一日3~4回はドリップで淹れたコーヒーを楽しみます。
音楽が流れる空間に身を置き、一杯の珈琲を味わう。
日々の暮らしの中で、こんなひとときが私の至福の時間。
珈琲を飲み始めたきっかけは半世紀以上前のこと。
入社そうそう先輩に誘われ、よく足をはこんだ珈琲店を思い出す。
その店はJR桜木町駅から国道16号を渡りすぐの場所にあった。
店は、50歳ぐらいの男性と20歳前後の女性の2人でやっていた。
おそらく親子だったのでしょう。
サイホンで淹れた本格的な珈琲を飲み始めたのはこの店からでした。
ドアを開けるとあの芳醇な香りが漂い、小さくて窮屈な店だったが、勤務帰りに寄ると、何時もサラリーマンで満席。立ち飲みもできた。
昭和45年頃だと記憶しているが、桜木町駅前の開発計画で大型ビル建設のため、残念ながら店は取り壊され閉店してしまった。
私の珈琲好きは、この店が始まりでした。
その都度珈琲豆を挽いて淹れるようになったのは30年近くになるだろうか、大田区雪谷の直火焙煎珈琲「香炉庵」の細山ブレンダーに出会ってから。
珈琲を知り尽くした人です。
今だに、手動でアナログ式の釜にコダワリ、より美味しい珈琲を追求し続けています。
珈琲は趣向品だからそれぞれの好みがある。
モカを中心にした私好みのブレンドを作ってくれた。
それ以来ここの豆を、店を訪問したり宅配で送ってもらったり。
淹れ方は専らドリップで。
車に、常時珈琲道具とテーブルと椅子4脚を搭載しているから、何処でも何時でも珈琲タイムがOK。
公園や自然の森に集合をかけて楽しんでいます。
これからの秋、自然の中での珈琲タイムを楽しみにしている方もいるので、何度か計画を立てましょう。
珈琲の芳醇な香りと美味しさに魅せられたルーツでした。