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IRODORI のドニゼッティ「リタ」

2018-10-05 23:13:17 | Opera

今夜は水戸瞳さんがプロデュースかつ主演のオペラ&ガラコンサートで、江戸川区のタワーホール舟堀へ。
先日、瞳さんが結成したIRODORIのファーストコンサートがとても良かったのと、ドニゼッティのオペラ「リタ」をプロデュースするなんて凄いじゃない、ってちょっと感激。どうしてもリタを観たくなり、桜美林のロ短調ミサの練習はお休みに。

そのリタは3部で、先ずは1部のガラコンサート。IRODORIの榛葉よしとさん、山本竜介さん、お仲間の丹羽広さんの他、町イタでお馴染みの川上智子さん、鷲見香林さん、中川美智子さんがアリアや重唱、歌曲を。
特に川上さんは、学芸大大学院オペラでやるドンジョバンニからアリアと、榛葉さんとの重唱を熱唱。よく声が出ていました。
他のみなさんも良かったですが、やはりIRODORIの3人が素晴らしく、一番ホールを沸かせました。

次の2部は瞳さんが放送児童合唱団で歌っていた時の「親友」4人+丹羽さんの合唱タイム。合唱をやってるぼくにはとても心地よいひと時でした。

そしていよいよリタの開幕。喜劇です。
旅館の女主人が瞳さんのリタで、尻に敷かれている夫が榛葉さんのペッペ。そこにやってくるのが死んだと思っていた元夫、山本さんのガスパロ。さあ、リタはどうなる? 結ばれるのはペッペか、ガスパロか。
面白可笑しいなかに、ちょっとハラハラ、ドキドキするようなストーリー展開もあって楽しく、斉藤和音さんのピアノに乗って3人が歌いまくります。
山本さんは根津の時より数段いい出来で引き込まれました。榛葉さんは今日もきれていて、その上表情豊かな演技で笑わせて
そしてやはり今日は、タイトルロールの瞳さんの日でしたね。
たっぷり歌ってぼくらをうっとりとさせ、コミカルな演技で笑わせたと思うと、ドキッとさせたり。完全に魅了されました。リタは瞳さんにぴったりの役です。

ある日、自分にぴったりの作品を見つけて、瞳さんは小躍りしたんじゃないかな。
で、それをこうしてホントにプロデュースしてしまう実行力。すごいなぁ!
リタはホントに楽しい、小粋なオペラです。オペラ好きはもちろん、初めてオペラを観る人もスーと入っていけて、オペラが大好きになると思います。
各地で開催できるといいですね。
頑張ってください!
今夜はとっても幸せな気分です。ありがとうございました。





























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