METライブビューイング「マノン」

今日はMETライブビューイングの「マノン」で二子玉109シネマ。
予告で眩いほどの美貌に目をひかれたリセット・オロペーサ見たさの初日鑑賞(笑)

登場したのは修道院に入るために田舎から出てきた純真な娘。でもそのわりに会ったばかりのマイケル・ファビアーノとすぐにディープキスしてし同棲。ところが高級娼婦にスカウトされたらすぐにOKして。
あれえ、こんなストーリーだっけえ、って観たの思いだすと.....。
2015-16シーズンのオポライスとアラーニャのは原作通りにアメリカに渡る展開だった。
昨年ミラノスカラ座で観たマリア・ホセ・シーリとアルバレスのは、戦時中に娼婦マノンが逮捕される話だった。
そうか椿姫なみに人気演目で上演多いから、いろいろ変えるのか。

ってな具合に、途中までストーリー展開にやや唐突感も抱いたのですが、オロペーサとファビアーノの熱唱、熱演に引き込まれていきました。
二幕のよりを戻す激情、激愛のシーン。ラストのやつれ果てた瀕死のマノンと、それをなんとかしようとして叶わないグリューの絶望。
感情移入して、感激しました。

観客もファビアーノにすごい歓声。オロペーサにはそれ以上の大歓声。
オロペーサはキューバ系アメリカ人。
こんなに歌える歌唱力、情感豊かな表情、演技。はっと目をひく美貌。プロポーションまで完璧で。
大スターになるような気がします。