本日の行先は、八ヶ岳。(写真は6月ごろの八ヶ岳)
久しぶりに、山梨県側から赤岳に登ってみました。
小天狗から眺めた赤岳と真教寺尾根。
赤岳と県界尾根。右には展望荘。
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当日のYAMAPの記録はこちら!
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八ヶ岳には何回も登っているけれど、山梨県側から赤岳に登ったのは、たったの1回。
多分15年くらい前で、開山祭の日に県界尾根をピストン。麓の道は不明瞭で、最後の梯子が急だったなあ…という記憶。
7月に小天狗までの下見はしていたのですが、陽の長い時に早起きし、県界尾根を登って真教寺尾根を下る周回に挑戦しました。
結果は…赤岳はどこから登っても最後は岩場・鎖場で怖いのだけど、真教寺尾根は厳しかった!!
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6時には登りはじめようと思っていたのですが、起きたのが6時。支度はできていたので…向かって、6時50分、出発です。
大泉清里スキー場の入り口を少し登ったところの空きスペースに駐車。数台のみです。1680m。
山頂は2899.4mだから…約1200mの標高差ですね。距離は5.6km。
空いていないときは、スキー場の入り口下の美し森の観光案内所のところにトイレも有るので、ここに駐車になりますね。
歩いて、登りなので20-30分でしょうか?
しばらくは、荒れた林道歩きです。20分くらい。ナンバンハコベとか
途中で、真教寺尾根の賽の河原からのルート分岐。本日、帰路はここに出てくる予定です。
小天狗まで1時間。ここから登山道になります。
赤岳がドシッと、いつもと違う顔です。
最初の20分くらいが急です。その後は歩きやすくなって…
キオンとコキンレイカ
最後のまた15分くらいは森の狭い急な道です。
3合目は、野辺山からのルートとの合流地点。8:10。2157m。
ここから5分くらい進むと、南アルプスと富士山が見えました。南アルプスは真教寺尾根が近くて北岳から南側しか。
さらに5分も進むと、赤岳がドカーンと。最初の画像です。
真ん中がこれからの県界尾根。左が真教寺尾根。展望荘と頂上山荘もはっきり見えます。
イチヤクソウとコバノイチヤクソウ
セリバシオガマ
森の中のピーク、大ナギ頂。7月の下見はこの辺りまで。ガスの中で展望がなかったので、今回の展望に感動。
確か前回の開山祭の時も、山頂が小雨まじりな日で、展望はなかった気がします。
最近は革登山靴から軽量化して歩いています。十分に足首周りは安全確保されています。
大天狗までは、歩きやすい樹林帯の中の道だったり、時どき展望があったり。歩きやすい道でした。
大天狗の前で4合目。
シダ類がいろいろ・・・
気になる葉っぱも
5合目は大天狗。2418m。9:30。4.4km。
展望のない立ち寄りポイントに寄ってみると、石像が。残念ながら頭の部分がない。どんなだったのかな?!
五合目から先は、登りになります。
この日は久々の好天で、朝から荷揚げのヘリがたくさん往復していました。月も出ていました。
コフタバランがたくさん出てきました。
ミヤマフタバも
いよいよ、鎖場。ストックをしまって…
イブキジャコウソウ、コゴメグサ、タカネコウリンカ、タカネナデシコ
久々にオニク発見!
トリカブト、ヤマハハコ、リンドウ
鎖場も慎重に
教えてもらったミヤマアケボノソウ♪(よくこんなの見つけましたね)
振り返れば、登ってきた県界尾根、右は真教寺尾根。間の先に大泉清里スキー場の駐車場です。
7合目は岩穴風な場所。
ミヤマダイモンジソウとクロクモソウがたくさん。
鎖場は続き・・・
展望荘へのトラバース道の分岐。11時、2700m。
あと500m…
頂上は見えず。
展望荘が下見見えるようになったころ…
頂上山荘が見えてきました。
隣りの尾根、展望荘からのルートを歩く人が確認できます。隣りに尾根があったんだね。
ミヤマダイコンソウ、ミヤマホツツジ、ウスユキソウ
ミソガワソウ、トウヤクリンドウ、イワベンケイの花後、エゾムカシヨモギ
タカネヒゴダイ?
葉にくぼみ、ギザギザがあるからシラネヒゴダイ?
ミヤマヒゴダイかな?
アザミは不明・・・
チシマヨモギ
県界尾根、10合目。
赤岳頂上山荘のすぐ脇に出てきます。11:45、2899.4m。
距離は県界尾根は5.6km。後半の真教寺尾根が5.4km。どちらも山頂直下が急で岩場と鎖場。
こんなところにトイレあったんだ。
11:45に赤岳到着!!登りは4時間50分でした。
<つづく>
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