琉さんのあんなコト。くるこむのこんなコト。

家族の日常のあんな事や愛犬とのこんな事、重度障害のある息子との生活の工夫など。 家族で好きなくるま旅の様子などなど。

あったかスリッパをブーツにリフォーム🎶

2020-01-31 13:14:36 | 琉さん仕様のグッズたち。
先日、姉から琉さんへあったかスリッパをもらいました

でもここままだと大きいし、スポッと脱げてしまう
サンダルの上から履くのにちょうど良いサイズ
人生のうちの大当たりディズニーランドの貸切ナイトまでにちょっぴり手を加えて防寒対策するぞ


柔らかいスリッパなので履き口のところを広げた新聞紙などの紙に当てながら型を取ります。



こんな形の形になります。




ブーツ丈と足の太さは調整してください。
型紙を作るときに履き口の長さは※左右3cmほど長めにし、縫い代を取ってください。
※履いたときに正面で生地が重なるように
今回の生地はスリッパに合わせモコモコとキルティング(ナイロン)選びました。
二枚の生地の表面と表面を向かい合わせどこかの辺の10cmほど残し袋状に縫い合わせます。裏返し10cmのところも縫います。
なかにアルミの保温シートを入れるといいかも




素早く履けるように止めるパーツは簡単なDカンにしました。
作業しやすいように足のカバーは取り外し後付け可能になるようにプラスチックのスナップボタンを使用。
隙間がないように多めに
かわいくなったかも





パチッパチッ止める



サンダルの上からこんな感じ

Dカンで絞めるとこんな感じ
あしほそっ(笑)



うんかわいく出来た

コレ履いて、夜のディズニーランド楽しんでくるね

琉さん仕様の羽織袴

2020-01-15 10:35:18 | 琉さん仕様のグッズたち。
琉さんの成人式に向け構想をねり琉さんでも無理なく快適に着れるように我流リフォームをした『なんちゃって着物』
簡単ではありますが少しだけ紹介させていただきます
着物というものは本来、反物で全て手縫いで作るものだそうですが、私は「遺すもの」と言うよりは「その場を気分良く快適に楽しむもの」を作りたかったので簡単でお財布にも優しい制作で取り掛かりました。
なので羽織は手芸屋さんの切り売り生地
お着物はお下がりを頂きました。
袴と襦袢、羽織紐、角帯、腰ひもはAmazonで購入したもの。あとは加工材料として幅広(10cm、角帯位)の黒いゴムバンド、マジックテープを購入。構想中でとりあえず必要そうなものを買いました。
実際に何が必要になったかは後程。
狭いところや人混みに行くので爪先保護のため靴にし足袋と草履は履きませんでした。

まずは羽織
『琉に龍』ただのダジャレ?のノリではありますが本人に似合うカッコイイ和柄を探しベースは白にしました。
羽織の作り方を検索していたら私でも簡単に作れそうなコスプレ用の型紙があったのでそれを使わせていただきました。
でも、手を抜きまくるのも琉さんに申し訳ないので同じ形で濃い茶色の羽織をもう一枚作り裏地として重ねて仕上げました。


一番、頭を使ったのは袴。
ズボンのように股が分かれています。
着物を着て角帯をし、その上から履き腰ひもで縛る。


普通に着付けると後ろは盛上がります。


袴には腰板と言うものが入っていて、普通に着付けると車椅子に座ったとき背中が当たって痛いと思われます…
思いきった改造が必要です

まずは腰板とヘラを取っちゃいました

結構固い芯が入ってました。

後紐も外します。
縫い付けているパーツを取り除き本体だけになると生地が解れそうなのと袴の折り目が崩れるので、外した後紐を程よい長さに切り、バイアステープのように補修します。

補修した部分を幅10cmほどのゴムバンドが通るように内側に折り返して縫い止めます。
後から見るとこんな感じ…


続いて前ですが
まずはゴムバンドを本人のウエストのサイズプラス5~10cmほどで切り、マジックテープで止められるように縫い付けます。
※袴の腰まわりをウエストゴムのズボンのように履かせます。あまり緩いと着崩れしてしまうので一度、服の上からゴムバンドを当ててみてください。



袴の前の縁とゴムバンドを縫い固定します。
この時マジックテープ部より1~2cm横にずらして縫い付けてください。
注意着られる方の体格に合うサイズの袴が良いです。大きすぎないこと。
少しだけゴムをチラ見せすると帯のように見えてカッコイイです


続いて前紐の加工です。
本当ならば腰のところでクロスして前に持ってきて…
とかあるのですが『なんちゃって着物』は一切縛りません
縛ってしまうと遊びがでないので座位を保持していられない琉さんには負担になりそうなので。
前紐は飾りに使います。
左右、前に持ってきてクロス
余った紐を横にし両端を折り返して縫い付けます。クロスした紐を真ん中で縫い付けます。別で十文字縛り風にパーツを作り縫い付けます。
ここら辺は見た目重視で
袴が出来ました。



お着物は思いきってショート丈に
袴の脇から見える長さにバッサリ切りました。
切ったところは端処理をしてください。
私はバイアステープを付けちゃいました。



お着物は腰紐を使わないので着崩れ防止のためにマジックテープで3ヶ所止めるようにしました。
と、言うことで購入した角帯、腰紐は使いませんでした




お着物の下は長襦袢を着るそうですがとっても楽チンなものを見つけました
襦袢Tシャツ
お着物でお仕事されている方も使っているようです。便利

琉さんは中にあったかインナーとズボンを隠し着て上に着物を

太めのゴムバンドを使っているのでしっかりと着物を押さえてくれます。

当日、救護室で胃ろうから経管栄養も楽に出来ました
縛っていないので着付け直しも簡単







こんな感じで…
へたっぴな説明での琉さん仕様の『なんちゃって着物』を紹介させていただきました。

最後までご覧いただきありがとうございました


琉さん仕様オリジナル『羽付きU字クッション』

2018-10-01 09:32:06 | 琉さん仕様のグッズたち。
もぉ・・・車椅子の幅が・・・

ここのところ、体重も身長も大きな成長はなく、正直ほっとしていました(^^;)
子供の成長を喜ばない親なんて私には理解できません・・・が、やっぱり本人にかかる負担や介護する者、快適で楽しい日々を過ごすには程よい大きさというものがあることは実際に生活している当人たちにはわかっていただけることだと思います(*^^*)

身体の成長が見られなくなったと思っていた今日この頃でしたが
・・・ん?もしかして、肩幅広くなってない?
💖(⋈◍>◡<◍)。✨💖

なんかね・・・琉さん・・・オトコ感でてきてるよ。
嬉しいような・・・嬉しいような・・・嬉しいんじゃん💖(笑)

と、のろけ話は置いといて👋

ずっと思っていながら放置、車椅子に座っている時の悩み。

琉さんの腕はすらっとして長い。
これは父親譲り。父ちゃんの腕もすごく長くて服を体のサイズに合わせると長袖はつんつるてんになってしまうから。




問題は
琉さん、肘から先を良く動すのですがその後膝の上に腕を持っていくことが難しくて気が付くと車イスのサイドに腕をだら~んと下げてしまっていて、しまいには血行の問題だろう手先が黒く変色していることも(~_~;)
また、車椅子から腕が出てしまっていることは安全面でもかなり危ない。
慣れない人が車椅子を押していると腕が落ちていることに気が付かず入り口などの狭いところにそのまま入り込もうとする。そんな瞬間を幾度も見てとっさに注意してきました💦幸い事故になって事はありませんが下手すれば腕を挟みこみ骨折も考えられます。
琉さんみたいな方は徐々に骨がもろくなるので本当に要注意です!



今回は腕が落ちることを防ぐ為に肘置きを高くしていたところ、新たな問題が生じました。
肘置きの下から腕を回し込み強く押し当てていました。



椅子に座っていた時間は2~3時間ほど、うち腕を動かさずにいたのは30~40分位だと思うのですが・・・
痛々しいです・・・琉さん気が付かずごめんね。
痛みや違和感を感じたら、普通は自然と身体を動かしたりして防衛本能を働かせるでしょうが琉さんはそれも上手くできない。
なので、褥瘡などをはじめ傷を作ってから周りが気付くので早期発見と早期対応が求められます。

車椅子を作った時に業者さんに三日月型の抱きクッションを作っていただきました。施設で使用しています。
自宅用と外出用に自作することにしました。p(^^)qよっしゃー!


ただ三日月形を作るだけだと「腕がだら~ん」防止効力がいまいちだと思い、ひと工夫。
オリジナルで横に羽を付けてみました。

包み込むように車椅子の背もたれに引っかけます。



本当に思い付きで頭の中で作業工程を確認しコスト面、技術面、安くて簡単に(私でも出来る)
その場で図って、ここはこれくらいでいいかぁなんてやりながら出来上がる作品。
いつもぶっつけ本番だから、試作品イコール実用品(笑)

どうかなぁ・・・
使い心地はいいみたい。
簡単にする為に月型ではなくU字にしてみた。
柔らかい布で芯がないので強い反り返りには頼りないけれど、普段の可動範囲で腕を動かす程度ならば、大事な大事な琉さんの腕を保護してくれそうです(*^^)b

色は普段あまり使わない色を選びました。
というか・・・自作だからカラフルな生地、柄を選べるのでそこはわくわくするところ(^^♪

ちょっとの間使ってみて必要に応じて改良!
だから、やっぱり『試作品イコール実用品』だわ(≧▽≦)


室内用車椅子のリフォーム

2018-08-01 11:59:18 | 琉さん仕様のグッズたち。


以前も投稿したことがある琉さんの自宅用車椅子。室内で使うのにとーっても不便で工夫しました。
詳しくはこちら
https://yaplog.jp/ryukurukomu/archive/125

あれからだいぶ経ちますが琉さんの住んでいる市はとても厳しくて未だに10年前に作った車椅子を使っています。
10年前に既に身体がキッズ用ではキツかったので大人用にしたのが失敗だったかな…(・´з`・)

サイズが小さくなれば新しく作り直せたけれど、当時に大人サイズにしてしまったから、18歳になってもサイズ的には問題ないから新しく出来ない...こんな単純なルールが後々苦しい理由になるなんて...当時の自分に教えてあげたい。

当時は同じ車椅子を長く使いたいという気持ちはあったけれど、琉さんの身体の事情までは読めなかった。
成長は認められても衰えや機能低下は理由にならない。
身体の機能を装具や機械に頼るようになればそれに伴い生活環境も大きく変化する。でも、そういう事情は車椅子を新しくする理由にはならない。

人により事情の事柄や重大さは違うから全てをルールに盛り込むことも無理だろうし、ルール上だと理屈にされてしまうような一人一人の要望に応えてなんてらんないよね~。
うんうん。わかるよ。だってそれこそが『障害』だと割り切っているから。
行政が厳しい規則を守ることも市民の為だもんね。

まぁ、昔のように車椅子に長時間座らないし(座れない)、昔ほど車椅子に座らせてあれしたいこれしたいってことも減ったし、機能的なものも条件の合わないこの車椅子にはそれほど求められないので、古くてもサイズ的に使えるこの車椅子を工夫をして使っています。



以前は小回りのきかない後部車輪をキャスター付きの台を履かせることでだいぶ自宅での使用も楽になりました。
体重も少し増し、手足も伸びたし、琉さんの身体と我が家の壁や窓ガラス・・・の安全に配慮するなら「小回り」は古い昭和な家の作りにはなくてはならない!必須!!
車椅子を室内で使うので和室で畳の上にクッションフロアを敷いていました。
始めのうちは車椅子を押すのに少々力がいりますが動かしやすくなったので、まいっか~と思っていましたが
とうとう、クッションフロアもボロボロに・・・


キャスターが小さいので畳に食い込んでしまいクッションフロアが破けます。
そこでキャスターを少しだけ大きくしました。
あまり大きくすると前車輪とのバランスが悪くなります。
タイヤが高くなる分、ティルトやリクライニングでフォローしていましたが今回はもう無理!ってことで思い切って車輪を取ってしまいました(^^;)


なんか、スッキリしたかも

それから、ニューキャスター台をフレーム直に固定。

本当に出来る範囲で工夫するしかない。
けど、琉希と家族が少しでも快適に過ごすためなら、いっぱいいっぱい考えて改良していくよ。
頼れなければ自分で何とかするしかないもんね。

でも、使い勝手がよくなると自分もすごく楽ちん。




医療機器カートをスリム化!

2018-06-27 08:14:00 | 琉さん仕様のグッズたち。
琉さんの医療機器カートをリフォームしました!



24時間人工呼吸器を使うようになり、琉さんが移動する度に機械も移動...
前カートを作ったときはベッド?車椅子時に一度に機械たちを移動できるようにと作ったのですが今回のリフォームは
ベッド?車椅子?バンちゃん(愛車)
を考え、場合によってはカートのまま施設へ...
も可能なようにスリム化しました。
こんな事もあると思いイレクターを接着していないところも残しておいたので、一から作り直さず、リフォームで間に合いました(o´∀`)b
コレはラッキー♪♪♪

昨日も地震があったでしょ。
地震がある度に琉さんを守って、機械を持ち出せる準備をして...ってとても不安だったので
一人でも何とか機械たちをまとめて、よいしょって移動出来るようにしたかったけど、そうするには家から出す段差で以前のカートでは大きすぎたからコンパクトにスリムにしました。

こうやって日々、琉さんと共に生きる日常的なことを改善して過ごすことが私の使命だと思っとります (???∀??? ?

コレをバンちゃんに積んで来週は... (*???*)ムフフ