生活をたのしむ 街みどり・庭みどり

緑の暮らしの専門家がお届けする、一人ひとりの毎日の暮らしをもっと嬉しく、幸せにする、カフェのような心地よいみどりをご紹介

心地よいみどり みどりがある暮らし

2016-07-10 06:10:29 | 心地よいみどりとは
【心地よいみどり334】

いつもありがとうございます。

好きな言葉、共感した言葉に
街ナカのみどりを載せて心地よい時間をご紹介します




今回のベースの本は
西畠清順著の「はつみみ植物園」です。

ココロに伝わる言葉が満載の本です。
みどり、植物のことが「こうだったのか……」と

頷き一つ一つの文章がわかります。


ココロの奥が震える本ですよ。










◾️この時代、意味ある緑化こそ、強いメッセージを持っていたり
集客装置になることを企業が気づき始めているんだと思います。









最近は「ここだけの場所」が生み出す
独自の売り、心地よさがあるみどりが街ナカに増えています。

また、多くの人々がくつろぎ、幸せそうにしていますね。




西武池袋本店の屋上庭園「食とみどりの空中庭園」







西畠清順さんが手がけている、
世界中のみどりが一堂に集まる代々木ビレッジ


代々木駅から歩いて3分です。







東急プラザ原宿の屋上庭園「おもはらの森」







◾️植物とともに暮らし、植物を扱う人間に、
環境や生態系を論じたり、植物を人間のエゴで扱うのはかわいそうという
偽善論を言うことは、先史時代から現在に至るまでの人間の生きてきた営みの軌跡を
全ての前提を否定することとなる。







西畠さんは「プランツハンター」と紹介されることが多く、
海外のみどりをたくさん日本に入れて、生態系を荒らしている、
環境を乱している……と非難されることが多いようです。

でも、そもそもそんなことを正義ぶっている人も
50歩100歩だなぁ…と

今、日本で見られる植物は園芸種も含めると10万種類あります。
もともと日本にあったオリジナルは7000種類です。



長い、長い年月をかけて、日本人の暮らし、環境は
世界中から訪れたみどり、植物によって支えられています。

食べ物や周りの草花も全て日本で「調和」して成り立っています。

環境を壊している、生態系が危ないとは違う理由ですよね。
無理な開発であり、みどり、自然をないがしろにする人のココロです。


みどり、植物を愛でる場所の創造、接点の提供は
立派な社会、環境貢献です。


恵比寿アトレ屋上庭園のオリーブ






芝公園のアーティチョーク






東京ミッドタウンのアガパンサス






キリン横浜ビレッジのアメリカデイゴ





バラ





ハナミズキ











◾️この桜を一緒 に見上げて共有できる幸せは、 皆一緒です。
たとえ、みなさんがどんな色の瞳を持っていようとも。


















桜のもとではたくさんの笑顔が生まれます。
世界中がニコニコで、平和な時間、空間が成し得ればいいですね。

花は人のココロを優しくしてくれます。






いろいろと考えさせられる、みどりの本です。
是非、手にとってご覧ください。



【心地よいみどりの方程式】

◾️みどりある暮らしを大切にする、意識すると
日本、世界、未来の環境のことも自分ごとのように大事になる