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2019年の「登りはじめ」は南アルプスの最北端『守屋山』(もりやさん)へ。
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登り初めには…展望の山が良いよね。
大みそかまで、大掃除と庭工事を頑張ったので、お正月は元旦の地域の互礼会が終わったところで
ちょっと出かけさせてもらう。2日は来客があり出られませんので。
北アルプスは荒れ模様。いつもの山にはまだ雪がなさそうなので、
「あのザックには南アルプスが似合う」という作り手の植田さんの言葉から、Mizunara30の慣らし2回目の山行は
南アルプスの最北端の「守屋山」にしました!
10時の出発になってしまったので、行きは高速を利用、帰りは一般道で戻り。
いつもの、杖突峠の駐車場へ。
その手前のドライブインにてトイレを利用。コンビニは、諏訪大社の付近、坂の手前ですね。
ドライブインに、展望台の案内。寄ってみました。
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宿もあるんですね。眺めは良さそうです!
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八ヶ岳がどーん!!諏訪方面から見ると八ヶ岳は連邦ですよね!? 山梨側からはかっこいい単独峰なんですがね。
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諏訪湖のほうも!! 北アルプスには雲がかかってます。
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そしたら、いつもの太陽光発電のパネルが増えた駐車場へ。
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11時30分、出発です。最初は急です。
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途中、水路が新設されてました。そして、一度林道を横切って、モンゴルのテントのパオがあった登山道に入っていたのは昔で、
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現在は、そこには進入ができず、その林道を歩いてザゼンソウの湿地に向かうのがルートになったようです。
パオのあった森の上部には太陽光のパネルが設置されていて、たぶん工事が終わっても設備の安全のため侵入はできなくなるのではないでしょうかね?!
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ザゼンソウの湿地の先に、守屋山の登山口。
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でも最近はザゼンソウも少ないみたいです。
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湿地の小川も凍り始めていました。
ここで、この湿地の手前、林道から湿地に入るところに、新しい標識を発見「赤井沢新道」。
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パオから進む尾根道が進入できず、林道をまた戻るなら、この新道の出口次第では、ここを使っても良いかなと思いましたが、今回は確認できませんでした。
(帰りに、立石登山口から国道を歩きましたが、赤井沢の入り口は確認できず。でもたぶん、杖突峠駐車場近くに出ると思われます。)
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登りはじめのところに諏訪社の前宮もできていました。
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来るたびに、よく手入れがされている、標識も増える山です。それだけ山にかかわる人がいるのでしょうね。
あの西峰の避難小屋「ラビットハウス」を管理している地元のみなさんでしょうかね。
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背の高い霜柱。今回はアイゼンなど使用しませんでしたが、用意はしていきました。
ツルツル凍結している場所はところどころにありました。
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たしか、前から林道が最終はいれる場所があったと思いましたが、今回、その周りの伐採もされたようでわかりやすく目立っていました。
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そこを過ぎると、胸突き八丁。東峰まであと10分ほどです。
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東峰の手前に分岐点、立石口へ。本日は帰路はここを下って、車道を上って戻る予定。
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東峰より西峰を眺める。奥には木曽駒。天気が良ければ御嶽山も見えるんだけどなあ?
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そして南アルプスはばっちり!
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八ヶ岳! 人も多かったので…まずは西峰へ。
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諏訪社の奥宮ですね。お参りしました。
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すぐに、守屋神社へのルートの分岐。ここから、ちょっと下って、上り返します。
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ラビットハウスが見えたら、頂上まであと少し。
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ラビットハウスの中はいつもきれいに管理されています。
数年前は、お正月にその管理をしている山岳会のみなさんに遭遇し、お餅をごちそうになったりしました。
本日はもう…帰ってしまった感じ。残念。途中ですれ違った方たちかな?!
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諏訪湖と。
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お気に入りの美ヶ原方面には、雪はありませんね。
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南アルプス方面。
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静岡の南アルプスの南端・川根本町のザック屋さん『blooper backpacks』さんのMizunara30。本日か2回目。
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今回は、形の維持のためにマットを入れてみました。ショルダーしっかりしてますよね!
まだまだ、パッキングの方法に試行錯誤…上から開けるのが意外に良いのか?とか感じるこの頃…。
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八ヶ岳。
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蓼科山の奥には浅間山。
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木曽駒方面。
本日は北アルプスが見えないけど、本当にここは360度の大展望です!
南アルプスの最北端の山から、南アルプスの南端…よく見えました♪
そしたら…車道歩きもありますので…東峰まで戻ります。
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再びの八ヶ岳。
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その右奥には、瑞牆山・金峰・茅ヶ岳。
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南アルプス
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いつもと違って、仙丈ケ岳が大きくなります。
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この南アルプスの南端が…よくわからないんだよね。
最後の展望を満喫したら…下山です。
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すぐに、立石登山口への分岐。右に下ります!
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けっこう急に、下ります。
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中間ぐらいに、前嶽の案内。いつも気になっていたけど…今回初めて前嶽へ。
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結果は…展望がなかった! 下ります。
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途中で、木花開耶姫(コノハナサクヤヒメ)の神様が祭られている浅間(せんげん)の滝へ。
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こちらのルートは岩巡りのできる楽しいルートです。
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最初は鬼の見張り台ともいわれる「百畳岩」。
頂上より標高が下がってしまいますが、南アルプスがドーンと見えます。
ここで、左右にピンクテープがあって、あれっ?とか思いましたが、記憶にある左に進みましたが、そのうちに合流します。
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このコース「立石登山口」の由来となる「立石」(坊主岩)。
里からも確認できるこのシンボルの岩に向かって地域の人はお祈りをするそうです。
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こちらは南向きの斜面なので、凍結は上部に少しでした。でも…これからはご用意くださいね。
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そしたら、まず立石の登山口に。駐車も5台くらいは可能ですが、林道の凍結もあるかもしれません。
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10分もせずに国道へ。そしてここからは、国道を最初の駐車場まで戻ります。距離は約1.2km。ずっと緩やかな登りなの…(笑)
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道の対岸に高遠町の公園みたいなのがあって、そこまで朝確認した新しい水路が来ているようでした。
そして、よく注意していましたが、国道沿いには「赤井沢入口」の案内はありませんでしたが、
たぶん、駐車場の隣の太陽光の西の林道に出てくるのではないかなと思いました。
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ここのところ、新年の展望登山に訪問している守屋山。2019年もここからスタートです。
残念ながら、北アルプスの展望はありませんでしたが、南アルプスの最北端の山ですからね。
今回が2回目のblooperbackpacksさんのザック「Mizunara30」の慣らしもまずまず。
「南アルプスの似合うザックです」という作り手の植田さんの言葉を思い出しながら、2座目はここにしました。
南アルプスの最北端の力から南部を望みました…
ここは展望も最高ですが、多くの方に守られて整備されている山と感じます。
いろんなルートも作られたり。行くたびに発見があります。
私はやはりこの展望の時期が一番好きですね♪
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そして、今回は慣らしザックテストで、エヴァーニュのマットを背中に入れてみました。なかなかです。
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当日のYMAPの記録はこちら!
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ここは最近では2年前に高遠の桜を見てから登りました。
守屋山は諏訪神社の御神体です。諏訪神社の御祭神はオオクニヌシの息子のタケミナカタです。神武東征の際に出雲に居て大和地方を治めていたオオクニヌシにアマテラスが国を譲るように迫りましたが、拒否され、アマテラスの息子で戦の神様のタケミカズチと同じくオオクニヌシの息子で戦の神様だったタケミナカタと戦いが始まりました。タケミカズチの手は氷のように固く、タケミナカタの手は芦のように柔らかったと古事紀には書いてあります、当然アマテラスの息子のタケミカズチが勝ち、負けたタケミナカタは諏訪湖まで逃げて来て、ここからは西には行かないことを約束して和睦しました。
昔の日本では山や動物などを神として崇めていましたが、渡来人系統の蘇我氏と厩戸皇子(聖徳太子)引きいる人達が仏教で日本を治めようとしていました。その頃、変な顔をした仏様を崇めるのに反対したのが物部氏の守屋でした。物部守屋と蘇我馬子とで戦になり結局厩戸皇子の弓矢に当たり物部守屋は負けました。その子孫が守屋神社に祀られているともいわれています、その為後の人が守屋が2度と暴れないように、守屋山の山頂の祠に鉄の格子で囲っているのだと、私は勝手に思っています。それでなければ、おかしくありませんか、祠が牢獄のように囲われている祠は日本中どこにもありません。
守屋山はタケミカズチや物部守屋のように戦に負けた人を祀る神体ですが,戦に負けても今でも崇められているのは、やはりかなり人気のあった人なのでしょうね。
今年もよろしくお願いいたします。
それにしても、詳しいですね!確かに、位置は諏訪大社の上社?の上で、確か大社からも登れると聞いたことがあります。
いわれてみれば、あんなに囲われた祠はないし、囲う意味も納得です。
守屋神社にはなにか情報があるかもですね。
そう、昔はこの駐車場のところに高床式倉庫みたいなものもありましたよね。なにか昔からの歴史があるのですね。冬はそんなことも思いながら、寒いけど体力維持のため上って参りたいです。(笑)