◇1年かけ、龍馬の生活をイメージ
県立坂本龍馬記念館(高知市浦戸)で、幕末の郷士屋敷を復元した模型の公開が始まった。龍馬の生家の調査結果をもとに、鉄道のジオラマなどを趣味で作る森尾朋弘さん(81)=高知市=が、1年がかりで完成させた大作。同館は「模型で、龍馬のイメージを膨らませてほしい」と話している。
同館によると、龍馬の生家は1945年の高知空襲で消失し、設計図も残っていない。このため「土佐史談会」のメンバーが01年、当時の土地台帳や登記簿、証言を集めるなどの調査をもとに平面図を作った。図では約700平方メートルの敷地に約100平方メートルの建物があり、母屋と離れなどで構成。離れには龍馬が住んだと伝えられる6畳の部屋もある。
こうした調査結果には異論もあり、龍馬の生家と断定はできないが、同館では「幕末の郷士の家をイメージしてほしい」として、図を基に模型を作ることに。製作は趣味で約30年間、鉄道模型のジオラマなどを作ってきた森尾さんが引き受けることになった。
森尾さんが完成させた郷士屋敷の模型は、横2・3メートル、縦1・3メートル。木材の組み合わせが難しかったといい、粘土で再現した瓦、かまどや包丁などの生活用品もすべて手作りし、リアルな模型に仕上がっている。
製作費用はすべて自費で、完成した時は「ほっとしたよ」と笑う森尾さん。「作ることが楽しくて。こうして展示され、目に留めてもらえればうれしいです」と話している。
5/10 毎日新聞
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県立坂本龍馬記念館(高知市浦戸)で、幕末の郷士屋敷を復元した模型の公開が始まった。龍馬の生家の調査結果をもとに、鉄道のジオラマなどを趣味で作る森尾朋弘さん(81)=高知市=が、1年がかりで完成させた大作。同館は「模型で、龍馬のイメージを膨らませてほしい」と話している。
同館によると、龍馬の生家は1945年の高知空襲で消失し、設計図も残っていない。このため「土佐史談会」のメンバーが01年、当時の土地台帳や登記簿、証言を集めるなどの調査をもとに平面図を作った。図では約700平方メートルの敷地に約100平方メートルの建物があり、母屋と離れなどで構成。離れには龍馬が住んだと伝えられる6畳の部屋もある。
こうした調査結果には異論もあり、龍馬の生家と断定はできないが、同館では「幕末の郷士の家をイメージしてほしい」として、図を基に模型を作ることに。製作は趣味で約30年間、鉄道模型のジオラマなどを作ってきた森尾さんが引き受けることになった。
森尾さんが完成させた郷士屋敷の模型は、横2・3メートル、縦1・3メートル。木材の組み合わせが難しかったといい、粘土で再現した瓦、かまどや包丁などの生活用品もすべて手作りし、リアルな模型に仕上がっている。
製作費用はすべて自費で、完成した時は「ほっとしたよ」と笑う森尾さん。「作ることが楽しくて。こうして展示され、目に留めてもらえればうれしいです」と話している。
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