縄文人の反乱 日本を大事に

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塩の嘘

2014年07月03日 20時02分35秒 | 色んな情報

塩の嘘
     内海 聡
高血圧に関する基準の嘘と降圧薬の嘘と危険性については述べられているが、そもそもその前に嘘が流布しているということを、人々はどれくらい把握しているか?その嘘こそ塩の嘘であり、つまり高血圧=塩の取り過ぎという大嘘のことだ。これは医学者の間でもほとんどの人が指摘しておらず、大変残念なことである。医学不要論においては西...洋医学を否定するために、代替療法や食に伴う生命の輪や肉体の強靭化というのが重要なテーマになる。高血圧や高コレステロール血症や糖尿病に代表される生活習慣病の場合、これらを最も重視するのは当然のことであろう。

実は現在販売されている塩の大半は化学的に精製された「精製塩」であり、かなりヤバい加工がされた塩であるということをほとんどの人が知らない。精製塩のほぼすべてが塩化ナトリウムで構成されていて、天然の塩が持つ様々な価値を残していないと言える。これが日本人の血圧を狂わせてしまっている元凶の一つと呼べるものだ。

精製塩は人間にとって必須なミネラル分(カリウム、カルシウム、マグネシウム等)が殆ど取り除かれており、その結果体内のミネラルバランスを狂わせる。逆に天然の塩は人体に必要なミネラルが多数含まれており、体に有益なだけでなく血圧もコントロールする作用を持つ。いわゆる生体恒常性が保たれやすい。日本では古くから血圧が高めの人が多く、塩も良質のものが多かったが、第二次世界大戦後にその塩の販売を規制してしまった。

こう書くと塩は一切血圧に関係ないかのように考える人もいる。ここでも単一論の弊害というものが現れているのだ。たとえ天然の塩であってもあまりに取り過ぎれば害が出るのは当たり前である。ただここでは高血圧=塩の取り過ぎの塩は、一体何を指しているかを考えてほしいということだ。それが精製塩の塩化ナトリウムである限り、正比例かそれ以上の関係で血圧は上がっていく。天然の塩は大切なミネラル(微量元素)の源だし、天然塩ということで考えれば岩塩などを例に出す人もいる。しかし例えば海の水を飲み過ぎても人間の生体恒常性は崩れてしまう。だからたとえ天然塩であっても体の声とバランスは考えねばならない。

ここでいいたいのはまず精製塩を避ける努力をすることである。それを天然の本当に価値のある塩にしただけで、今と同じ味付けにしても、減塩食など気にしなくても、大きくバランスを崩さなければ血圧は体が求める数値に近付くのだ。私は子供の玄米食にごま塩を振って味付けする。これは長崎原爆症の対策として施された有名な逸話があるからだが、子供がおいしいというし放射能の防御にもなるから実践している。真の天然塩には高血圧だけでなく、そういう作用があることも人々は知ったほうがいい。(医学不要論より抜粋)

 


●警察犬

2014年07月03日 19時32分34秒 | 色んな情報

●警察犬
◆けい さつけん【警察犬】
犯罪捜査の際,嗅覚(きゆうかく)を用いて犯人や証拠品の探索が行えるよう特別に訓練された犬。
 
◆警察犬(けいさつけん)http://is.gd/Kyx1nM
人間の4千倍~6千倍といわれる犬の鋭い嗅覚等の能力を高度に訓練し、足跡追及能力や臭気選別能力を警察など法執行機関の捜査活動に利用するものである。また警戒犬や攻撃犬としても使用される。歴史的には軍用犬や番犬、猟犬から発展した。警察犬を最初に使用したのは19世紀末ドイツのヒルデスハイム市警察とされる。
 
 
◆日本の警察犬
日本の警察犬には、警察が所有し使用する直轄犬と警察が実施した試験に合格し警察から非常勤の警察犬として認められた嘱託犬の2種類がある。また広義には日本警察犬協会が警察犬としての能力を認定している7犬種を警察犬ということもある。

日本では1912年に警視庁がイギリスから警察犬2頭を採用したのが始まりである。訓練においては、服従訓練・嗅覚訓練・警戒訓練が行われる。2004年時点では、警視庁鑑識課だけでも32頭が使用され、その他各道府県警鑑識課でも使われている。亡くなった警察犬については、1968年に東京家畜博愛院に警察犬慰霊碑が建立され、年に2回慰霊祭が行われている。

なお、警視庁警備部警備二課には警察の捜索活動を行う警察犬だけではなく犯人制圧や災害救助犬のように被災者の捜索救難を行う警備犬がいる。

警察犬種として日本警察犬協会が指定するものは7種。さらに民間の嘱託警察犬には指定犬種以外のもので、警察の嘱託を受ける犬がいる。
 
◆日本警察犬協会の指定犬種
・ジャーマン・シェパード・ドッグ
・ドーベルマン
・エアデール・テリア
・コリー
・ボクサー
・ラブラドール・レトリバー
・ゴールデン・レトリバー
 
◆指定犬種以外のもの
・ミニチュア・シュナウザー
飼い主に対する忠誠心は非常に高い反面、見ず知らずの他人に対しては警戒心が強い傾向がある。
2010年1月1日、和歌山県警の嘱託警察犬として登録された(登録名は「クリーク号」、元の名前は「くぅ」)[7]。クリーク号は日本初の小型犬種の警察犬である[7]。
・ロングコートチワワ
2010年11月19日、奈良県警の嘱託警察犬審査に合格し、2011年1月に登録された。体重3kgと小さいため災害などの捜索救助活動に携わる[8]。
・柴犬
日本古来の犬種で、日本犬の中では唯一の小型犬種である。忠誠心が厚く勇敢で、他人に対する警戒心が強い。日本犬の特徴的な性質として、やや頑固なところがある。
2011年6月に行われた岡山県警の嘱託警察犬審査で「二葉」が初めて合格[9]。二葉は日本初の日本犬の警察犬となる。2013年6月に任期満了。
・トイプードル
2011年11月18日に行われた鳥取県警の嘱託警察犬審査会で2頭が合格した[10]。「捜索」の部門において日本初の採用が2012年4月の京都府警においてあった[11]。
・ミニチュア・ダックスフント
熊本県警で採用された。
2013年10月現在、小型犬種の警察犬は和歌山県警・奈良県警・鳥取県警(2頭)および熊本県警の6頭。
 

 
◆きな子~見習い警察犬の物語~
 https://www.youtube.com/watch?v=QHXj0zPa3_8
 

 
◆警備犬(けいびけん)http://is.gd/hwNHbT
日本の警察において警備・捜索活動や災害現場で被災者の救助などを行えるように訓練された犬である。

犯人の追跡等を行う警察犬とは別に設置されており、爆発物の捜索やテロリストの制圧、災害救助などの警備任務を目的として運用されている。

警察犬は全国の都道府県警察に設置されているが、警備犬とハンドラーで編成された警備犬部隊は、警視庁と千葉県警察のみに配備されている。警備犬部隊は警視庁では、警備部警備第二課警備装備第三係に所属している。また千葉県警察では、警備部成田国際空港警備隊警備室警備第二課に所属している。

上記のように警備犬は、犯人(テロリスト)の制圧や、爆発物捜索犬として爆発物の捜索を行う。また災害救助犬として被災者の捜索を実施するなど、ハーネスや鈴を付け替えることにより、1頭で複数の任務を行う事が可能である。

警視庁の警備犬部隊は、新潟県中越地震や四川大地震などの国内・海外で発生した災害に救助犬として派遣されている。中越地震では警備犬「レスター号」が投入された。

また千葉県警察の警備犬部隊は、成田国際空港において不審物発見の通報の受け、爆発物の捜索を行うことを主要な任務としている。

なお、海上自衛隊においては軍用犬を「警備犬」と呼称している。
 
◆災害救助犬(さいがいきゅうじょけん、英語: Search and rescue dog)
http://is.gd/ADsa5o
地震や土砂崩れ等の災害で、倒壊家屋や土砂等に埋もれ、助けを必要とする人を、主にその嗅覚によって迅速に発見し、その救助を助けるように訓練された犬。
 
◆軍犬(ぐんけん)または軍用犬(ぐんようけん)http://is.gd/EzuR1s
軍務のために調練した犬である。
 
◆身体障害者補助犬(しんたいしょうがいしゃほじょけん)、アシスタントドッグ(Assistance Dog)は、人を助けるイヌ、特に身体障害者補助犬法で規定された、
・盲導犬 - 視覚障害者の手助けをする
・聴導犬 - 聴覚障害者の手助けをする
・介助犬 - 肢体不自由者の手助けをする
をいう。


●座敷童子

2014年07月03日 14時22分53秒 | 色んな情報

 

●座敷童子
◆https://www.youtube.com/watch?v=eEhrLecoAL4
 
◆座敷童子(ざしきわらし)http://is.gd/fluzkp
主に岩手県に伝えられる精霊的な存在。座敷または蔵に住む神と言われ、家人に悪戯を働く、見た者には幸運が訪れる、家に富をもたらすなどの伝承がある。柳田國男の『遠野物語』や『石神問答』などでも知られ、『遠野物語』の17話・18話および『遠野物語拾遺』87話に「ザシキワラシ」または「座敷ワラシ」の表記で話が掲載されており、17話には「この神の宿りたまふ家は富貴自在なりといふことなり」「ザシキワラシは座敷童衆なり」と記述がある。近年では、座敷わらしに会える宿として岩手県の「緑風荘」「菅原別館」「わらべ」などがテレビ番組や雑誌に取り上げられることでも知られている。
 
◆起源  http://is.gd/6gcMuz
前述の佐々木喜善は座敷童子のことを、圧殺されて家の中に埋葬された子供の霊ではないかと述べている。東北地方では間引きを「臼殺(うすごろ)」といって、口減らしのために間引く子を石臼の下敷きにして殺し、墓ではなく土間や台所などに埋める風習があったといい、こうした子供の霊が雨の日に縁側を震えながら歩いていたり、家を訪れた客を脅かしたりといった、座敷童子に似た行為が見られたともいう。特に、前述の「ノタバリコ」や「ウスツキワラシ」は座敷童子の中でも下等なものとされており、前者は内土間から這い出て座敷を這い回り、後者は臼を搗くような音をたてたりと、気味の悪い振る舞いをするといわれていることから、これらの座敷童子に、間引かれた子供の埋められた場所が土間や臼の下などであることが関連しているとの指摘もある。

 

このような間引きとの関連に加え、座敷童子のいる家が旧家であることや、村の外から訪れた六部(巡礼僧)を殺害した家が後に没落するという伝承と結び付けられて語られていることがあることから、座敷童子は村落共同体の暗部の象徴との指摘もある。

 

高橋貞子著『座敷わらしを見た人びと』によれば、座敷童子は大工や畳職人が、家の工事の際に気持ちよく仕事できなかったことに対する呪いから生じたとする話も残っており、木片を薄く剥いだ人形を柱と梁の間に挟みこむなどの呪法があったという。

 

河童を正体とする説も多く、淵に住む河童が近くの家に上がりこんで悪戯をするものが座敷童子だとする話や、河童が家に住み着いて座敷童子となった話などもある。

 

また、座敷童子が子供の姿なのは、仏教でいう護法童子(仏法を守る童子姿の鬼神)が童子(子供)の姿であるように、子供を神と人間を繋ぐものとする民間信仰に由来するという説、または子供の姿が神性を体現しているなどの説がある[8]。

 

柳田國男は、高僧が天から呼んだ護法童子と同様、仏教や民間巫女の守護霊が、若葉の魂の清新さを尊重する信仰へとつながり、さらに神意を人間に伝えるため家の守護霊としての座敷童子信仰へとつながったとみている。柳田以降の民俗学でも、オクナイ様との繋がりや竜宮童子など異界から訪れる童子との関連などが論じられている。

 

また、民俗学者・小松和彦は文化人類学的視点から童子に注目し、村落における家の盛衰や富の移動の問題を取り上げ、座敷童子の属性はイズナ使いなどの動物霊としての憑き物とほとんど重複しているとし、精霊がついている家の共同体の優越性と劣等性を詳しく分析し、座敷童子を民俗社会内、特に旧家層における貧富の差と変動の説明原理としている。

 

上田秋成による江戸後期の読本『雨月物語』の「貧福論」で、陸奥国(現・青森県)の武士の家に銭の霊が小さな翁で現れて「黄金の精霊」を名乗り、「お金を大事にしてくれるから嬉しくて話に来た」という話があるが、文学博士・阿部正路はこれを座敷童子の祖型ではないかと考察している。
 
◆座敷童子に関するQ&A-Yahoo!知恵袋   http://is.gd/fKKaoh
Q. 座敷童子がよく出るという旅館にきています。 質問なんですが、座敷童子の見分...
A. 多分対抗してファミコンしてるのが童子かと (; ̄O ̄)
 
Q. 座敷童子が出る宿。。岩手でしたっけ?東北にありますよね? この部屋に泊まって座...
A. その部屋ではありませんが、「緑風荘」には、 高総体でクラブのメンバーと泊まったこと...
 
Q. 座敷童子がでる事で有名な緑風荘に泊まられた方いたら感想をお願いします
A. 友人が座敷童子が出ると評判の部屋に泊まったのですが、気配すら感じなかったそうです。
 
◆座敷わらし 出世の宿 菅原別館 http://www.zashikiwarashi.jp/warashi.html
東北地方に古くから言い伝えられている座敷わらし。
古来より家の守り神として知られており、座敷わらしの現れる家では家の中にて大切に祭られています。
出会えれば、男性は出世し女性は玉の輿に乗るといわれている座敷わらしですが、箒で部屋を掃いていた!赤い顔をしていた!小豆やお赤飯が大好物!など岩手各地ではさまざまな伝承があります。
 
◆座敷童子に会える宿 タガマヤ村【公式HP】山形の村  http://is.gd/6GGcN2
室町時代から続く豪農一族が住み続けたこの場所には座敷童子(座敷わらし)が住んでいると言われています。
一番奥の座敷で、座敷童子(座敷わらし)が幾度となく泊り客に目撃されています。
座敷童子(座敷わらし)を見た人は、「7歳くらいの白い着物を着たかわいい女の子が、ふすまの奥からそっとこっちを見ていた」とか「朝方ふと目を開けると、白い着物の子供が枕元を走りまわっていた」と話します。
写真に白く光る玉が大量に写ったり、隣の部屋から子供の足音が聞こえたりと。

 


●風情 

2014年07月03日 14時22分53秒 | 色んな情報

●風情 
◆一枚のハガキ
https://www.youtube.com/watch?v=BLR_TX_y13Q
 
◆ふう じょう【風情】
ありさま。おもむき。ふぜい。
   ・・・・・・・・・・
・ふ ぜい 【風情】
一 [1][0] ( 名 )
① 風雅な趣。味わいのある感じ。情緒。情趣。 「 -ある眺め」
② 様子。ありさま。 「寂しげな-」
③ 能楽で,(趣ある)所作・しぐさ。
④ みだしなみ。 「人の-とて朝毎に髪ゆはするも/浮世草子・一代男 3」
二 ( 接尾 )
名詞に付く。
① …のようなつまらない者の意を表す。自らを謙遜したり,他を卑しめたりするのに用いる語。 「私-の者には理解できない」 「足軽-に何ができる」
② …などのようなもの,…に似通ったものなどの意を表す。 「箱-のものにしたため入れて/徒然 54」
「風情」に似た言葉» 類語の一覧を見る後味  好み  テイスト  テースト  味
 
◆風情(ふぜい)ウィキペディア
日本古来存在する美意識の1つ。一般的に、長い時間を経て大自然によりもたらされる物体の劣化や、本来あるべき日本の四季が造り出す、儚いもの、質素なもの、空虚なものの中にある美しさや趣や情緒を見つけ、心で感じるということ。またそれを感じ、心を平常に、時には揺さぶらせ豊かにするということ。
しかしながら「風情」とは個々人の生い立ちや教養や美意識の問題でもあり、一概にこれであると定義することはできない曖昧な言葉である。

また近年、典型例を挙げれば日本人が紳士の国イギリスに憧れを抱く如く、世界的ジャポニスムの流れによって「風情」に憧れを抱き日本を好きになる外国人も少なくない。
 
◆わび・さび(侘・寂)
日本の美意識の1つ。一般的に、質素で静かなものを指す。本来侘(わび)と寂(さび)は別の概念であるが、現代ではひとまとめにされて語られることが多い。
 
◆侘(わび、侘びとも)とは、動詞「わぶ」の名詞形で、その意味は、形容詞「わびしい」から容易に理解されるように「立派な状態に対する劣った状態」となる。転じては「粗末な様子」、あるいは「簡素な様子」を意味している。もっと端的にいえば「貧しい様子」「貧乏」ということになろうか。本来は良い概念ではなかったが、禅宗の影響などもあってこれが積極的に評価され、美意識の中にとりこまれていった。

侘に関する記述は古く万葉集の時代からあると言われているが、「侘」を美意識を表す概念として名詞形で用いる例は江戸時代の茶書『南方録』まで下り、これ以前では「麁相」(そそう)という表現が近いが、千利休などは「麁相」であることを嫌っていたから必ずしも同義とは言い難い。「上をそそうに、下を律儀に(表面は粗相であっても内面は丁寧に)」(山上宗二記)。強いて言えば「priceは高くないが、qualityは高い」という概念になろうか。茶の湯では「侘」の中に単に粗末であるというだけでなく質的に(美的に)優れたものであることを求めるようになったのである。この時代、「侘び」の語は「侘び数寄」という熟語として現れる。これは「侘び茶」の意ではない。侘び茶人、つまり「一物も持たざる者、胸の覚悟一つ、作分一つ、手柄一つ、この三ヶ条整うる者」(宗二記)のことを指していた。「貧乏茶人」のことである。後の千宗旦の頃になると「侘」の一字で無一物の茶人を言い表すようになる。ここで宗二記の「侘び」についての評価を引用しておこう。「宗易愚拙ニ密伝‥、コヒタ、タケタ、侘タ、愁タ、トウケタ、花ヤカニ、物知、作者、花車ニ、ツヨク、右十ヶ条ノ内、能意得タル仁ヲ上手ト云、但口五ヶ条ハ悪シ業初心ト如何」とあるから「侘タ」は、数ある茶の湯のキーワードの一つに過ぎなかったし、初心者が目指すべき境地ではなく一通り茶を習い身に着けて初めて目指しうる境地とされていた。この時期、侘びは茶の湯の代名詞としてまだ認知されていない。ただし宗二は「侘び数寄」を評価しているから、侘び茶人が茶に親しむ境地も評価され、やがて茶の湯の精神を支える支柱として「侘び」は静かに醸成されていったのである。

侘は茶の湯の中で理論化されたが、「わび茶」という言葉が出来るのも江戸時代である。特に室町時代の高価な「唐物」を尊ぶ風潮に対して、村田珠光はより粗末なありふれた道具を用いる茶の湯を方向付け、武野紹鴎や千利休に代表される堺の町衆が深化させた。彼らが「侘び」について言及したものがないから、彼らが好んだものから当時醸成されつつあった侘びについて探るより他ない。茶室はどんどん侘びた風情を強め、張付けだった壁は民家に倣って土壁になり藁すさを見せ、6尺の床の間は5尺、4尺と小さくなり塗りだった床ガマチも節つきの素木になった。紹鴎は備前焼や信楽焼きを好んだし、利休は楽茶碗を創出させた。日常雑器の中に新たな美を見つけ茶の湯に取り込もうとする彼らの態度は、後に柳宗悦等によって始められた「民芸」の思想にも一脈通ずるところがある。

江戸時代に多くの茶書によって茶道の根本美意識と位置付けられるようになり、侘を「正直につつしみおごらぬ様」と規定する『紹鴎侘びの文』や、「清浄無垢の仏世界」とする『南方録』などの偽書も生み出された。

また大正・昭和になって茶道具が美術作品として評価されるに伴い、その造形美を表す言葉として普及した。柳宗悦や久松真一などが高麗茶碗などの美を誉める際に盛んに用いている。その結果として、日本を代表する美意識として確立した。

岡倉天心の著書The Book of Tea(『茶の本』)の中では“imperfect”という表現が侘をよく表しており、同書を通じて世界へと広められた。
 
◆寂(さび、寂びとも)は動詞「さぶ(錆ぶ・荒ぶ)」の名詞形で、本来は時間の経過によって劣化した様子を意味している。漢字の「寂」が当てられ、転じて「寂れる」というように人がいなくなって静かな状態も表すようになった。金属の表面に現れた「さび」には、漢字の「錆」が当てられている。英語ではpatina(緑青)の美が類似のものとして挙げられ、緑青などが醸し出す雰囲気についてもpatinaと表現される。

本来は良い概念ではなかったが、『徒然草』などには古くなった冊子を味わい深いと見る記述があり、この頃には古びた様子に美を見出す意識が生まれていたことが確認される。室町時代には特に俳諧の世界で重要視されるようになり、能楽などにも取り入れられて理論化されてゆく。さらに松尾芭蕉以降の俳句では中心的な美意識となるが、芭蕉本人が寂について直接語ったり記した記録は非常に少ないとされる。

侘びとともに利休以後の茶道の真髄として語られる寂びだが、意外なことに利休時代の茶の文献には見当たらない。「侘び」の項に挙げた山上宗二記の侘びの十ヶ条にも寂びは見られず、同書の他の部分にも「寂び」「寂びた」の語は現れない。おそらく江戸時代以降、俳諧が盛んになり寂びの概念が広がるとともに、侘びと結びつけられて茶道においても用いられることになったものであろう。

俳諧での寂とは、特に、古いもの、老人などに共通する特徴のことで、寺田寅彦によれば、古いものの内側からにじみ出てくるような、外装などに関係しない美しさのことだという。具体的な例で挙げられるのは、コケの生えた石がある。誰も動かさない石は、日本の風土の中では表面にコケが生え、緑色になる。日本人はこれを、石の内部から出てくるものに見立てた。

このように古びた様子に美を見出す態度であるため、骨董趣味と関連が深い。たとえば、イギリスなどの骨董(アンティーク)とは、異なる点もあるものの、共通する面もあるといえる。寂はより自然そのものの作用に重点がある一方で、西洋の骨董では歴史面に重点があると考えられる。
 

 
◆幽玄(ゆうげん)  http://is.gd/FLYNNN
文芸・絵画・芸能・建築等、諸々の芸術領域における日本文化の基層となる理念の一つ。

本来は仏教や老荘思想など、中国思想の分野で用いられる漢語であったが、平安時代後期から鎌倉時代前期の代表的歌人であり、千載和歌集を撰集した藤原俊成により、和歌を批評する用語として多く用いられて以来、歌論の中心となる用語となった。同じ歌道の理念である有心(うしん)とともに並び用いられることが多いが、本来は別の意味の言葉である。

その後、能楽・禅・連歌・茶道・俳諧など、中世・近世以来の日本の芸術文化に影響を与え続け、今日では一般的用語としても用いられるに至っている。
 
◆深山幽谷(しんざんゆうこく)http://is.gd/qhWG2s
ほとんど人跡未踏のような奥深い自然の地をいう。『深山』は人里遠く離れた奥深い山、『幽谷』は山奥深くにある静かな谷の意。古代、中国で仙人が修行したといわれるような、人里離れた山中の仙境を意味する。『深山窮谷』、『窮山通谷』、『窮山幽谷』なども同義である。
一般的に、深く幽玄な趣を見せる山岳と渓谷の織り成す大自然のさまを愛で、しばしばそのように表現されることがある。日本ではしばしば和歌や句に詠まれたり、絵に表されたりするなど芸術的感興を呼び起こすものとして捉えられることも多い。水墨画、水墨画のモチーフともなる。日本画家の東山魁夷は、しばしばそのような風景を描き人気を博した。尺八も深山幽谷を表現したものである。

古代中国では不老不死の仙人は深山幽谷に棲むと言い伝えられ、霞や仙人食と言われる独自の食料を食べているとされる。「抱朴子」などの古典には、詳細に記述されているが、それらは仙草、仙果と呼ばれる仙気の強い山野草・果物などの植物が主体である。具体的には、オオバコ、セリ、アカザ、ユキノシタ、スベリヒユ、ハコベ、松実、胡桃、乾葡萄、腰果、紅棗などが知られている。


●麻

2014年07月03日 13時15分15秒 | 色んな情報

●麻
◆あさ 【麻】
① クワ科の一年草。中央アジア原産。渡来は古く,古代から重要な繊維植物として栽培されてきた。茎は直立し,1~3メートルになる。葉は三~九枚の小葉からなる掌状複葉で,各小葉は披針形で縁に鋸歯(きよし)がある。雌雄異株。初夏,淡緑黄色の雄穂,緑色の雌穂をつける。雌株からは麻薬がとれる。茎の靭皮(じんぴ)を繊維として利用する。皮をはいだ残りは「おがら」と呼ばれる。種子(麻の実)からは油をとり,また鳥の飼料などにする。大麻(たいま)。 [季] 夏。
② ① に似た長い繊維を持つ植物。アマ(亜麻)・チョマ(苧麻)・コウマ(黄麻・ジュート)・マニラ麻・サイザル麻など。
③ 大麻・苧麻・亜麻・ジュートなどからとる繊維。またその繊維で製した糸・布など。大麻・苧麻など靭皮繊維からとるものとマニラ麻・サイザル麻など葉脈繊維からとるものがある。強靭で用途は広く,衣料・綱・網・梱(こうり)包布などとする。
[句]麻の如し ・ 麻の中の蓬
   ・・・・・・・・・・
・お を 【麻・苧】
① アサの古名。 「 -の畠あり/宇治拾遺 12」
② アサやカラムシの繊維を紡いだ糸。 「 -をよりて/土左」
   ・・・・・・・・・・
・そ 【麻】
あさ。複合語として用いることが多い。 「真(ま)-木綿(ゆう)」 「真-むら」 「打ち-」
   ・・・・・・・・・・
・【ま】[漢字]
【 麻 】 [音] マ
① あさ。あさぬの。あさいと。 「 麻布 ・大麻 ・白麻 ・乱麻 」
② あさの類。 「 亜麻 ・黄麻 ・胡麻(ごま) ・蓖麻(ひま) 」
③ 〔「痲」とも書く〕 しびれる。 「 麻酔 ・麻痺(まひ) ・麻薬 」
【 摩 】 [音] マ
① する。こする。なでる。 「 摩擦 ・摩滅 ・按摩(あんま) 」
② せまる。とどく。 「 摩天楼 」
③ 梵語の音訳字。 「 摩訶(まか) ・摩尼(まに) ・摩耶(まや) ・維摩(ゆいま) ・摩利支天 」
【 磨 】 [音] マ
〔原義は,ひきうすの意〕
① する。すりへらす。すりへる。 「 磨滅 」
② みがく。 「 研磨 ・琢磨 」
③ きたえる。はげむ。 「 練磨 ・切磋琢磨(せつさたくま) 」
【 魔 】 [音] マ
① 人を迷わせ,人の善事をさまたげるもの。 「 魔王 ・魔境 ・魔窟(まくつ) ・魔手 ・魔性 ・魔障 ・魔神 ・悪魔 ・閻魔(えんま) ・邪魔 ・天魔 ・夢魔 ・妖魔(ようま) 」
② 神秘的な力をもつもの。まもの。 「 詩魔 ・睡魔 」
③ ふしぎな。あやしい。 「 魔術 ・魔法 ・魔力 」
④ 度を超して,一つの事に執着する人。 「 電話魔 」
「麻」に似た言葉»   亜麻  アサ
 
◆あさ 【麻】   世界宗教用語大事典
アサ科一年草。繊維植物として早くから世界各地で栽培。古代ギリシア人は麻糸を人の運命の象徴とした。モイラたち三女神が適当に切るので運命が決まると考えたのだ。大麻から取った麻薬は、陶酔するため巫女たちが使った。
 
◆麻    季語・季題辞典
読み方:アサ
クワ科の一年草
季節 夏
分類 植物
 
◆アサ(麻、Cannabis)http://is.gd/rJprZZ
中央アジア原産とされるアサ科アサ属で一年生の草本で、大麻(たいま)または大麻草(たいまそう)とも呼ばれる。伊勢神宮の神札を大麻と呼ぶ由来となった植物であり、神道とも深い歴史的な関わりを持っている。
第二次世界大戦の終戦前までは、日本では米と並んで作付け量を指定されて盛んに栽培されていた主要農作物。古来から日本で栽培されてきたものは麻薬成分をほとんど含まない。4か月で4メートルの背丈になるほど成長が早く、茎などから繊維が得られ、実は食用となるほか、油も取れるなど利用価値が高い。大豆に匹敵する高い栄養価を持つ実を食用として料理に使うことは違法ではないが、国内では許可なく育てることはできないため、食用の種子は輸入に頼っているのが現状である。法律で規制される麻薬と、その他の活用方法の混同を避ける意図からヘンプと呼ばれることもある。

この植物のなかでも、麻薬成分を多く含む品種の葉及び花冠を乾燥または樹脂化、液体化させたものを特に大麻(マリファナ)と呼ぶことがある。

広義にはアサは麻繊維を採る植物の総称であり、アマ科の亜麻やイラクサ科の苧麻(カラムシ)、シナノキ科黄麻(ジュート)、バショウ科マニラ麻、リュウゼツラン科サイザル麻もアサと呼ばれることがあるが、本項目とは全く別の種類の植物である。
 
◆★よこづな 【横綱】  http://is.gd/lhwV1q
(1)相撲力士の最高の階級。また、横綱力士の略称。大関の中で品格・力量が抜群の者に与えられる。本来は階級ではなく、吉田司家(つかさけ)から横綱(2)を締めることを許された力量抜群の大関力士を称した。番付面に横綱と銘記されたのは1890年(明治23)の西ノ海が最初で、1909年(明治42)横綱を最高位とすることを成文化した。なお、横綱の代数は伝説的力士明石志賀之助を初代として数えている。
(2)白麻で編んだ太いしめなわ。土俵入りの際、(1)が化粧まわしの上から締めるもの。つな。
(3)同類中で最もすぐれたもの。
 
◆ねずさんの ひとりごと 麻のお話  http://is.gd/F3C9qP
戦前まで、いわゆる麻でできた着物というのは、旅館の仲居さんをはじめ、普段着として、日本では広く用いられていました(冒頭の写真)。
浴衣などは、その多くが麻でできた着物でした。
なんといっても麻は、吸湿性吸汗性に優れ、木綿(もめん)よりも通風性もよく、乾きも早いので、とても着心地がよかったのです。

戦前、女性たちがよく身につけていたモンペ(下の写真)も、その生地は、たいてい麻でした。
また、下駄(げた)や草履(ぞうり)などの鼻緒(はなお)などにも、麻はよく用いられていました。
 
◆麻 (繊維) - Wikipedia   http://is.gd/4jp3CF
麻と呼ばれる繊維は数種類があり、家庭用品品質表示法によると、苧麻(ちょま : カラムシ、ラミー)と亜麻(あま、リネン)の2種類を指す。これらは光沢と通気性があり、 肌触りの良さから夏物の衣料品や寝装具などに用いられることが多い。


●はきもの

2014年07月03日 12時55分37秒 | 色んな情報

●はきもの
◆はき もの 【履物】
靴・下駄・草履など足に履く物の総称。
 
◆はきもの 【履物】   世界宗教用語大事典
実用だけでなく民俗儀礼でも使用される。日本では神仏に履物を奉納したり、正月や季節の折り目などに村境につるして魔よけとする。西洋では早くから聖所では履物をぬいで裸足になる風があり、『旧約聖書・出エジプト記』に神の言葉として、「足から靴を脱ぎなさい。あなたが立っている場所は聖なる地だから」とあり、ギリシア・ローマの神殿参内は裸足でなければならなかった。イスラム教徒もモスクに入るには履物を脱ぐ。神への服従の意があるようだ。キリスト教では裸足を旨とする跣足修道会があり(改革カルメル会)、サンタクロースは靴下に贈物を入れるとされる。
 
◆穿物   隠語大辞典
読み方:はきもの
〔花〕門前払のこと、「あいつはオハキモノだ」など云ふ。穿物は奥へ通すべきものでないといふところから来た語、又嫌がられる者の意味にも用ふ。芸娼妓などの情夫を嫌つて云ふ言葉。
 
◆履物(はきもの)   http://is.gd/u68pRx
足に着用されるものの総称。靴、ブーツ、下駄などを含む。
 
◆『●はきもの』 http://is.gd/qqQ0uU
 
◆『●履き物の歴史』 http://is.gd/IJOlQd
履き物の歴史は詳しく判っていない様だ。 奈良時代に公家などの身分の高いモノが 沓(くつ)と言う木靴を履いていた。 おそらく歴史以前は鳥獣などの毛皮を履き物にして使っていたのでは無かろうか。


●大麻

2014年07月03日 11時28分23秒 | 色んな情報

●大麻
◆『大麻(たいま)ないしマリファナ  本当に悪者なのか  についてミクシーでのコメント』 http://amba.to/Q9J2Hd
 
◆『大麻(たいま)ないしマリファナ  本当に悪者なのか』 http://amba.to/Q9Ji97
 
◆『●麻生●大麻●』 http://amba.to/SaVEpt
 
◆●大麻●麻薬   http://is.gd/DIMg0d
 
◆大麻 - Wikipedia  http://is.gd/z3bOBw
大麻(たいま)ないしマリファナ (marijuana) とは、アサの花冠、葉を乾燥または樹脂化、液体化させたもの。これに含有される化学物質カンナビノイド(約400種類の合成物の一つ特にテトラヒドロカンナビノール (THC))には様々な薬理作用があり、嗜好品や医薬品として用いられる。 日本においては、大麻取締法により、大麻の所持、栽培、譲渡等に関して規制があり、違法であり、逮捕される。
日本では、大麻には多幸感をもたらす鎮痛作用・食欲増進などの薬理作用があることなどから、大麻取締法による規制を受ける麻薬(痲薬)の一種に分類されている。日本では、無許可所持は最高刑が懲役5年、営利目的の栽培は最高刑が懲役10年の犯罪である。

アメリカでは、17州で医療大麻として2州では嗜好品として合法化されている。2012年のアメリカ大統領選に合わせ、嗜好品としての大麻合法化の是非を問う住民投票が3州にて行われ、コロラドとワシントンの2州が賛成多数で可決し嗜好品として大麻が合法化された。アメリカではこれまで医療大麻としては17州で合法化されていたが、嗜好品としての大麻合法化はこれが初となる。また米国の連邦法と矛盾するものの米国では一般法は基本的に州法が優先されるため大麻問題に関しても同様に州法が優先することとなっている。
 
◆大麻のまとめ検索結果(154件)-NAVERまとめ  http://is.gd/iK4oIS
アメリカで「マリファナコーヒー」が発売!日本も大麻の規制緩和!?
 
一体なぜ…?世界中で大麻(マリファナ)解禁の動き


●被服

2014年07月03日 11時11分59秒 | 色んな情報

●被服
●被服の基本形 懸衣形 寛衣形 窄衣形●
◆http://d.hatena.ne.jp/shibaracu/20120430/1335779795
 
◆『●悠久の縄文の流れの中で』 http://amba.to/MOz5Sx
 
◆女の言葉   http://is.gd/rIlOlx
Ameba http://amba.to/IYmSDG ☆被服の 基本形 懸衣形 寛衣形 窄衣形
 
◆1.窄
[人名用漢字] [音]サク(漢) [訓]せまい すぼむ すぼめる せまい。せばめる。「狭窄」
 
◆けん 【懸】
[常用漢字] [音]ケン(漢) ケ(慣) [訓]かける かかる
一.〈ケン〉
1 物にひっかける。ぶらさがる。空中にかかる。「懸河・懸崖(けんがい)・懸垂・懸腕直筆」
2 かかげ示す。「懸賞」
3 託する。あずける。「懸命」
4 決着していない。「懸案」
5 かけ離れる。「懸隔・懸絶」
二.〈ケ〉心にかける。「懸想・懸念」
[難読]懸樋(かけひ)・鈴懸(すずかけ)・篠懸(すずかけ)
 
◆かん 【寛】
[常用漢字] [音]カン(クヮン)(呉)(漢) [訓]ひろい ゆるやか くつろぐ
1 スペースがゆったりと広い。「寛闊(かんかつ)/褐寛博(かつかんぱく)」
2 気持ちにゆとりがある。心が広い。「寛恕(かんじょ)・寛仁・寛大・寛容」
3 ゆるやか。おおまか。「寛刑・寛厳」
[名のり]お・おき・ちか・とお・とみ・とも・とら・のぶ・のり・ひと・ひろ・ひろし・むね・もと・ゆたか・よし


【地方議会】集団的自衛権に批判的な意見書を可決させた地方議会一覧

2014年07月03日 10時23分21秒 | 色んな情報

【地方議会】集団的自衛権に批判的な意見書を可決させた地方議会一覧
     中谷 優樹
”国民の生命と財産を守る”ことをしない地方議員が税金で飯を食ってます!北海道と長野県が赤化確定!

あなたの住む町はありますか?

...◉北海道
芦別市 浦河町 音威子府村 歌志内市 広尾町 更別村 江差町 根室市 札幌市
士別市 斜里町 小清水町 小樽市 上川町 新得町 森町 深川市 仁木町
占冠村 池田町 中札内村 中川町 津別町 洞爺湖町 奈井江町 南幌町 日高町
函館市 八雲町 美瑛町 平取町 北竜町 本別町 余市町 留萌市

◉青森県
青森市

◉岩手県
一関市 遠野市 奥州市 花巻市 久慈市 宮古市 軽米町 二戸市 北上市

◉秋田県
男鹿市

◉福島県
会津若松市 喜多方市 桑折町 石川町 南相馬市 二本松市 矢祭市 三春町

◉茨城県
つくば市 取手市 美浦村

◉埼玉県
ときがわ町 越谷市 宮代町 鳩山町

◉千葉県
流山市

◉東京都
西東京市 小金井市 八王子市 国立市

◉神奈川県
鎌倉市 茅ヶ崎市 座間市 三浦市(?) 大磯町 大和市 藤沢市 葉山町(?)

◉新潟県
阿賀野市 五泉市 新潟市 湯沢町

◉山梨県
甲府市 市川三郷町

◉長野県 県議会
阿智村 安曇野市 伊那市 下篠村 下諏訪町 宮田村 喬木村 高山村
高森町 佐久市 坂城町 山ノ内町 山形村 小海町 小布施町 松川村
松川町 上松町 信濃町 生坂村 青木村 千曲市 泰岐村 大桑村
大鹿村 玉滝村 辰野町 筑北村 中川村 中野市

◉静岡県
焼津市 

◉愛知県
岩倉市 小牧市 大口町 大府市 長久手市 東郷町 半田市 扶桑町 
武豊町 碧南市 豊明市 弥冨市

◉三重県
亀山市 桑名市 菰野町 川越町 大台町 東員町

◉滋賀県
湖南市 守山市 大津市 米原市(?)

◉京都府
宇治市 大山崎町 向日市 長岡京市

◉大阪府
吹田市

◉兵庫県
加古川市 香美町

◉奈良県
上牧町 生駒市 川西町 大和郡山市

◉和歌山県
御坊市

◉鳥取県
境港市 湯梨浜町 伯耆町

◉島根県
津和野町

◉岡山県
和気町

◉広島県
安芸高田市 庄原市 北広島町

◉徳島県
那賀町 牟岐町

◉高知県
いの町 安芸市 香南市 香美市 高知市 四万十町 田野町 土佐市
土佐清水市 南国市 本山町

◉福岡県
宇美町 苅田町 志免町 水巻町 太宰府市 大牟田市 中間市

◉佐賀県
大町町

◉長崎県
長与町

◉沖縄県
読谷村 那覇市 北谷町 北中城村 名護市

※補足 画像自治体書き起こし
(画像に出ているぶんです)

 


【 変な議員の変な発言 Ⅱ】

2014年07月03日 06時44分31秒 | 色んな情報

【 変な議員の変な発言 Ⅱ】
       中塩 秀樹
【司会の田原総一郎と福島瑞穂の会話。政治討論番組の再現】

福島「ですから、日本はスイスのような平和中立国を目指すべきなんです。」...
 
田原「スイスは国民皆兵制で、一般家庭に自動小銃が有る国だよ。」
 
福島「いえ、例えばスウェーデンみたいな中立国もあるわけですし…」
 
田原「スウェーデンはナチに協力して中立を守った国だし、今では武器輸出大国だよ。」
 
福島「えーと、ベルギーのように歴史的に中立を貫いた国もあるんです。」
 
田原「ベルギーみたいに何度も外国軍に蹂躙(じゅうりん)されてもいい?」
 
福島「え~?でも~、侵略するより侵略される方がイイですし~…」
 
田原 「有事立法というのは、どこかがもし攻めて来たらどうするのか、どう対応するのかという法案ですよ。社民党はこんな物いらないって言う 訳?」
 
福島 「戦争の為の法律は要らないと思います。」
 
田原 「そうじゃない、どこかが攻めて来た時のために…」
 
福島 「いや戦争の為の法律ですよ。」
 
田原 「ちょっと待って、じゃぁもしどこかが攻めて来たら殺されりゃぁ良いっていう話し? 降伏する?」
 
福島 「うーん…、戦争が起きないように努力する事が政治の責任じゃないですか~」
 
田原 「いやだから、日本が戦争する気は全く無いでしょ、今でもない!」
 
福島 「ただですねぇ有事法制はそんな単純な法律ではない訳ですよ。米軍の活動を円滑にしたり、国民保護法制という名でいろんな人の権利を制限する…」
 
田原 「ちょっと待ってよ、敵が攻めて来た時にね、国民の人権自由とかでどこ動いて行っても良いですよ。とはならないし、そりゃ規制もしますよ、当然。」
 
解説者 「福島さんじゃあね、万が一攻められた時に、社民党は国民をどうやって守るのかという具体的な案が無いじゃないですか? どうするんですか?」
 
福島 「うーん、ただ…例えば…非核構想をやるとかですね…」
 
田原 「ちょっと待って! つまり敵が攻めて来るなんて事は有りえない!こんな夢みたいな事を自民党は言って、どんどん日本を軍国主義化してると、こういう事?」
 
福島 「…そうですね、私は北朝鮮などを仮想敵国にしながら、どんどんどんどん軍事国家の道を歩んでいると思います。」
 
田原 「北朝鮮と仲良くするんだって…」
 
福島 「そうです。そういう努力が必要だと思います。」
 
田原 「っとなると社民党いらなくなっちゃうよ」
 
福島 「ぃやそんな事は無いですよ、だって憲法9条を改憲したいと言うのが今強く出ていて」
 
解説者 「あの福島さんね、僕は社民党に頑張ってもらいたいと思う。でもとてもついていけない…」
 
福島 「警察官の拳銃使用は絶対反対。犯罪者と言えども人権はある訳ですし、犯人には傷一つ付けてはいけない。たとえ凶器を持った凶悪犯と言えども警察官は丸腰で逮捕に向かうべき」
 
田原 「そんな事して、警察官が殺されたら?」
 
福島 「それは警察官の職務ですし~」
 
(「ええっ~」と言う驚きの声が怒濤のように スタジオ中に響き渡る) その声にまずいと思ったか福島が続ける。
 
福島 「それに犯人がそんなに抵抗するんだったら無理して逮捕する必要は無いと思うんですよ、逃がしても良い訳ですし~」
 
田原 「じゃっ、逃がした犯人が別の所でまた人を殺したら?」
 
福島 「それはそれで別の問題ですし~」
 
以上の内容、如何思われますか! 

 


『首相官邸』 集団的自衛権に関して【安倍総理冒頭発言】平成26年7月1日

2014年07月03日 06時26分50秒 | 色んな情報

『首相官邸』 集団的自衛権に関して【安倍総理冒頭発言】平成26年7月1日

 いかなる事態にあっても国民の命と平和な暮らしは守り抜いていく。内閣総理大臣である私にはその大きな責任があります。その覚悟の下、本日、新しい安全保障法制の整備のための基本方針を閣議決定いたしました。自民党、公明党の連立与党が濃密な協議を積み重ねてきた結果です。協議に携わった全ての方々の高い使命感と責任感に心から敬意を表する次第であります。
 集団的自衛権が現行憲法の下で認められるのか。そうした抽象的、観念的な議論ではありません。現実に起こり得る事態において国民の命と平和な暮らしを守るため、現行憲法の下で何をなすべきかという議論であります。
 例えば、海外で突然紛争が発生し、そこから逃げようとする日本人を同盟国であり、能力を有する米国が救助を輸送しているとき、日本近海において攻撃を受けるかもしれない。我が国自身への攻撃ではありません。しかし、それでも日本人の命を守るため、自衛隊が米国の船を守る。それをできるようにするのが今回の閣議決定です。
 人々の幸せを願って作られた日本国憲法がこうしたときに国民の命を守る責任を放棄せよといっているとは私にはどうしても思えません。この思いを与党の皆さんと共有し、決定いたしました。
 ただし、仮にそうした行動をとる場合であっても、それは他に手段がないときに限られ、かつ必要最小限度でなければなりません。
 現行の憲法解釈の基本的考え方は、今回の閣議決定においても何ら変わることはありません。海外派兵は一般に許されないという従来からの原則も全く変わりません。自衛隊がかつての湾岸戦争やイラク戦争での戦闘に参加するようなことはこれからも決してありません。外国を守るために日本が戦争に巻き込まれるという誤解があります。しかし、そのようなこともあり得ない。
 日本国憲法が許すのは、あくまで我が国の存立を全うし、国民を守るための自衛の措置だけです。外国の防衛それ自体を目的とする武力行使は今後とも行いません。むしろ、万全の備えをすること自体が日本に戦争を仕掛けようとする企みをくじく大きな力を持っている。これが抑止力です。
 今回の閣議決定によって日本が戦争に巻き込まれるおそれは一層なくなっていく。そう考えています。日本が再び戦争をする国になるというようなことは断じてあり得ない。いま一度そのことをはっきりと申し上げたいと思います。
 二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない。その痛切な反省の下に我が国は戦後70年近く一貫して平和国家としての道を歩んできました。
 しかしそれは、平和国家という言葉を唱えるだけで実践したものではありません。自衛隊の創設、日米安保条約の改定、そして国連PKOへの参加、国際社会の変化と向き合い、果敢に行動してきた先人たちの努力の結果である。私はそう考えます。
 憲法制定当初、我が国は自衛権の発動としての戦争も放棄したという議論がありました。しかし、吉田総理は、東西冷戦が激しさを増すと、自らの手で自衛隊を創設しました。その後の自衛隊が国民の命と暮らしを守るため、いかに大きな役割を果たしてきたかは言うまでもありません。
 1960年には日米安全保障条約を改定しました。当時、戦争に巻き込まれるという批判が随分ありました。正に批判の中心はその論点であったと言ってもいいでしょう。強化された日米同盟は抑止力として長年にわたって日本とこの地域の平和に大きく貢献してきました。
 冷戦が終結し、地域紛争が多発する中、国連PKOへの自衛隊参加に道を開きました。当時も戦争への道だと批判されました。しかし、カンボジアで、モザンビークで、そして南スーダンで、自衛隊の活動は世界の平和に大きく貢献し、感謝され、高く評価されています。
 これまでも、私たち日本人は時代の変化に対応しながら、憲法が掲げる平和主義の理念の下で最善を尽くし、外交、安全保障政策の見直しを行ってまいりました。決断には批判が伴います。しかし、批判をおそれず、私たちの平和への願いを責任ある行動へと移してきたことが、平和国家日本を創り上げてきた。そのことは間違いありません。
 平和国家としての日本の歩みはこれからも決して変わることはありません。むしろ、その歩みをさらに力強いものとする。そのための決断こそが今回の閣議決定であります。
 日本を取り巻く世界情勢は一層厳しさを増しています。あらゆる事態を想定して、国民の命と平和な暮らしを守るため、切れ目のない安全保障法制を整備する必要があります。もとよりそうした事態が起きないことが最善であることは言うまでもありません。だからこそ、世界の平和と安定のため、日本はこれまで以上に貢献していきます。
 さらに、いかなる紛争も力ではなく、国際法に基づき外交的に解決すべきである。私は法の支配の重要性を国際社会に対して繰り返し訴えてきました。その上での万が一の備えです。そして、この備えこそが万が一を起こさないようにする大きな力になると考えます。
 今回の閣議決定を踏まえ、関連法案の作成チームを立ち上げ、国民の命と平和な暮らしを守るため、直ちに作業を開始したいと考えています。十分な検討を行い、準備ができ次第、国会に法案を提出し、御審議いただきたいと考えています。
 私たちの平和は人から与えられるものではない。私たち自身で築き上げるほかに道はありません。私は、今後とも丁寧に説明を行いながら、国民の皆様の理解を得る努力を続けてまいります。そして、国民の皆様とともに前に進んでいきたいと考えています。
 私からは以上です。

【質疑応答】
(内閣広報官) 
 それでは、皆様からの質問をお受けいたします。
 御希望される方は挙手を願います。私のほうから指名いたしますので、所属とお名前を明らかにされた上で質問をお願いいたします。
 最初に、幹事社からお願いをしたいと思います。どうぞ。
(記者)
 北海道新聞の宇野と申します。
 今回閣議決定した内容については、日本への攻撃の抑止力を高めるという見方がある一方、武力行使要件として「国民の生命などが根底から覆される明白な危険がある場合」とするなど、抽象的な表現にとどまった感があります。これでは時の政権の判断でいかようにでも拡大解釈でき、明確な歯止めにならないとの指摘もありますが、総理はいかがお考えでしょうか。
 また、自衛隊の活動については、世界の警察官としての役割を果たそうとしないアメリカに、尖閣諸島を始め東アジア地域で求められる役割のより適切な実行を促すとの期待がある一方、隊員が戦闘に巻き込まれ血を流す可能性がこれまで以上に高まる可能性も指摘されています。総理はこの点をどうお考えでしょうか。

(安倍総理)
 今回の新三要件も、今までの三要件と基本的な考え方はほとんど同じと言っていいと思います。そして、それが武力行使の条件であったわけでありますが、今回、新三要件としたところでありますが、繰り返しになりますが、基本的な考え方はほとんど変わっていない、表現もほとんど変わっていないと言ってもいいと思います。
 今回の閣議決定は、現実に起こり得る事態において、国民の命と平和な暮らしを守ることを目的としたものであります。武力行使が許されるのは、自衛のための必要最小限度でなければならない。このような従来の憲法解釈の基本的考え方は、何ら変わるところはありません。したがって、憲法の規範性を何ら変更するものではなく、新三要件は憲法上の明確な歯止めとなっています。
 また、この閣議決定で集団的自衛権が行使できるようになるわけではありません。国内法の整備が必要であり、改めて国会の御審議をいただくことになります。これに加えまして、実際の行使に当たっても、個別的自衛権の場合と同様、国会承認を求める考えであります。民主主義国家である我が国としては、慎重の上にも慎重に、慎重を期して判断をしていくことは当然であろうと思います。
 今次閣議決定を受けて、あらゆる事態に対処できる法整備を進めることによりまして、隙間のない対応が可能となり、抑止力が強化されます。我が国の平和と安全をそのことによって、抑止力が強化されたことによって、一層確かなものにすることができると考えています。

(内閣広報官)
 それでは、幹事社、もう一社ですか。どうぞ。

(記者)
 フジテレビの西垣と申します。よろしくお願いいたします。
 北朝鮮問題についてお伺いいたします。本日、北京で日朝局長級協議が行われました。北朝鮮による特別(調査)委員会につきまして、拉致被害者の方を含め、包括的・全面的な調査を行うこの実効性の担保というものがどのようになされているのか、また、日本の独自の制裁解除に値するものになるのかどうか、総理の御認識をお願いいたします。
 また、あわせまして、韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相が30日に韓国の国会の答弁で、日本の制裁解除を含む拉致問題解決に向けた交渉が核問題についての日米韓の協調に影響を与えているのではないかとの認識を示されておりますが、総理のお考えはいかがでしょうか。

(安倍総理)
 日朝政府間協議については、現在も北京において開催されている最中であります。私としては、代表団が帰国後に北朝鮮側の特別調査委員会に関する説明についてきちんと報告を受けた後に、しっかりと見極め、適切に判断をしていく考えであります。現時点で今後の対応についてお答えすることは適切ではないと思います。
 日朝関係を含め、北朝鮮をめぐる問題については、平素から米国や韓国と緊密に連携を取ってきています。我が国としては、今後も引き続き連携していく考えでありまして、日朝政府間協議の開催によって日米韓の連携に悪影響が出ることはないと考えています。

(内閣広報官)
 それでは、これから幹事社以外の方の御質問をお受けいたしますので、挙手をお願いします。
 それでは、真ん中の女性の。はい、どうぞ。

(記者)
 AP通信の山口と申します。よろしくお願いします。
 今回の集団的自衛権を容認するという決定は、日本の国防政策の大きな転換になると思います。これによって、総理は今後日本をどのような国にするというビジョンをお持ちでしょうか。これがいわゆる普通の国になるということなのでしょうか。
 それからまた、抑止力を高め、一層国際貢献ができるという国になるということは、また平和を守るためには、もしかすると犠牲を伴うかもしれないという可能性もあるかもしれないのですが、国民はどのような覚悟を持つ必要があるでしょうか。そして、今回の決定によって一般の国民の私たちの生活には何か変化があるでしょうか。よろしくお願いします。

(安倍総理)
 今回の閣議決定は、我が国を取り巻く安全保障環境がますます厳しさを増す中、国民の命と平和な暮らしを守るために何をなすべきかとの観点から、新たな安全保障法制の整備のための基本方針を示すものであります。これによって、抑止力の向上と地域及び国際社会の平和と安定にこれまで以上に積極的に貢献していくことを通じて、我が国の平和と安全を一層確かなものにしていくことができると考えています。
 憲法が掲げる平和主義、これからも守り抜いていきます。日本が戦後一貫して歩んできた平和国家としての歩みは、今後も決して変わることはありません。今回の閣議決定は、むしろその歩みを更に力強いものにしていくと考えています。また、今回閣議決定をいたしました基本的な考え方、積極的平和主義につきましては、私は首脳会談のたびに説明をしています。そして、それを簡単にした説明書、これは英語やフランス語やスペイン語やポルトガル語や様々な言葉に訳したものをお渡しをし、多くの国々から理解を得ていると承知をしております。
 また、自衛隊の皆さんは、今この瞬間においても、例えばソマリア沖で海賊対処行動を行っています。あるいは東シナ海の上空において、また海上において、様々な任務を担って活動しているわけでありますが、それぞれ、時には危険が伴う任務である中において、国民の命を守るために彼らはその任務を粛々と果たしているわけでありまして、私は彼らに感謝をし、そして彼らのこの勇気ある活動に敬意を表したい、彼らは私の誇りであります。今後とも、彼らは日本の国民を守るために、命を守るために活動していただけると確信をしております。

(内閣広報官)
 はい、それでは、次の方、どうぞ。

(記者)
 総理、毎日新聞の竹島です。
 先ほど御発言で関連法案の作業チームを立ち上げたいというお話であったのですが、今回示された基本方針がやはり国会でどのように議論されていくのかというのは、国民の関心もかなり大きいと思います。グレーゾーン、国際協力、集団的自衛権、この3つについてどのようなスケジュールで法改正に臨まれるお考えでしょうか。

(安倍総理)
 法改正については、これは直ちに取り組んでいく必要があると思います。今回の閣議決定において、今仰ったようにグレーゾーンにおいて、あるいは集団的自衛権において、あるいは集団安全保障において、自衛隊が活動できるようになるわけではありません。そのための法整備、先ほど申し上げましたようにスタートしていくわけでありますが、この法整備についても与党とよく、スケジュールも含めて連絡をして、緊密な連携をしていきたいとこう思っております。
 今の段階では、いつまでにとかいうことについては、これからスタートするところでありますから、まだ申し上げる状況ではないと思います。

(内閣広報官)
 はい、それでは、次の質問をお受けしますが、時間の関係でこれで最後にしたいと思います。では、竹内さん。
(記者)
 日本テレビの竹内です。
 そもそもなんですけれども、集団的自衛権の問題というものに総理が問題意識を持って取り組もうと思った、その何かきっかけとか原点みたいなものは何でしょうか。それをお聞かせください。

(安倍総理)
 小泉政権時代に、いわゆる有事法制あるいは国民保護法の制定を行ったわけでありますが、当時、私は官房副長官でありました。あの時、改めて戦後60年経つ中において、そうした日本の独立、そして国民の命を守るための法制には不備があるという現実と向き合うことになりました。
 その中において残された宿題がまだあった。それは今回のグレーゾーンであり、例えば集団安全保障の中において、PKO活動をする中において、一緒に活動する他国の部隊に対して、自衛隊がもし襲撃をされたときには助けてもらうことになるけれども、逆はないということで果たしていいのか。あるいはNGOの人たちが実際に危険な目に遭っている中において、自衛隊が彼らを守ることができなくていいのか。そしてまた、何人かの米国の高官から、米軍あるいは米国は日本に対して日本を防衛する義務を安保条約5条において果たしていく考えである。
しかし、例えば日本を守るために警戒に当たっている米国の艦船がもし襲われた中において、近くにいて守ることができる日本の自衛艦がそれを救出しなくて、あるいはまた、その艦を守るために何の措置もとらなくて、アメリカ国民の日本に対する信頼感あるいは日本に対して共に日本を守っていこうという意志が続いていくかどうか。そのことを真剣に考えてもらいたいと言われたこともありました。
 段々安全保障環境が厳しくなる中において、正にそうした切れ目のないしっかりとした態勢を作ることによって、抑止力を強化し、そして全く隙のない態勢を作ることによって、日本や地域はより平和で安定した地域になっている、そう考えたわけでありました。今次、その意味において閣議決定ができました。
 私は総理大臣として国民の命を守り、平和な暮らしを守るために、様々な課題に対して目を背けずに正面から取り組んでいく責任があります。その責任において、今回、閣議決定を行いました。

(内閣広報官)
 それでは、予定の時間を過ぎましたので、これをもちまして記者会見を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。