皆さんの2007年は如何でしたか?私の2007年を表す一言は『快』(早い)の一言に尽きます。今年のお正月が終わったと思ったら、今年はもう年越し、来年のお正月は目前に迫っています。
…とは言っても、中国の年越しは二月の旧正月(春節)がメインなので、元旦はそれほど賑やかではなく、いまいち年越し…って感じはありません。私はこの元旦も日本に帰らず、夫も広州には帰って来れないので、一人寂しく新年を迎える事になりそうです。あ~あ、本当は友人達とパーっとカラオケでも行って豪遊したい所なのですが、皆、日本に帰ったり、旅行に行ったり…、寝正月だったりと各人各様に新年を迎える事になる様です。
祝日はどこに行っても人だらけの広州なので、あまり出歩かない方が良いかも知れません。昨年、私の友人でお正月に遊びに出かけたら、街中で財布を掏られた人がいたので、やっぱり人が多い所では要注意です。
さて、12月13日から公開になっている新作映画『投名状』の公式漫画である『投名状』漫画と『投名笑状』(ギャグ版四コマ漫画)が日本の大阪に在るチャイナセンター(中華中心)で販売される事になりそうです。
前回の記事で、『投名状』公式漫画がチャイナセンターさんに近日入荷&販売されると言う情報を紹介しましたが、今回はそれに引き続き、チャイナセンターさんから『投名笑状』の四コマ漫画も注文したいと言う連絡を頂戴しまして、年明けにも『投名笑状』の出荷を…と考えています。
今の所、出荷の為の準備段階と言った方が良いかもしれませんが、漫画が無事出荷されて日本のチャイナセンターさんに届けば、『投名状』公式漫画、『投名笑状』と共に日本にいながらにして、購入する事が出来ます!
私としても、ブログの中で作品を紹介した甲斐があったと言う物です!
何でも、この度チャイナセンターさんへ『投名笑状』のお取り寄せについて問い合わせして下さった方は、私のブログで『投名笑状』を見て、チャイナセンターさんにお取り寄せの問い合わせをして下さったそうで、この方とは私のブログ内でもコメントを残して下さったり、メールを下さったりと、この『投名状』の話題や、私が大好きな李連杰の話題を通じて楽しく交流させてもらっています。
お互いに住んでいる所も違えば、生まれた所や育った環境も違っても、共通に趣味を通じて、様々な人に出会ったり、共通の話題を語れる事に対して、本当に人の縁って素晴らしいなぁ…って思います。
私のブログの名前になっている「萍水園」の萍水とは浮き草と水の事で、中国の
故事成語の「萍水相逢」(ヘイスイアイアウ)から取って名づけました。
意味は、「浮き草と水が出会う」様に偶然出会った者同士が知り合いになる事です。「萍水園」とは、私のブログを介して、偶然出会った人達と知り合いになったり、交流を深めたい…、そんな願いを込めて名づけたのです。
さて、さて!漫画の話に戻します。
現在、私の手元には『投名状』公式漫画&『投名笑状』の二種類の単行本があるのですが、この二冊…、両者両様の魅力があって、大人も子供も楽しめる作品となっています。
『投名状』公式漫画(左) 『投名笑状』四コマ漫画(右)
「闇鍋」?二虎の足が鍋の中に!良い出汁が出そう?!
ど~うですか?!
一方はリアルで繊細に、もう一方は登場人物達をデフォルメして可愛らしいキャラクターに。同じ作品を元にしていても、漫画家の作風やストーリーの変化(アレンジ)のつけ方で、こんなにも違った魅力が生まれるのです。
私は廖光祖先生が描く繊細な水墨画調の作品も、NG(李大寧)先生が描くプニプニしたキュートな作品も、両方大好きな作品です。ぜひ、コレクションして欲しい一品です。
12月に映画『投名状』が公開されてから、日本の玩具ショップや輸入書籍販売のお店で、続々と『投名状』関連グッズが入荷されたり、発売前の先行予約を受け付けていますが、作品の登場人物を超リアルに再現した『投名状』1/6マスターピースは、本当に本人そっくりで服装や小物も忠実に再現していて、技術の高さが伺えます。
Movie Masterpiece 投名状 趙二虎 (1/6スケールフィギュア)ホットトイズこのアイテムの詳細を見る |
でも一つ気になったのは、なぜか李連杰のマスターピースがない事!以前、今回『投名状』のマスターピースの製作元であるHotToysとは別会社の ENTERBAY が、李連杰最後のアクション映画になるだろうと言われ、本人もそう公言していた映画、「SPIRIT」の主人公「霍元甲」の12インチフィギュアを製作していたので、もしかしたら版権(ライセンス)契約の関係で
ENTERBAY以外の会社は李連杰のフィギュアの製作が出来ないのかも知れません。※これは私の個人的な考えなので、実際はどんな理由かは分かりません!
ENTERBAY 1/6リアルマスターピースコレクティブルフィギュア JET LI ジェット・リー FEARLESS
しかし、このフィギュアが辮髪姿と言う事で『投名状』の衣装だけ着せたら、そのまんま龐青雲になってしまいそうですね。
同じ李連杰演じる龐青雲、霍元甲、黄飛鴻、方世玉…、みんな辮髪姿が素敵なのですが、今回演じた龐青雲や霍元甲は驚異的な武術達人ですが、暗い過去を持ち、最期は暗殺されたりする人物なので、表情にはどことなく重たい雰囲気があります。李連杰の年齢的な深みを感じさせる白髪が混ざった辮髪や肉が落ちた頬、ボツボツと毛穴が目立つ顔、疲れ切った表情が、バリバリのヒーローだった黄飛鴻や方世玉の頃とは違った中年の渋さがあって、中年になった李連杰も素敵だなぁ…と感じます。
後から詳しく書いてみようと思いますが…映画『投名状』の時代背景が清代後期で良かったと言うお話です。それは何でか??
気になる方は、次回の記事をお楽しみに
去年の12月22日に台北であった、ピーター監督のサイン会に、
台北の友人が行って来てくれたものが
手元に届きましたので、早速拝見しました。
監督はとても親切で、写真集と漫画本2冊に、
ちゃんと私の名前入りで、
しかも3ヶ所丁寧なサインを下さいました。
その際、友人に、撮影や映画について熱心にお話もして下さったようで、
お人柄も伺えて、何だか感激してしまいました。
↑に紹介して下さっているのと
手元の本の表紙が違うのですが、
きっと、台湾と大陸・香港で版が違うのでしょうね、と、
勝手に解釈していますが…。
ギャグ漫画のキャラクターも可愛いですし、
何より、フィギュア、似てますね!!!!
にゃおさん、コメント謝謝!
ピーター監督のサインが貰えて良かったですね!
公式漫画にに二種類あって、一冊は上のブログで紹介している水墨画風のストーリー版、もう一冊はギャグ版となっています。
台湾版の漫画はデザインが違うそうですが、上で紹介しているのは香港版と大陸版の表紙です。フィギュア、本当にそっくりですね。日本で販売される予定ですが、すでに売り切れ続出のようですね。
人気の高さがうかがえます。