみ
ダイモンジソウ?ユキノシタ科
コバノイチヤクソウ
セリバシオガマ?
エゾスズラン(^^♪
ヒメミヤマウズラ
シャクジョウソウ
樹林帯の中には、コフタバランも多かったです。
シラタマノキ
一番多かったシダ
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ダケカンバがかっこいい!
大天狗を越えて、鎖場にて休憩。ストックをしまいます。
お花も変わります。一気に大展望なのですが、ガスが結構かかりました。
左が登ってきた県界尾根。右は帰りの真教寺尾根。
上から見るとこんな感じ、怖い!!
展望荘への分岐
展望荘は営業中のようです。
ここからも山頂までは鎖と梯子の急斜面です。
ようやく頂上の小屋が見えてきましたが…
今シーズンは営業はしていません。
県界尾根は1組のトレランさんが下ってきたのみでした。
県界尾根の10/10
山頂から中岳と阿弥陀方面
山頂はガスってしまった(´;ω;`)
頂上山荘
赤岳の山頂から右が牛首山と左が小天狗の稜線
前回来たときは富士山も見えたけど、今回は残念。
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ここまでの間に確認できたお花
キオン
ヤマハハコ
タカネナデシコ
アップでとりすぎたけど…ヒメカラマツ?
トリカブト
タチコゴメグサ
ニガナ
タカネコウリンカ
ヒゴダイ?
最後のイワヒゲ
イブキジャコウソウ
トウヤクリンドウ
紫のリンドウ系は傷んでいて終盤だったので写真がなかった…
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前回と比べて、1時間遅れのスタートで、ほぼ1時間遅れで到着することはできました。
結構、体力がもつか心配でしたが、どうにか維持できていたということでしょうか…?!
先は長いので、展望待ちしながら下ります♪
山頂直下からの中岳と阿弥陀岳。ここが唯一行っていない部分なんですよね…
振り返った赤岳と小屋
分岐は、キレット方面へ
また縦走したい、赤岳からキレット小屋から権現・編笠…懐かしい(^^♪
真教寺の10/10。ここからは急な鎖場の連続。
ここで上を見上げても、もうこんな感じ。
ちなみに、向かう先の真ん中が真教寺尾根。平らなこんもりが扇山と牛首山。
左が登ってきた県界尾根。その先の広いところが起点のサンメドウズスキー場の駐車場。
いつも思うけど、落石注意!真教寺尾根の方が危険度高い!人も多いし。
振り返って・・・
お花とか探す余裕もないし、腕も疲れてきます…
ようやく岩場の最後に。一安心と思いきや…ここからが長い!
途中では、この蝶がたくさんおりました!! クジャクチョウさんかな?
樹林帯に入り一度ぐっと鞍部へ…そして上り返します。
セリバシオガマ。ミヤマ双葉とかもあったけど、撮っている余裕がありませんでした。
ちょっと広いところで、凍らせてきたゼリータイム(^^♪ うっすら権現を眺めながら…
あと少し、ノンストップで駐車場まで行けますかね?!
歩き始めて、すぐに展望が開けた!…ここで休めばよかった~!!
振り返れば、こんな感じ。一気に下りました!
こんな感じの森です
下ってきたルートもなんとなく
すると、前回も遭遇したカモシカさんにまた遭遇。今回は1mくらいまで気づかず(笑)
この扇山では遭遇率が高い!(というかいつも遭遇)
ここからは、緩やかにアップダウンで…
牛首山
途中で岩が終われば、秩父方面が開けます。瑞牆・金峰。
賽の河原
そしたら、サンメドウズのリフト乗り場へは向かわず、激に笹藪の沢への道を下ります。
20分も下ると、朝の道に合流し、さらに20分ほど林道歩いて、駐車ポイントに帰還でした。
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最後に見かけたお花は
ハナイカリ
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最後にお花🌸
7月に確認できなかったお花も姿が確認できました。昨年のガラも。
ミヤマのアケボノさんも1か所確認。
今回は後ろも確認
姫の花わらびですかね。
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初めて2年前に、この県界尾根を登って、真教寺尾根を下ってみて、
なかなか厳しいけど、静かで植生の豊かなコースと感じました。
今回は時期が少しずれただけで、咲く花も違ったり、新しい発見もありますね。
本当は泊まってゆっくり観察できたらとも思いますが、今は避けられることは対応して地元で散策しています。
いつかのために。
はやくそんな日が戻ってくることを楽しみに。
でも、地元にこんな場所があって救われております。
山梨、北杜市、良いところです。移住どうでしょう?!
今まで山でたくさんの人に山で出会いましたが、その中でどうしても忘れられない方が居ます。その方と出会ったのがこの県界尾根ででした。親娘3人連(娘さんは20歳くらいの方)れの方とあの梯子付近で出会い、追い越しました。山頂の赤岳小屋で宿泊したら、その親娘3人三人の方も小屋に着き、小屋のストーブを囲み皆さんとイッパイやりながら談笑していたら、その両親と娘さんも来てイッパイやりながら楽しそうに団らんしていましたが、なんと3人の方は聾唖で手話で楽しそうに、何の屈託もなく飲みながら話していました。
もし私がその娘さんの親だったら、それまで生きて来た苦労を考えた時、生まれた娘だけは五体満足な人であって欲しいと思います。ところが親二人が聾唖でその娘が聾唖だった時、自分の苦労を考えた時親娘3人で自殺でも と真剣に考えたと思います。そんな苦労などは微塵も考えられない、なんの屈託もない親娘さんで皆さんの中にまじり楽しそうに親娘で話していました。来た順番で部屋に入ったので、その親娘さんは私の隣に寝ることになり、私も交じって地図を見ながら話をしました。その翌朝は朝から雪が降りだして、既に10㎝ほど積もり始めました。生憎アイゼンは持っていなかったようで、後で送ってくれればよいと言って私のアイゼンを貸してあげました。私はザイルを持っていたのでそれを足に巻き無事大天狗辺りまで降りたら雪が雨になり無事に降りることが出来ました。あの親娘さんの明るさは今でも忘れられません。
あいさつも自粛ムードですし。
早く収束してほしいですね。
現在パラリンピック開催中、いろんな人の魅力を感じる時代ですよね。