2度目の「御嶽山」に登ってきました。
前回は
2007年9月21日。
その時は、田ノ原から登って、二の池まで周回しました。秋晴れで、展望も良く、満足していたので、それから行く機会がなくなっていました。
そこへ、2014年9月27日の噴火。もう5年なのですね。
あの噴火の際の映像を見ながら、こんなに紅葉が素晴らしい山だったんだと感じました。
あの年の紅葉は、あの日が最高で、時間も丁度お昼で、天気も良くて…いろんなちょうどが重なって多くの人が犠牲になってしまったのでしょうね。
今回、2度目ということで、山頂までのルートが期間限定で一部開放されたことと、紅葉も見て観たくて、初めてのコースで登ってみました。
犠牲になられた多くの山が好きだった皆様のご冥福をお祈りいたします。
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当日のYAMAPの記録は
こちら! (今回は間違って、途中で一度終了してしまったので、2つに分かれています(笑))
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家出発 6:30 約140km。伊那インター下車、権兵衛トンネルを抜け、御嶽ロープウェイを目指します。8:40に駐車場着。無料。
朝7時から営業しているのでダントツ遅い(笑)。
トイレを済ませて、乗車券を購入しました。往復2,600円。(jAF割で2,340円)
乗り場前のお花畑🌸
初めての御嶽ロ-プウェイ。
乗鞍・北ア方面。
南アルプス・中央アルプス・八ヶ岳方面
まずは…7合目をめざします!
ゴンドラよりの眺め
山頂駅からの眺め
7合目を目指します
歩きやすい道です。
10分くらいで茶屋さん。黒沢口7合目、行場山荘さん。「ちから餅」は帰りにとっておきます。
7合目
途中には、頂上まで3.4kmの標石。
結構急になります。
8合目の女人堂。この前後のあたりの紅葉が見ごろでした♪
女人堂からは大きな木はない、展望の道です。暑かったですが、風が心地よかったです。
中央アルプスの奥に南アルプス。富士山かな?!
振り返って…
登って行きます
9合目の小屋が見えてきました
右手に、3の池からのルートです。当初は、ここを登って、3ノ池まで行って、直接に女人堂へ下るsっ友会にしようと思っていたのですが、
現在、この3ノ池から女人堂のルートは崩落により通行止めになっております。ご注意を!
あと1.5km
左手に、王滝からのルートも見えてきました。
高度感あります。結構急ですが、道はしっかり整備されています。
石室小屋へ寄ってみました。トイレもあり、食事もでき、休憩もできます。
一定区間ごとに山小屋があるので便利ですね。
最後の登りです。
最後の鳥居を抜けて…
ここで、現在解放されている山頂へ20分かけて行くか、山頂はやめて…三ノ池を覗きに行くかと考え…後者を選択!
まず、二ノ池を目指しました。
かつて訪問した時は、エメラルドグリーンの姿が印象的でしたが、現在は噴火の肺のグレーが色濃く、残っています。
二の池小屋を越えて
三の池までは行けそうにないですが、三の池を見える、あのピーク、摩利支天の尾根まで行くことに。
鞍部の賽の河原の、黒豆の木?の紅葉が綺麗でした♪
そして、三の池、確認でしました! 始発に乗っていたら、あそこまで行けたかな?五ノ池小屋にも寄ってみたかった!
下りのロープウェイの最終に間に合わないと困りますので、また2ノ池まで戻ります。二ノ池小屋とヒュッテ。
本日もmizunara30!
足が進みません
二の池ヒュッテに寄ってみました…御嶽山って、こんなに山小屋あるんですね。発見!
戻ります・・・
帰りは巻道で石室小屋の上へ
さようなら・・・また違ったルートで訪問したいですね。
思ったより、やはり噴火の危険度はあるけど、登山道には危険度はないかな。
早めに下山できたので、7合目の小屋で力餅、ぜんざいいただきました♪つきたて餅がやわらかくて美味しかったです♪500円。
帰りに売店で買った「秋映」のりんごが美味しかった。皮は真っ赤。蜜も入ってました!
五平餅と松茸飯も帰りにはゲットして…ラグビーの試合開始には家に戻りました。
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2度目の御嶽山。最初が素晴らしい眺めで、ずっと機会を逃していた内に、噴火があって、登りそびれていました。
今回、久々に登ってみました。
噴火の報道の際に、噴火の凄さの反面、その紅葉の鮮やかさが本当に印象的でした。
大好きな登山も、危険と常に隣りあわせということを実感させてくれた災害でした。
今回、また違ったルートを歩いてみて、当時のことを思ったり、危険回避のことを想像してみたりしながら歩いてました。
5年で景色もだいぶ回復してきたと思いました。
割と特徴的な、眺めても目立つ御嶽山。実際歩いたら、まだまだ奥が深そうです。
次は後の池小屋に泊まって、ピザをいただきたいですね。