緑香庵通信

三軒茶屋から世田谷線で6分・松陰神社前のアロマテラピーサロン。

自信がなかった

2012-10-22 10:00:00 | アロマテラピーとは

「アロマテラピーにはこんなすごい力があります。」
「アロマテラピーでこんなこともできます。」
ずっと一生懸命、
それこそ青筋を立てる勢いで
いろんな人に言い続けてきた気がする。

でも、最近ようやく
「気持ちいいだけでしょ?」
「そうなの。気持ちいいだけなの。それだけ。」
「ただのリラックスでしょ?」
「そうそう。ただのリラックスよ。」

と、落ち着いて言えるようになってきた。

心から「気持ちいい」と感じる時、
芯から「リラックス」できた時、
脳の中でおこること、
身体におこること、
こころにおこること、
そしてそれらが人にとってどれだけ大切かに、
確信が持てるようになったからかもしれない。
ここから始まる変化を
いくつも見せていただきました。

多分、まえは自信がなかったんだな。

どうぞ、気持ちよくリラックスしにお越し下さい。
ただそれだけのことですが、
自分もなかなか捨てたもんじゃないってことに
きっと気づいてもらえますよ。



季節がかたまりで追ってきた

2012-10-18 10:00:00 | 「緑香庵」的なもの
金木犀の季節ですね。
自転車での帰り道、
ちょうどいい心持ちの夜、
甘い香りでいっぱい。

と、思ったら鼻がムズムズ。今ごろ花粉症かい?
そういえば、電車の窓から見た多摩川の河川敷に
黄色い花の群生が。
ブタ草ねー。

今年は暑さが長引いたから、ここへ来ての満開というわけか。
季節が急いで帳尻合わせ中ですな。

これからは、乾燥、乾燥、
何たって乾燥に気をつけるべし。



セラピストのお勉強 その2

2012-10-17 10:00:00 | アロマテラピーとは
心と体は分ち難いもの。
体の問題と見える事が、実は心に発している例、
心の問題と感じられる事が、実は体へのアプローチで改善する例に、
セラピストはいくらでも出会って来ている。

だが、心について系統的な勉強をする機会をセラピストはほとんどもっていない
学校のカリキュラムでも非常に時間数が少ないのが現状。
セラピストそれぞれの自助努力に委ねられているというか、ようするにそこにまだ手が届いていないのだろう。
ほんとうに心して心の勉強をしなくてはと最近切実に思う。

アロマテラピーを求めている方は、体の問題同様、心にトラブルを抱える方が少なくない。
むしろ、ストレスの多い現代生活においては、こころ発のからだの不調の方が圧倒的多数かもしれない。
アロマテラピーは嗅覚による脳の深い所への刺激と、トリートメントによる触覚刺激で、脳の暴走を鎮めるのには最適な療法だと思う。だから、アロマを選んで下さったのには大拍手なのだが、それを受け止める私たちセラピストの側に、残念ながらまだスキルが足りない

体を傷つけてはいけないのと同じく、すがる思いでやってくるクライアントの心を決して傷つけてはいけないし、診断も治療もしてはいけないのである。
ただただ受け止め、伴走者であるためには、心についての教養が必要だ。
不用意に触れてはいけない地雷を避けるには、地雷の正体を知らなければ。
それでも、地雷のありかはひとそれぞれ。万が一踏んでしまったら、傷を最小限にするためにはどうしたらよいのか。そして、地雷は踏まれた方も辛いが、踏んでしまった自分も同じく傷つく。そのダメージを最小限にするにも技術が必要だ。

なかにはでっかい人間力でもって、あえて勉強せずとも乗り切って行けるセラピストもいるかもしれない。が、そんな大きな人間ができあがるまでの犠牲は想像するだに恐ろしい。まずは、よく知る事だ。心の解剖生理学でしょ。それを心理学というの?

ね、勉強すべき事が、あとからあとから湧いて来て、面白くてたまらんでしょう。うひょひょ~。



セラピストのお勉強

2012-10-11 10:00:00 | アロマテラピーとは
ここ数年、アロマテラピ-の講師をするようになって、
あらためてアロマの専門家になるためのお勉強ってなんだろ?
と考える機会がたびたびある。

講師と言っても、私のようなひよっこが人に教えるなんてえのは、
全くもっておこがましい限りなのだが、
そのことはひとまず脇へ置いておいて、
おかげで自分の勉強がさらに深く進んで行くのが楽しくありがたい。

さて、アロマテラピーの資格試験を受けようとすると、
意外にも、解剖生理学という、いかにも看護士さんが勉強するような、
生物学的な勉強をしなくてはならないことに驚かれる人も多い。

基本的に、アロマテラピーはリラクゼーションのための方法であって、
病気を診断したり治療したりということはしない。
というか、そこは倫理的にも法律的にも
けして踏み込んではいけない領域として、
厳しく厳しく何度もたたきこまれるところ。
では、何故に解剖生理学が必要なのか。

ひとつは、①まがりなりにも人の体に触れさせていただく以上、
最低限、体についての教養をもっている必要があるということ。

さらに、②いかにアロマテラピーが健康増進目的とはいえ、
多少なりとも体に影響を与える可能性をもっているものであること。

そして、③アロマテラピーを必要としている方は、少なからず、
ご自分の体に問題を感じるからこそ求めて来て下さるということ。
ということは、そういう方々と向き合う時に、
最低限の知識を持っていないと、入っては行けない領域に、
思いがけず触れてしまう恐れがあるから。
知らないと不用意に「こうすれば治ります」「ここが悪い」
という接し方をしてしまう。
逆説的だが、踏み込んではいけないからこそ、
その立ち入り禁止区域をよく知っておく必要がある。
相手を知らなければ避けようがないからね。

同じ事が「心」の領域にもいえる。
心については次回。



予約方法についてのおわびとお知らせ

2012-10-10 14:44:47 | 営業日誌
また間が空いてしまいました。
緑香庵は元気です。
今年の夏は暑かった。ようやくの秋です。
実は交感神経タイプの私ですので、
秋から冬は体調がよろしいのです。

この夏、携帯がiPhoneになりまして、
ほらこの書き出しからして
使いこなせてない感がばればれでしょ。
最近は講師活動やら老親のケアやらで、
やむなくサロンを空ける事もこともあり、
サロンの電話を携帯に飛ばしているのですが、
その際、留守電がどうもうまく作動していなかったらしいことが
最近になってわかりました。
実に3ヶ月近く、
留守電がだめだったかもしれないと解った瞬間、
ぞ~っとしましたわ。こころから。

ご迷惑をおかけした方、
本当にごめんなさい。
緑香庵に電話かけたけど出ないじゃん、
やめちゃったのかあ?
いいえ! やってます!
ちからいっぱいやってますから!

ホームページに予約可能日を表示するようにしましたが、
そこからのメールも環境によってはうまくいかない事もあるようです。
あれもこれもごめんなさいね。
めげずに緑香庵info@~の方にメールしてみてくださいまし。
ああ、そろそろ世の中についていけなくなっているのか。わたしよ。