今日はバッハコレギウムジャパン定演でオペラシティ。
鈴木優人マエストロでモーツァルトの最初期の舞台作品「第一戒律の責務」と戴冠ミサ。
演奏されることの稀な作品なので、字幕なしで話の展開が正確に追えたわけではないけど、すっごく楽しめた。
ダメ信者の谷口さんを澤井さん、望月さん、櫻田さんがとっちめる前半ですぐに話に引きこまれ。
中江さんが登場してすごいアリアを連発。谷口さんと櫻田さんのかけ合いが面白く。そして櫻田さんの聴かせどころが続き、どんどん盛り上がって最後の三重唱で感動的に終わった。素晴らしい作品ではないか。2部、3部が喪失したとは実に残念。
後半のミサは、ソリスト、合唱、オケのまさにご機嫌なBCJサウンド。このところオペラばかり観ていた加耒さんが戻ってきたからいっそうらしく感じた。
戴冠ミサ、こんなに華やかなんだっけ。
いつか歌いたいものだ。
それにしても中江さんはミサも素晴らしかった。もうBCJの看板ソリストなんだろう。
BCJのコンサートで期待を裏切られることは100%ないけど、今日ほどの”驚き“が加わること、そうはない。
素晴らしいモーツァルトデイだった。