生活をたのしむ 街みどり・庭みどり

緑の暮らしの専門家がお届けする、一人ひとりの毎日の暮らしをもっと嬉しく、幸せにする、カフェのような心地よいみどりをご紹介

心地よいみどりとは ありがとうとみどり

2016-07-01 05:50:09 | 心地よいみどりとは
【心地よいみどり325】

いつもありがとうございます。

ある本の好きな言葉、共感した言葉に
街ナカのみどりを載せて心地よい時間をご紹介します




今週のベースの本は引き続き
森下典子さん著の「日日是好日」です。


ココロに伝わる言葉が満載の本です。
みどりの中で感じることが「こうだったのか……」と
一つ一つの文章がつながります。


ココロの奥が大きく震える本です。



今日の気になる三つの文章◾️です。



◾️短い掛け軸に、大きく二文字、書かれていた。
「聴雨」(……雨を聴く!)

「雨が降っているから、雨の掛け軸何でしょう?」と思っていた。
私は「文字」という記号を読んでいただけだったのだ。

「雨の日は、雨を聴きなさい。心も体も、ここにいなさい。
あなたの五感を使って、今を一心に味わいなさい。


そうすればわかるはずだ。

自由になる道は、いつでもここにある」








一コマ一コマの毎日の光景は
自分が知りたい!味わいたい時間であり、
それがつながると日々の暮らしとなる。

そう思うと確かに自由ですね。


自由だからこうした、心地よいみどりが
見えてくるのでしょうね。













◾️私たちはいつでも、過去を悔やんだり、まだ来ていない未来を
思い悩んでいる。どんなに悩んだところで、所詮、過ぎてしまった日々へ
駆け戻ることも、未来に先回りして準備することも決してできないのに。

過去や未来を思う限り、安心して生きることはできない。
道は一つしかない。今を味わうことだ。










みどりの様子を毎日、見ていると
植物が持つ自然の時間のリズムがわかります。

それが季節感なのでしょうね。


地下鉄に乗り、ビルの間を通り抜け、
都会を忙しなく動き回ると、この自然のリズムがわからなくなります。

空を見上げ、季節の花、様々な緑色、空色を
眺めると、今の時間が愛おしくなります。


春先のサンシュの黄色の花





水面を渡る心地よい風







見えていますか?

平らに誰でも見える光景ですよ……















◾️お茶は、季節のサイクルに沿った日本人暮らしの美学と哲学を、
自分の体に経験させながら知ることだった。

本当に知るには、時間がかかる。
けれど、「あっ、そうか!」とわかった瞬間、
それは、私の血や肉になった。









みどりの移ろいを日々見ていると、
この素晴らしい環境に生きていることに
感謝の念が生まれます。


こんなに素敵な自然に包まれて、守られている
私たちの日々が愛おしくなります。














皆さん、見えていますか?
この幸せな光景はお近くにある光景です。


是非、この本を手に取りココロにエネルギーを与えてください。



【心地よいみどりの方程式】

◾️穏やかに過ごせる毎日を自ら生み出し、感謝できることは幸福です