大阪龍馬会

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第2の龍馬像、丸山公園に ざんばら頭で豪快 11月にも完成

2009-05-26 05:50:46 | 幕末ニュース
◆市民団体が募金

 幕末の志士、坂本龍馬の銅像を、ゆかりの地である長崎市の丸山公園内に建立する動きが本格化している。地元自治会や企業は18日、「丸山公園に龍馬の銅像を建てる会」(川添一巳実行委員長)を結成し、募金活動を開始した。市内にはすでに伊良林の風頭公園に銅像があるが、順調なら11月にも「第2の龍馬像」が完成する予定だ。

 昨年末、NHK2010年の大河ドラマが「龍馬伝」に決まったのを受け、丸山町自治会長の松浦矩亨(のりゆき)さんが「鹿児島で『篤姫(あつひめ)ブーム』が起きたように、長崎も盛りあげたい」と周辺の自治会や地元企業に呼びかけたのがきっかけ。賛同した自治会や企業18団体の代表者が、同会を設立した。

 募金で建造費を賄う計画で、目標額は700万円。6月には募金専用の口座も開設し、街頭募金でも市民に協力を呼びかける予定だ。松浦さんの中学時代の同級生で、長崎市の版画家、小崎侃(かん)さんに制作を依頼したという。

 小崎さんは、龍馬が通った料亭「花月」にある龍馬の姿を描いた掛け軸や、龍馬について書かれた本などから「ラフで豪快で気さく」なイメージを描き、ざんばら頭で大小2本の刀を差し、トレードマークのブーツを履いた姿をデッサン。「さっそうと長崎の街を闊歩(かっぽ)するような龍馬像に仕上げたい」と張り切る。記念撮影ができるようにと、高さは台座を含めて約2メートルとした。

 風頭公園の「坂本龍馬之像」は今年、建立20周年を迎えた。当初は丸山公園に建てられるはずだったが、一部の地元自治会の反対でとんざした。銅像を建立した当時の市民グループの後身「長崎龍馬会」の馬渡善裕会長は「20年を経て、丸山の人たちの理解が得られたのは喜ぶべきこと。うまく共存できれば」と歓迎。発起人の松浦さんは「新しい名所となり、長崎が元気になるきっかけに出来れば。多くの人に協力してほしい」と話している。

 募金などについての問い合わせは、丸山公園に龍馬の銅像を建てる会事務局(095・825・4191)へ。


5/25 読売新聞


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