歌手で俳優の福山雅治(40)が主演する来年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」(1月3日放送、日曜・後8時)の完成披露試写会が3日、東京・渋谷の同局で行われた。07年12月の企画の成立から2年。満を持しての作品の船出に、福山は「自信をもってオンエアできる、そういう手応えを感じている」。NHK紅白歌合戦出場など大みそかまで多忙な日々が続くが、来年の同局の「顔」としてフル稼働する。
凛(りん)としたたたずまいが、福山のこの作品にかける強い決意を感じさせた。時代劇初挑戦にして、同局の看板番組の主演。先月下旬に初回放送分を見終えると、不安、重圧は消えていた。「これからどれくらいのエネルギーを持つ作品になるのか、自分でも想像するだけでワクワクするような第1話。自信をもってオンエアできる、そういう手応えを感じている」。通常のドラマ会見の倍以上、100人を超える報道陣が集まる中、ひと言、ひと言をかみ締めるように話した。
初回放送分では田畑で泥まみれになったり、池の中に落ちたり。特訓を重ねた殺陣や土下座のシーンもある。不惑の体にムチを打って、文字通り“体当たり”で演じている。10月のクランクインから2か月、擦り傷や打ち身も絶えなかったが「現場で苦労したこと、大変だと思ったことが報われたという思いがある」。改めて「龍馬伝」への思いを募らせた。
キャストも作品にかける思いは同じ。岩崎弥太郎役の香川照之(43)が「この1話を見て興奮したし、ゾクゾクした。この努力が実っている誇りがある」と話せば、武市半平太役の大森南朋(37)も「気持ちが潤っていて興奮して現場に来られる。(共演者と)対峙(たいじ)したときに生々しい感情を味わえる」と充実感を口にした。
撮影と並行して、福山には16年ぶり2度目の紅白のステージが控える。休息の時間はないが、覚悟の上で「出演が決まって『おめでとう』と言われるのは『大河』と『紅白』の2つ。改めて重み、期待を感じている。全力でいつも以上に、未知なる力で頑張りたい」。
最近10年間の大河の初回視聴率の最高は「新選組!」(04年)の29・0%。低迷するテレビ業界の志士として“福山龍馬”が新たな歴史を築く。
12/4 スポーツ報知
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凛(りん)としたたたずまいが、福山のこの作品にかける強い決意を感じさせた。時代劇初挑戦にして、同局の看板番組の主演。先月下旬に初回放送分を見終えると、不安、重圧は消えていた。「これからどれくらいのエネルギーを持つ作品になるのか、自分でも想像するだけでワクワクするような第1話。自信をもってオンエアできる、そういう手応えを感じている」。通常のドラマ会見の倍以上、100人を超える報道陣が集まる中、ひと言、ひと言をかみ締めるように話した。
初回放送分では田畑で泥まみれになったり、池の中に落ちたり。特訓を重ねた殺陣や土下座のシーンもある。不惑の体にムチを打って、文字通り“体当たり”で演じている。10月のクランクインから2か月、擦り傷や打ち身も絶えなかったが「現場で苦労したこと、大変だと思ったことが報われたという思いがある」。改めて「龍馬伝」への思いを募らせた。
キャストも作品にかける思いは同じ。岩崎弥太郎役の香川照之(43)が「この1話を見て興奮したし、ゾクゾクした。この努力が実っている誇りがある」と話せば、武市半平太役の大森南朋(37)も「気持ちが潤っていて興奮して現場に来られる。(共演者と)対峙(たいじ)したときに生々しい感情を味わえる」と充実感を口にした。
撮影と並行して、福山には16年ぶり2度目の紅白のステージが控える。休息の時間はないが、覚悟の上で「出演が決まって『おめでとう』と言われるのは『大河』と『紅白』の2つ。改めて重み、期待を感じている。全力でいつも以上に、未知なる力で頑張りたい」。
最近10年間の大河の初回視聴率の最高は「新選組!」(04年)の29・0%。低迷するテレビ業界の志士として“福山龍馬”が新たな歴史を築く。
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